近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
徳島城は、標高61メートルの城山に築かれた山城と城山の周囲の
平城からなる、連郭式の平山城です。

西坂口より、山城部(西三の丸→西二の丸→本丸)へあがります。


麓の石垣をよく見ると「野面積み」ではなく、「打ち込みはぎ」に
近い組み方をしている場所がありました。
ほゞ真っ直ぐに上って行くと右斜めに門跡のような石垣が見えてきます。

西三の丸門跡


西三の丸側から見た西三の丸門跡

上中下の三段となっている三の丸を上がります。

西二の丸の手前左手には、一段高くなっている櫓跡があります。

帳櫓(とばりやぐら)跡(4間×4間)

帳櫓の石垣と西二の丸の石垣で筋違いの虎口となり、
ぬけると西二の丸です。


徳島県外地引揚者 慰霊碑
西二の丸跡に昭和45年(1970)8月15日設置(終戦45周年)

西二の丸から上ると右手に「弓櫓」の石垣。正面に「本丸」の高石垣。

「弓櫓」を右に見て折れると、

本丸跡西端と繋がっている弓櫓(ゆみやぐら)跡(7間×8間)

本丸から西三の丸方面(西坂)を見る(左手は弓櫓の石垣)
つづく
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