~北へ~(124)14日目⑩ 新宮熊野神社Ⅱ | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。


             北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら





福島県喜多方市に鎮座します、新宮熊野神社に来ております。

   
  熊野三社本殿

長床の裏手、石段の上に玉垣を廻らせて三殿が均等に並んでいます。



正面が新宮、向かって左に那智、右に本宮が鎮座しておりました。

   
 那智山飛龍権現

     
   本社新宮証誠殿

      
    本宮十二社権現

(三社とも、間口1間、奥行2間、妻入、向拝付、熊野造り)

   
 長床に隣接して建つ、「文殊堂」「鐘楼」
  (銅鐘は福島県内で最も古く貞和5年(1349)造)


残念な事に明治の初め、廃仏毀釈のあおりを受けて他の神社と同様
多くの仏像や文化財が失われました。

   

残った仏像などは、神社に隣接する宝物殿に保管されております。

    
  木造文殊菩薩騎獅像
 像高116.4cm、獅子まで含めた高さは287.4cmある。インドから砂漠を渡り、文殊菩薩の住処と考えられた中国の五台山に行く姿を表している。脚部や両手、獅子の頭部などは江戸時代の修理により補われたものであるが、他は当初(平安時代)の姿を伝える。-案内板より

  
   木造不動明王、二童子像(江戸時代初期の作)

この他にも国の重要文化財に指定された「銅鉢」などの
貴重な物が展示されていました。
現在は神社近辺の住民で結成された保存会によって
維持管理されているそうである。有り難い事です。


        
         新宮熊野神社 御朱印





               



                          つづく