海からの視点で周防大島町及び周辺の海洋環境を体験し、

海からの地域づくりを考える巡検航海を実施します!


【日時】2024年7月25日(木)午前 8:30~12:00  (予備日同26日)

【航海の概要】

大島商船高等専門学校の実習船「すばる」(長さ:14.5m、14総トン)に乗船して、解説を聞きながら船上から海洋環境を体験し、巡検航海を実施します。

1)周防大島南西岸から上関海峡及び長島にかけての自然環境

2)ニホンアワサンゴ海域の特色

3)航路上の浮遊ごみ及び沿岸部への漂着ごみ状況確認

4)航路上の3か所程度での水温観測、透明度調査

【募集人員】

 10名(小学生以下は保護者同伴、中高生単独の場合は保護者同意書)

【参加費】

  2,000円/人(当日現金でご用意ください)

【応募方法】(申込み先着順)

  次の応募フォームに住所・氏名・年齢・性別を記して応募してください。

    ☆応募フォーム

※妊娠中の方、健康に不安のある方、介護者の同伴が必要な方、歩行に際し補助具等が必要な方及び車椅子 等をご利用の方の乗船は、船体構造及び安全上の観点からご遠慮いただく場合がありますので、事前にお問い合わせください。

【問合せ先】 

海辺の会 (担当:田中貞徳 電話090-7507-2821)


via 海辺の会-周防大島-
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沖縄ならサバニ
ハワイならアウトリガーカヌーと
それぞれの土地に昔ながらのローカルな船があるなら
瀬戸内には伝馬船(大人3人ぐらい乗れる小型の手漕ぎ船)が良く似合う

 


写真は宮本常一記念館前に展示してある木製の伝馬船


海辺の暮らしぶりが残る周防大島
地元の諸先輩方と話をしていて
盛り上がる話題のひとつが伝馬船
この船のことを聞くとほとんどの皆さんが
「こうやって漕ぐんよ」とか「昔は片手で櫓を漕ぎよった」とか
「子どものころ、友だち同士で競争しよった」とかとか
身振り手振りを交えてテンマ魂に火か灯ると言うか
パッと生き生きした表情になるんですよ

かつては身近な遊び場所として海があり
海を学ぶ遊び道具として身近にあった伝馬船
今ではあまり見かけなくなりましたが

どうせ海へ出るなら瀬戸内らしく伝馬船で、と
海辺の会の仲間(生まれも育ちも周防大島)を誘って
初体験してきました

そこで向かったのはとある集落
先生は90歳間近のK先生、

健康のためにも海に出るのが一番いい、と

いまなお伝馬船で海へ出かける
伝馬歴80年以上の大先輩です

 


今回、乗せてもらったK先生のFRP製の伝馬船

私は職業柄、シーカヤックやSUPをしているので
漕ぎ方はシーカヤックで言うスカーリングを
イメージしてましたが
これがなかなか難しい...特に前に進むのが難しくって
なかなか港内から出ることができない
でもでもこれが面白い!!

先生から、櫓を寝かせて漕ぐんよ、等々アドバイスを受けながら
なんとかなんとか港から外へ出かけることができました

 



櫓(これが100年物)で水をキャッチする感覚と海の近さ
動力船とは違った静かな世界
この親水性がとにかく心地良かったなぁ
釣り道具も詰めるし、波と風と潮と対話しながら
ときには帆も立てて海面を走る
夢のような乗り物です

K先生曰く
海に出るのが癖にならにゃーいけん
とのことなので癖になるまでとことん楽もうと!!

と言うことでこの勢いに乗って
海辺の会伝馬船部ができました

上手く漕げるようになったら
この船で体験会を開いたり

海岸漂着ごみ拾いに出かけますので
どうぞお楽しみに

2023年10月1日、地元の道の駅(サザンセトとうわ)のステージをお借りして、夏休みに全国の小中学生を対象に募集した「海ごみゼロを応援してくれるキャラクター」の表彰式を行いました。

イラストを応募いただいた作者の皆様ありがとうございました!

海のエコボックスプロジェクトとは

 

プレゼンターには、周防大島町の藤本町長も駆けつけてくださいました!

 

司会のお姉さんに、キャラクターのどんなところがお気に入りか、どのくらい時間をかけて描いたかなどインタビューを受けています。

 

副賞には、エコボックスを使用する予定の、ふるさと納税返礼品出品事業者さんである、素潜り漁師グループストックさんの海産詰め合わせ!

(中の写真とっとけばよかった…)

や、山口県から提供いただいたエコバックに入った、周防大島町のゆるキャラ、みかきん&みかととのぬいぐるみ。

 

 

表彰式に先立って、会場を温めてくれたのが「周防大島町地球温暖化防止活動推進員」のみなさんによる、参加型紙芝居の上演です。

お笑い芸人でゴミ清掃員の、マシンガンズ滝沢秀一さんがつくった「ウエィスティーとゴミ山の住人」という、ゴミ分別が学べる紙芝居。

上演チームは、町内での出張上演も行っていますので、ぜひお声掛けください!とのことでした。

 

最後は、近くにある真宮島で、ビーチクリーンも行いました。

発泡スチロールの浮きや箱、それが粉々になったものがたくさん。。。

大きいうちに拾うこと、海に流れださないようにすること、そもそも使う量を減らすこと。

色々な段階でできる人ができることをちゃんと取り組まなければ、問題は解決に向かわないな~と感じます。