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奈良護國神社から「河内國一宮 枚岡神社」へ向かいます。

枚岡神社は、河内國に鎮座する一宮2社のうちの一つで、こちらの
御祭神、「天児屋根命・比売御神」が、春日大社に勧請されたので
「元春日社」とも言われています。


神気満ちみちた境内
河内国一之宮 平岡神社
御由緒
当社は紀元前六六三年に、神武天皇の詔(みことのり)によって、現在地の東方、霊山と崇める神津嶽(かみつだけ)に、天児屋根命、比売御神の両神がお祀りされ、白雉元年(650)に現在地に神殿を造営し、山上より遷祀されたわが国有数の古社です。 奈良の春日大社創建に際して、両神が分祀されたことから、春日の元宮とも称えられ、その後、経津主命、武甕槌命が合祀され、四棟並列の美しい枚岡造の御殿が完成いたしました。 「延喜式」では名神大社として祈年・月次・相嘗・新嘗の各祭に官幣を奉られ、殊に春冬二回、勅使を遣わされる等、朝廷より最高の優遇を受け、先の大戦まで官幣大社に列していました。 主祭神の天児屋根命は、祭祀を行なって天の岩戸開きをされたことから、神事を司る神さまとして称えられ、除災招福・開運厄除けのほか、幅広い信仰を集めており、社叢は全国「かおり風景百選」に認定されております。 太古より受け継がれて来たこの聖域には、神気が満ちみちています。この大いなる神気をいただかれ、皆様方の内なる気が蘇り、元気で幸せでありますよう願っております。
御祭神
御本殿
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
比売御神(ひめみかみ)
経津主命(ふつぬしのみこと)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
摂社 若宮社
天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)
末社 天神池衹社
天神・国神 -案内板より


お祭りが行われるのか?参道には天幕が並び、舞台と
音響設備が設置されておりました。

石段下には、狛犬の代わりに「神鹿」が鎮座しております。


なで鹿(神鹿)
御祭神 武甕槌命(たけみかづちのみこと)様が神鹿に乗って旅立たれた故事(鹿島立;かしまだち)にちなみます。 弘化三年(1846)、名工 日下の小平次作で左右の親鹿が仔鹿を優しく育んでいます。 健康と家族の平安、子供の幸せ、旅行の安全等を念じて撫でてください。 -案内板より

拝殿

向拝の彫刻と拝殿の社号額(三條實美公揮毫)

拝殿の先には、中門、随垣に囲まれた本殿が鎮座します。

本殿(文政九年(1826)造営。枚岡造(王子造)
この位置からは3棟しか見えないが、
右から2殿、1殿、3殿、4殿となっており、ご祭神は、右から
比売御神、天児屋根命、経津主命、武甕槌命であります。

河内一宮 元春日
枚岡神社 御朱印
つづく
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