[源氏(鎌倉幕府)ゆかりの神社(10)のつづき]

「山二つ」と呼ばれる鞍部(大きな海食洞の天井部分が陥没した跡)から
奥津宮を目指して進んでいると珍しい石碑がありました。


多紀理比賣命をお祀りする奥津宮(本宮)に到着です。

御社殿(入母屋造り)天保十三年(1842)再建。
昭和五十四年(1979)御屋根を修復


狛犬


拝殿天井には江戸の絵師酒井抱一の、どこから見ても、こちらを睨んで
いるように見える「八方睨みの亀」が描かれてます。
(現在、拝殿にあるのは複製で本物は社務所にあるらしい)



ご本殿 平成二十三年(2011)170年ぶりに改修
奥津宮の隣、岩屋本宮の真上にあたるところには、
龍宮(わだつみのみや)が鎮座されております。


ご祭神は、
龍宮大神 で、ございます。


陽も傾いてきましたが、源頼朝公の命により弁財天を勧請した
岩屋本宮に向かいます。


(また下りか。帰りがつらそう。)
つづく