近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
捕鯨反対の外人に会えないので、先に見えるデカい鯨の所に行ってみる事に。
(公園に居た方にお聞きすると「最近は少なくなった。今は時期でないから。…」)

太地町立くじらの博物館でした。

館内に入るとドカ~ンとセミクジラの実物全身骨格標本(体長15.2m)

他にもホッキョククジラ、コククジラやシャチなども。

江戸時代から明治時代までおよそ300年続けられた古式捕鯨の様子

2階には、クジラの生態に関する様々な資料を展示してありました。


パキケタス(約5,300万年前(新生代古第三紀始新世初期))


日本国では、昔からクジラは、食べるだけでなく部位ごとに様々に利用
してきました。骨や皮の油は、石鹸、機械油、クリーム、クレヨン、
鉛筆の芯など、くじらひげは、釣竿の先や靴べらに、骨は肥料やエサなど、
多くの製品に姿を変え、命に感謝し、無駄なく利用した。一方欧米は、皮
油などを照明用、機械油に、髭をペティコート、コルセットなどの女性用
下着、乗馬用の鞭、傘の骨などに加工されるだけで、骨とか、肉とか、
内臓はすべて海洋に投棄していました。

展示物の片隅(廊下の様な所)に展示されていたパネル
何でもっと目立つ所に出さないのか。
つづく
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