~西へ~(70)9日目⑥ 摂津国一宮 住吉大社Ⅱ | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

 
                    近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら


「住吉造」と言われる本殿は、第一本宮から第四本宮にいたる4棟で、
すべて西(大阪湾)向きになっておりました。


第一本宮から第三本宮までは直列、第四本宮と第三本宮は並列に配置
されており全国的にも珍しい配置です。あたかも大海原をゆく船団のよう
に並び「三社の縦に進むは魚鱗の備え 一社のひらくは鶴翼の構えあり 
よって八陣の法をあらわす」とも言い伝えられてます。


 第一本宮



 ご祭神は、
底筒男命 (そこつつのおのみこと)  で、ございます。


 本殿


 第二本宮(奥に見えるのが第一本宮)



 ご祭神は、
中筒男命(なかつつのおのみこと)   で、ございます。


 
御本殿は「住吉造」といわれており、神社建築史上最古の特殊な様式で
国宝に指定されてます。


     第三本宮                   第四本宮



「住吉造」の特徴は、
*柱・垂木・破風板は丹塗り、 羽目板壁は白胡粉塗り
*屋根は桧皮葺で切妻の力強い直線
*出入り口が直線型妻入式
屋根には置千木と5本の四角堅魚木があります。
周囲に迴廊なく、本殿の周囲には板玉垣、その外に荒忌垣があります。
柱は太い丸柱で礎石の上に立っており、柱間は横板張りで、
正面より前が外陣、奥が一段高い内陣と二室となっております。



 ご祭神は、
表筒男命 (うわつつのおのみこと)(右 第三本宮)
神功皇后  (じんぐうこうごう)
(息長足姫命(おきながたらしひめのみこと))(左 第四本宮)
      で、ございます。




本殿周りの境内社にお参りをしました。

        
 楯の神社 (左)          
ご祭神: 武甕槌命 (たけみかづちのみこと)
別名を楯御前 (たてごぜん) ともいわれています。
本社は鹿島神宮で、御本宮を守護する武神です。

 矛の神社 (右)
ご祭神:経津主命 (ふつぬしのみこと)
別名を鉾御前 (ほこごぜん) ともいいます。
本社は香取神宮で、御本宮を守護する武神です

   
 侍者社(おもと社)
ご祭神:田裳見宿禰 (たもみのすくね)
 相殿:市姫命 (いちひめのみこと)
初代の神主とその姫神をまつり、縁結び・夫婦円満などの信仰を集めます。
絵馬掛けには、さまざまな願いが書かれた絵馬で埋め尽くされています。


        
         摂津国一宮 住吉大社
            御朱印









                             つづく







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