~西へ~(93)11日目⑥ 鞭嵜八幡宮(鞭崎神社) | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
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神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

 
                    近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら


続いて、訪れたのも旧膳所城の城門が移築されている神社、
鞭嵜八幡宮(鞭崎神社)です。

          

こちらの門は、保存状態もよく重要文化財に指定されてます。

 

鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめながら進むと、



膳所城の南大手門(移築)です。


 重要文化財 
  鞭崎神社表門
この表門は明治四年の廃藩置県に際し、膳所城より移築されたもので、昭和52年の屋根葺替工事によって、元は、膳所城南大手門であったことが明らかとなった。
門右手には潜戸を設け、控柱は外八双に開く。また、屋根は本柱通りに切妻を掛け、控えにはそれより低い切妻屋根をのせる。そして屋根には膳所城主本多家の家紋である立葵を飾った軒丸瓦や鬼瓦を飾る他、柱、扉等の要所に鉄板を鋲打するなど重厚堅固な意匠となっている。 -案内板より



 表門
昭和二十五年八月二十九日、重要文化財に指定。
 慶長年間(1596-1615)創業の旧膳所城の城門の一つで、明治四年の廃藩置県に際し、鞭嵜八幡宮に移築された。かつては南大手門であったことが銘札から明らかである。
 形式は高麗門(城郭の出入口に設けられる城門の一つ)で、二本の本柱の間に間柱を入れ、潜戸を設け、内側の控柱とで構成される。屋根は本柱通りに切妻を掛け、外八双に開く控柱にはそれより低い切妻をのせ、軒丸瓦および鬼瓦には本多家の家紋である立葵が飾られている。柱・扉等の要所には鉄板を鋲打ちした強固な意匠になっている。
 建立は江戸時代と考えられている。 - 鞭嵜八幡宮公式Webより




門をよく見るのは、お参りの後にして、進みます。


 舞台にも見えますが、


 拝殿

           
                   拝殿前の狛犬

 
鞭崎八幡宮 由緒記
 祭神
聖母大神
住吉大神
高良大神
應神天皇
 創建
白鳳四年(676)人皇第四十代天武天皇の命により大中臣清麿が創建し四町四方を社地とし
矢橋八幡宮神主紀是尚(きよしかみ)をして宝祚(ほうそ)延長を祈願せしめた
示来歴代皇室の尊崇厚く特に孝明天皇 明治天皇 今上天皇よりは幣帛(へいはく)供進代参
御撫物(なでもの)下附等度々あった
東海道北陸方面より京洛に至る交通の要塞であるため鉄道開通までは人馬の往来はげしく古来
歴史上の著名人の多くは此の地通過の節参拝した
源頼朝が平氏を滅し天下平定して鎌倉幕府を創立 建久元年(1190)十月上洛の途当地を通過し馬上
よりムチ(鞭)のサキ(崎)を八幡宮に向けて村人にたずねたので鞭崎八幡宮と云ふ様になった
頼朝は其の翌年神領を寄進し殿舎を再建した天保八年神殿改造の節は仙洞御所より御寄付があった
表門は国宝重要文化財である 旧膳所藩の城門で刑事四年廃藩置県の際に当時の大名であった
本多康穣(やすしげ)主膳正(しゅぜんのかみ)が寄進した
神職は紀氏で現在は其の第四十一代大神正徳氏が奉仕しておられます -案内板より



 随垣に囲まれた本殿


 境内社


   稲荷大明神 
ご祭神:倉稲魂神(宇迦之御魂神、うかのみたまのかみ)
          (須佐之男命の御子)

      
神功皇后と應神天皇をお祀りする社(左)

 金比羅大権現と貴船大神 (右)
金比羅大権現 大国主神でもある大物主大神。
もともとはガンジス川に生息する鰐を神格化した名に由来している。
海上安全の神である。
 貴船大神(たかおかみのかみ)
伊邪那岐神の御子であり、水の神。


大山咋神と蛭子大神
 大山咋神(おほやまくひのかみ)
山末之大主神(やますえのおおぬしのかみ)であり、
大年神の子、須佐之男命の孫。日吉神社東本宮の祭神である。
 蛭子大神(ひるこおおかみ)
恵比寿さん(西宮神社の祭神)と同一。
伊邪那岐神、伊邪那美神の御子である。


 宗源殿






膳所城南大手門をゆっくりと見てから次なる地へ。





                             つづく









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