2024年5月25日(土)に投稿した記事『朝食は強力粉で作ったイタリア風チャルダのパンケーキ』でお伝えしたチャルダを作った際の残りの強力粉で久しぶりに食パンを焼くことにしました。

 

 

それでも強力粉の量が足りなかったので少しだけライ麦粉を加えて練り上げました。いい感じで焼き上がったと思います。

 

 

オーブンの下段で焼いたら少しだけ焼きムラができてしまいました。いい感じでコンガリとしてパリッとした食感です。

 

 

そして、食パンのお供がこちらになります。常備菜の人参とキューリのサラダ、青海苔バター、イチジクジャムです。

 

 

これは、私が手作りした青海苔バターです。青海苔とバター、塩少々を混ぜただけのスプレッドですがヨード補給バセドウ病予防の為)になります。個人的には、味噌汁は食べない人なので(嫌いではないが)、ワカメや海苔を食べることが殆どないので丁度良いですね。

 

 

こんな感じで焼き立ての食パンに青海苔バターを塗って頂くと美味しいです。

 

 

少し時間が経つと青海苔バターが溶けて、食パンに浸み込んでくるのでもっと美味しくなりますね。

 

 

 

このフランス産の「Le Beurre Bordier」と呼ばれる青海苔バターをご存知ない方は、これは私が開発した日本的なバターだと勘違いしていらっしゃるかも知れません。しかし、この「Le Beurre Bordier」を初めて食べたのが、2019年10月20日(日)にTADAKU主催アルザス料理教室に参加した際にでした。

 

 

そもそも、この青海苔バターを作り始めたのは、こちらのYOUTUBE動画で紹介された乳製品製造業を営むジャン・イヴ・ボルディエ氏(John-Yves Bordier)です。ノルマンディー海で育った海藻をバターに混ぜ込んだものを1986年に作り始めたようです。

 

 

※ この「Le Beurre Bordier」に混ぜ込まれている海藻は紫色をしていて青海苔っぽくありません。恐らく、熱湯に通していないからなのではないか?まあ~、一方的に考えています。

 

 

常備菜のキャロット・ラぺにマリネしたキューリ、ニンニクなどを混ぜたものです。結構、美味しいです。

 

 

業務スーパーで売られていたイチジクジャムです。最近、このイチジクジャムにハマっています。

 

 

これも業務スーパーで売られているニュージーランド産のバターです。因みに、ユダヤ教コシェル食事規定認定のものではないです。

 

 

このニュージーランド産バターが少し残っていたので青海苔バターにすることにしました。

 

 

そして、こちらがドイツ産のヨード入り岩塩です。先ほどお伝えしたように、個人的には味噌汁やおにぎりなどの海藻類が入っている料理を普段食べていないので、こうして岩塩にヨードを加えた「ヨードザルツ(Jodsalz)」を使っています。別に日本産の藻塩でもいいんですけどね。

 

 

そして、青海苔とバター、塩少々を混ぜるだけでできあがります。

 

 

でも、バターって冷蔵庫で冷やしておくと硬くなりますので、そう簡単には混ざらないので湯煎にかけて溶かしました。

 

 

そして、こんなに美しい青海苔バターができあがりました!

 

 

 

今回は、強力粉が足りなかったのでドイツ産ライ麦粉を少し混ぜました。

 

 

パン生地を練る際の調整は季節によって異なるようですので、少しずつライ麦粉を加えて状態を見ながら練りました。

 

 

食パン型には予めバターを塗っておきました。

 

 

練り上げたパン生地を3等分にする際、1個の団子が147グラムになるように量ってから

 

 

パン生地の団子を丸くして形を整えて

 

 

食パン型に入れて発酵させました。

 

 

室温で1時間ほど発酵させました。

 

 

オーブンで焼く前に卵液をパン生地の表面に塗ります。

 

 

いい感じで美しい山型に膨らんだ食パンが焼き上がりました。

 

 

しかし、側面には直接オーブンの熱が伝わり難いの若干焼き色が足りない感じもしますが、ちゃんと内部まで火が通っているので大丈夫です。

 

 

そして、ライ麦粉を加えてみたものの、それほどライ麦粉の色が出ていないので良かったです。一般的かどうか分かりませんが、ライ麦粉の種類によってパン生地が灰色になるものもありますので。