~西へ~(29)4日目② 太地町Ⅱ(くじらの博物館) | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。


                     近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら


捕鯨反対の外人に会えないので、先に見えるデカい鯨の所に行ってみる事に。
(公園に居た方にお聞きすると「最近は少なくなった。今は時期でないから。…」)



太地町立くじらの博物館でした。



館内に入るとドカ~ンとセミクジラの実物全身骨格標本(体長15.2m)



他にもホッキョククジラ、コククジラやシャチなども。


 江戸時代から明治時代までおよそ300年続けられた古式捕鯨の様子



2階には、クジラの生態に関する様々な資料を展示してありました。


  
 パキケタス(約5,300万年前(新生代古第三紀始新世初期))

 

日本国では、昔からクジラは、食べるだけでなく部位ごとに様々に利用
してきました。骨や皮の油は、石鹸、機械油、クリーム、クレヨン、
鉛筆の芯など、くじらひげは、釣竿の先や靴べらに、骨は肥料やエサなど、
多くの製品に姿を変え、命に感謝し、無駄なく利用した。一方欧米は、皮
油などを照明用、機械油に、髭をペティコート、コルセットなどの女性用
下着、乗馬用の鞭、傘の骨などに加工されるだけで、骨とか、肉とか、
内臓はすべて海洋に投棄していました。

   
 展示物の片隅(廊下の様な所)に展示されていたパネル
   何でもっと目立つ所に出さないのか。








                             つづく







                当ブログの無断使用は禁止です。
                      メッセージにて確認をして下さい。その上で、 
                      文章引用・画像使用の場合は出典元URLを明記して下さい。