北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
展望台「北の防人大湊 海望館」からすぐの「水源池公園」の中には、
「旧大湊水源地水道施設 沈澄池堰堤」がありました。
重要文化財
旧大湊水源地水道施設は,艦船補給用水の確保を主な目的として建設された施設で,横須賀鎮守府経理部建築科の計画及び設計により,明治35年から43年にかけて建設された。
施設のうち,第一引入口は枡形の石造構造物で,沈澄池堰堤は堤長27.5m,堤高9mの重力アーチ式石造堰堤である。
旧大湊水源地水道施設は,東北地方で最初に建設された近代水道施設であり,近代水道史上,高い価値がある。
また,第一引入口及び沈澄池堰堤は,それぞれ特徴的な構法によって築かれた精緻な石造構造物で,明治後期における石造河川構造物の技術水準を示すものとして重要である。
-文化遺産オンラインより


このダムは、旧海軍大湊要港部により明治四十二年に完成されたものです。
アーチ式ダムとしては我が国最古のもので、長い間、旧海軍の水道施設として使用され、その後は昭和五十一年まで第一水源地として市民に水を供給してきました。
ダムの建造は、後に東京丸ビルや三菱銀行本店などを手がけた著名な建築家櫻井小太郎氏によるものです。
溢流口の櫛形アーチの見事な石組み、そして取水口の石造りの美しい姿は、まさに芸術品ともいえるもので、我が国の水道史、産業史の上からも貴重な文化財です。
平成五年四月十六日 むつ市教育委員会
平成 5年 青森県指定重宝
昭和59年 むつ市指定文化財
昭和60年 近代水道百選
平成13年 土木学会選奨土木遺産
平成21年 国重要文化財 -説明板より
公園駐車場での車中泊も考えましたが、可也斜めであり、
寝心地を重視し先に進むことに。

行きにも通った国道279号を南下。

もうすぐ陽が暮れます。


本格的に旅泊地を探しますが、中々ありません。

なんだかんだで、道の駅 浅虫温泉 ゆ~さ浅虫まで来てしまいました。

本日の旅泊地とします。
ゆ~さ浅虫5階の展望浴場にてサッパリし就寝。
第66日目終了
本日の走行距離 214km+フェリー(蝦夷地函館→下北大間 38km)
つづく
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