~北へ~(353)52日目⑥ めし・宗谷丘陵 | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

 
             北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら


大日本帝國海軍の望楼を視て、辺りを散策すると、

   
    間宮堂(宗谷岬 海軍の望楼の横)

小腹が空いたし、最北のラーメン屋という事でIN
舌を火傷するほどの熱々スープ。量も普通の店の2倍はあろうか。
寒い地では嬉しいサービスです。で、味ですが、中細ちじれ麺に
出来合いスープに帆立のエキスを入れた感じ。
観光客相手の食堂ですからね。


 塩帆立ラーメン


宗谷岬の高台・宗谷岬公園の奥に広がる
宗谷丘陵を通り、本日の旅泊地へ向かいます。



宗谷丘陵の周氷河地形
 宗谷岬の背後に広がる丘陵は、高さ20mからせいぜい200mで、稜線も谷も丸みを帯びています。おまけにどこも一面の笹とまばらな低木に覆われているだけなので、どこまで行っても同じように見えるのが、おかしいところです。
 V字型の鋭い稜線や谷を見慣れた方の目には、これらの丘陵はとても日本離れした雄大な光景として映ることでしょう。
  稚内の内陸部を特色づけるこれらの丘陵は、周氷河地形のひとつといわれております。 石の割れ目に入る小さな雨粒でも、凍結と融解を繰り返しているうちに、岩を割ることが出来ます。
 また、地表が凍結、融解の作用を繰り返し受けていると流土現象といい、土壌中で対流が起きてしまうのです。
 稜線の角が崩れ落ちて丸みを帯びるばかりでなく、地表部全体にわたって流土現象などがいっせいにはたらくので、険しい山地も、ついには平坦でなだらかな周氷河性の波状地になってしまうのです。
  この波状の丘陵ができたのは、今から約1万年前に終わった地球最後の氷河時期、ウルム氷河期末期といわれ、いわば氷河時代のなごりと云うこともできます。
 こうした地形は北海道の至るところで形成されたといいますが、開発などで破壊されたケースが多く、現在この美しい地形が最も顕著に見られるのは宗谷丘陵地区といえます。
 明治の中頃までは、丘陵全域にわたりうっそうとした森林が生い茂っていましたが、相次ぐ山火事のため、今では一面笹に覆われています。
-稚内観光情報Webより




 宗谷丘陵に見られるなだらかな斜面は、約1万年前まで続いた氷河期の寒冷な気候のもと、地盤の凍結と融解の繰り返しによって土がゆっくりと動くことでつくられたもので、周氷河地形と呼ばれる。周氷河地形は北海道に広く分布するが、宗谷丘陵では山火事によってその独特な地形が際立っている。日本最北端のこの丘陵には広大な肉牛牧場が広がり、夏季には豊かな自然に育まれた健康な黒牛が放牧されている。
-北海道遺産Webより




美しい丘陵の景観を邪魔する風力発電の巨大プロペラ。
どうしてこんな事をするのだろう。
利権の為?そんなにお金が欲しいのか。



旨そうな牛さんが仲良く座ってました。



放牧場になっているのですね。



仔連れの牛さん。元気に育って美味しい肉になってください。

 

牛さんいつもありがとう。









                              つづく





                当ブログの無断使用は禁止です。
                      メッセージにて確認をして下さい。その上で、 
                      文章引用・画像使用の場合は出典元URLを明記して下さい。