2019年10月20日(日)、最近2019年4月に開校予定の英語教室が12月から無料体験レッスンを開始するというので毎日準備で忙しくTADAKU主催のお料理教室に参加する暇がありませんでしたが、久しぶりに今回はTADAKU主催アルザス料理教室に参加してみました。今回の参加費は6500円でしたが、実質はそれ以上のもので十分楽しむことができました。
今回、アルザス料理を教えて下さったのは・・・パリ出身でアルジェリア人とブルターニュ人のハーフのエルワンさんです。現在、東京にある商社にお勤めですが、将来の夢はフランス食堂を経営することなのだそうです。 そんな感じでワインにとてもお詳しかったです。
このフランス産のブリーチーズを発酵させ過ぎたドイツ語ではStinke Kaeseと呼ばれる若干納豆臭いチーズ「Époisses」は日本でも買うことができますが、先日フランスからお友達が持ち込んで下さったそうです。
この若干発酵し過ぎたブリーチーズはフランスでは500円くらいだそうですが、日本の輸入品を扱う専門店では2000円ほどで売られているとのことです。確かに、ドイツでもシュリアバッハー(Schlierbacher Schlosskäse)とかは3ユーロくらいで売られていたので1個買うと1日で全部食べていましたからね・・・。
この年齢になってやっとワインを少しだけワインを楽しむようになり、皆さんがおっしゃるワインとチーズのマリアージュの意味がやっと分かるようになりました。
このアルザス産ワイン「Gewurztraminer Reserve Domaine Meyer-Fonne」の[gewuertz] はドイツ語でスパイスを意味します。ほんのりスパイス風の味わいがします。
トッピングされているのはキュンメル(クミンシード)です。
このフランスパンはスーパー店で買ったものですが・・・、こんなにフランスパンが美味しいと思ったことがありませんでした。ワインとチーズとフランスパンのマリアージュって最高です!
そして、こちらもフランスからお友達が調達してきて下さったという・・・チーズに海藻がミックスされたバターです。
確かに「Algues」と記載されています。ドイツ語でも海藻の意味で同じですよね。
何となく・・・フランスの海藻って茶色なの?っと思ってしまいますが、とても美味しかったです。
こちらは、麻布十番にある輸入品を扱う「NISSIN」で購入したフランス産バターです。私もここで以前、ユダヤ教食事規定で認定されているバターを購入したことがありましたが、やっぱり輸入品なので2000円以上しました。
本当にどちらも止められないくらい美味しかったです。
そして、こちらがアルザス産ワイン「ドメーヌ・メイエ・フォンネ リースリング・レゼルヴ」です。
やっぱりエルワンさって流石です。ちゃんとお料理に合うワインを選んで下さっています。
ドメーヌ・メイエ・フォンネ リースリング・レゼルヴ [2016]750ml
2,728円
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因みにこちらのお料理は「Choucroute garnie (シュークルート・ガルニ)」です。ドイツにもありそうですね。
ご自分で作ってみたい方は・・・こちらをご参考になさって下さい!
予めソーセージを茹でておきます。
これってドイツではチューリンガーと呼ばれるソーセージですが・・・、アルザスのソーセージだそうです。
ドイツ産のザワークラウトと イタリア産のオリーブ油です。
まず玉ねぎをたっぷりのフランス産バターで炒めたら
次にドイツ産のザワークラウトを入れて
スパイスを少々加えて・・・
アルザス産のワインをたっぷり入れて、 ハムやソーセージも入れて煮込みます。
この際、塩コショーはせずハムの塩気を生かします。
ザワークラウトにお肉のお出汁が浸み込んでいて美味しかったです。
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次に、フランス風チキンのクリームシチュー「Coq au Riesling (鶏肉のリースリング煮)」です。日本ではインスタントのクリームシチューしか作ったことありませんでしたが、ちゃんと真面目に一生懸命作ると本格的な美味しいシチューができることを知りました。
ご自分でチャレンジしてみたい方は、こちらをご参考になさって下さい!
玉ねぎを炒めてから、鶏肉を皮の部分から先に焼いて両面に焼き色を付けたら・・・
アルザス産ワインを1本入れてしまいます。鶏肉が煮えるまで弱火で煮込みます。
そして、最後にマッシュルームなどの具材を入れ、手作りのホワイトソースを入れて煮込みます。
やっぱりお水が入っていない、ワインだけで煮込むクリームシチューって人生の中で一番美味しいシチューでした。
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こちらは、アルザス風サラダ「Salade strasbourgeoise (ストラスブール風サラダ)」です。
ジャガイモは別鍋で茹でておきます。
ソーセージの輪切りなどを盛りつけたら・・・
フランス産ディジョンマスタードを加えたドレッシングをたっぷりとかけて出来上がりです。
今回、サラダに入れたエシャロットです。実は、これ玉ねぎくらいの大きさで驚きました。
このアルザス産ワイン「アーサーメッツ クレマン ダルザス (Arthur Metz)」は世界で一番有名なアルザス産ワインだそうです。
「Metz(メッツ)」と聞くと明らかにドイツ語ですが、アルザス地方の半分はフランス領、もう半分はドイツ領になっているのでフランスではあるけれどもドイツ語名の地名も多くあるそうです。
エルワンさん、フランス食堂を経営するのが将来の夢だとおっしゃっていましたが・・・、全身黒いシャツとパンツにエプロンまで黒色だなんてオシャレですね。流石はフランス人です、洗練されています!
やはり今回集まった参加者の皆さんもこの「アーサーメッツ クレマン ダルザス 」を試飲してみたい方ばかりでした。
「アーサーメッツ クレマン ダルザス 」のコルクはシンプルなデザインでした。
やっぱりワインってコルクのデザインを見るのが楽しみですよね~!
100円ショップで買った小型のまな板に半分に切ったコルクを貼り付けて鍋敷きを手作りされていました。 なるほどね~!私もこのアイデアを頂きました!やってみようっと。