近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
篠山城の本丸、天守台を見て二の丸北側に建つ大書院に戻ってきました。

床面積:739.33m2、棟高:12.88m(入母屋造り、柿葺)
では、復元された「二の丸大書院」の中にあがります。

内部には襖絵などに囲まれた8つの部屋があります。

日本建築。良いですねぇ。

部屋の周囲には広縁があり、その外側に一段低い落縁が設けられています。

城主の間「上段之間」は、やはり豪華でした。

徳川家康公の命により、藤堂高虎が縄張を担当し、普請総奉行を池田輝政が務め、
15か国20の大名の助役による天下普請により築城した篠山城は、その後、
松井松平家一代(松平康重)、

藤井松平家二代(松平信吉、松平忠国)、

形原松平家五代(松平康信、松平典信、松平信利、松平信庸、松平信岑)、


青山家六代(青山忠朝、青山忠高、青山忠講、青山忠裕、青山忠良、青山忠敏)の
居城を経て明治を迎えました。


孔雀之間(十五畳)
室内には多くの展示物があります。

点字がついた触れる篠山城の模型

鬼瓦と柱の模型

触れない篠山城の模型



良く出来た模型とCG画面で、往時の様子が想像しやすくなります。


つづく
当ブログの無断使用は禁止です。
メッセージにて確認をして下さい。その上で、
文章引用・画像使用の場合は出典元URLを明記して下さい。