~西へ~(67)9日目③ 大阪護国神社Ⅰ | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

 
                    近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら


大阪護國神社に到着。

      

大阪府下、最大の鳥居(高さ十・三米。柱回り約三・三米)をくぐり、
真っ直ぐな参道を進みます。



 由緒
当大阪には、戦歿者の御霊を恒久的に奉斎する神社がなかったため、支那事変を契機に、府民の間から朝夕英霊にいつでも参拝し、その勲功を常に顕彰申し上げたいとの機運が澎湃としておこってきたため、時の大阪府知事が奉賛会長に就任し、内務大臣指定の護國神社として昭和十五年に創建された。
 御祭神として、明治維新前後の天誅組八柱を始め、西南の役、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争に至る十万五千余柱の英霊をお祀り申し上げている。
 敗戦後は進駐軍の厳しい監視のもと、慰霊祭の禁止、神社名の改称を余儀なくされ、浪速興隆の礎を築かれた仁徳天皇をお祀り申し上げ「浪速宮」と改称して辛うじて存続が許された。
 昭和二十七年のサンフランシスコ講和条約締結後、大阪護國神社に復称した。
先の経過により、奉安殿に仁徳天皇を、相殿には東郷平八郎元帥を御遺髪とともに奉斎申し上げている。
昭和三十八年、遺族を始めとして大阪府民、官公財界の協賛を仰ぎ、本殿、社務所等が竣工、五月二十九日に遷座祭が執り行われた。
 皇室の御崇敬は極めて厚く、昭和四十五年には昭和天皇、香淳皇后に、今上陛下、皇后陛下(御親拝時は皇太子同妃両殿下)には昭和五十三年に御親拝を仰いだ。
各宮殿下の御参拝は二十一回を数える。
五月二十日には「春季例大祭」が、十月二十日には「秋季例大祭」が来賓・遺族多数の参列のもと斎行される。また、四月第一土曜日には「桜の下で同期の桜を歌う会」が開催され、八月十四日・十五日には「みたま祭」が斎行される。いずれも大勢の参拝者で境内が賑わう。
また、境内には地元大阪の師団・聯隊が建立した慰霊碑が二十一基、戦争遺児より奉納の母子像、それに特攻隊員の慰霊を目的にした特攻勇士の像と合わせて二十三基もの碑があり、それぞれ縁りの日に慰霊祭が営まれ、今日に至る。 
-大阪護國神社公式Webより



 拝殿

    

ご祭神は大阪府出身並びに縁故の殉国の英霊10万5千余柱
お祀りしている最も古いご祭神は天誅組に参加され、京都六角獄舎で斬死、と記録にあります。
また奥羽戦争、西南の役で戦死されたご祭神もいらっしゃいます。
大阪護国神社には、明治維新前後から、大東亜戦争まで、その間国内外で起こった戦争に出征され、亡くなられた大阪出身、もしくはゆかりの方々がご祭神として祀られておられます。 -大阪護國神社公式Webより



 拝殿ない



「旭日旗」と「日の丸」が掲げられておりました。

   
 ほまれの宮(祖霊社)
ご英霊のすぐ傍らにて悠久の時を安らかに鎮まります祖霊社「ほまれの宮」
護國神社のご祭神は明治維新以降に戦歿された御霊「英霊」です。
一方、共に戦地に赴き、生死を共にされた「戦友」
戦後、長い月日が流れても癒えることのない哀しみを抱えながら懸命に生きてこられた「遺族」
そんな「英霊」と深い絆で結ばれた方々より「英霊」の側で悠久の時を過ごしたい、今生で叶わなかった思いを添い遂げたい、との切なる願いにお答えするため、本殿西側すぐに位置する祖霊社が造営されました。
英霊が鎮まる本殿の側で悠久の時を刻んでいるそのお社を、当社では「ほまれの宮」と申し上げます。 -大阪護國神社公式Webより





奉安殿(左奥)
仁徳天皇と東郷平八郎元帥をご祭神とする。
東郷元帥は当時同盟国であったイギリスからの帰途、丹波丸の船中で調髪され、
その毛髪を、丹波丸の司厨長が頂いた。ご遺髪は司厨長のご家族から神戸
一中へ寄贈されたが、戦後一時行方不明となってしまった。
そのため後日無事発見されたご遺髪は再び流転することのない様、
護國神社で奉斎されることとなったのである。
ご命日である5月30日には東郷祭が厳粛に執行される。 
-大阪護國神社公式Webより






                             つづく







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