かつて四国の国鉄と言えばディーゼルカーでした。ガラガラうるさいディーゼルカーは発車のベルが鳴ってもさっぱり加速せず、車内はいつもディーゼルスモークの臭いで満たされ、快適とは程遠い乗り物でした。
その予讃線に久しぶりに乗ってみると電化されていて、しかも振り子電車らしくめちゃくちゃ傾いてコーナーに突入して行くのですが傾いてもさほど揺れず130㎞運転を楽々こなします。
駅に止まると可愛い看板が、
松山からはディーゼルカーですが、これが山の中の勾配のきつい線路をぐいぐい上ってゆきます。かつてのディーゼルカーとは全く別の乗り物になっていました。
ただし、エンジン音だけは、昔の10割増し位でうるさくなりました。安栄のエンジン音にも通じるかん高い騒音で何も聞こえなくなります。
ともあれ、宇和島に到着しました
熱帯にしかなさそうな背の高いワシントンヤシがお出迎えです



