北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
監獄歴史館の次は、二見ヶ岡農場(旧屈斜路外役所)を見ます。

現存する木造刑務所として最古。平成11年に博物館に移築されました。

網走刑務所の農園作業の先導的施設として明治二十九年に網走の
西方丘陵地に「屈斜路外役所」として設置されました。

網走湖、能取湖の二つの湖を願望できる位置に建設されたので、
その後「二見ケ岡刑務支所」として改名。

各建物の建築年代は、庁舎、舎房、炊場が創建当時の明治二十九年、
教誨堂及び食堂が大正十五年、鍵鎖附着所が昭和五年。
当初は各建物が独立して建っていましたが、大正以降、必要な建物を整え、
渡り廊下で接続し、庁舎も改築され、ほぼ現状の農場施設になりました。

講堂では、説法が行われており、

飯を作る囚人、

飯を食べる囚人。

こちらの食堂では囚人たちと一緒に監獄食を食べられる様である。
つづく