近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
「関西の日光」ともよばれている「紀州東照宮」にきております。

権現造りの社殿(重要文化財)
紀州東照宮 由緒
祭神 東照大神(徳川家康公)、南龍大神(徳川頼宣公)
南海道の総鎮護として元和7年(1621)御創建、和歌浦一に名所の権現様とうたわれた当国隋一の名勝として伝承されている。
関西日光の名に相応しく左甚五郎の彫刻や狩野・土佐両派の絵画等に壮厳された極彩色に輝く社殿は桃山時代の豪華な風姿を示す江戸初期の建築物として国の重要文化財に指定されている。
御鎮座式には勅使下向、慈眼大師天海大僧正が初代別当となり、以来約400年の歴史と伝統は「権現様」として親しまれている。
東照大権現とは薬師瑠璃光如来の神号で所願一切成就・治病厄除開運の信仰深く全国よりの賽者は多い。
祭典としては、御創建以来伝承の「和歌祭」といわれる神輿渡御祭が毎年5月に斎行され、和歌山市全域は祭一色となる。 -案内板より

社殿を囲む瑞垣と入口となる唐門


唐門から先は有料区画で、社務所にて拝観を希望すると
巫女さんが案内してくれます。 たくさん質問をしてしまいました。
*随垣ないは撮影禁止
社殿内外には、黒漆、赤漆が塗られており、複雑な組物や彫刻類には
極彩色を施し、鍍金の飾金具を施してあります。
また、伝・左甚五郎作の彫刻や狩野探幽作の襖絵がありました。

神輿舎
右手前:記念樹の楓樹(ふうのき)
徳川八代将軍吉宗公ゆかりの秘木で 皇居吹上御所庭園に生存、その種子を昭和天皇が日光東照宮に下賜、育成し成木となり当宮におくられました。 -案内板より

社殿側から見た楼門(正面)と社務所(右手)
侍坂を下り、境内社に参拝します。

反橋から見た弁財天社


弁財天社 ご祭神:市杵島比売神(いちきしまひめのかみ)


稲荷社 ご祭神:宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)


権現不動堂 東照宮会館

紀州東照宮 御朱印
つづく
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