2024年4月28日(日)に中目黒にある聖ミカエル教会のお庭に生息していたディルをポーランド人シスターから頂いたので、そのディルを使って料理してみました。
この聖ミカエル教会のお庭にこれでもか?というくらいに生茂っていたディル(イノンド)。売られている場所では売られてるんでしょうけど・・・、私が住む地域のスーパー店ではディルが売られているのを見たことがないですね。だから、私のとっては貴重品なので、来週の日曜日に聖ミカエル教会に行った際にポーランド人シスターから1苗頂くことにしました。
そして、ポーランド人シスターが「沢山あるから持ってって!」と言われ、差し当たり来週の日曜日まで時間があるのでディルを6束ほど摘み取って私に下さいました。料理をする楽しみが増えました、有難うございました!
もしかすると・・・、日本でもこのディルをご存知の方もいらっしゃると思います。
私が2006年まで北ドイツで暮らしていた頃には、ディルは生のものでも乾燥されたものでも一般の小売店で売られていましたので気軽に使っていましたね。ローズマリーや月桂樹、タイム、キャラウェイシードやクミンのように香りが強くないので個人的には好きです。現在、ローズマリーはベランダで育てていますが、全く活用していないです。クミンは中東料理を作る際に時々使っています。
[ディルの効能] の上の欄を読むとダイエットに効果がありそうなことが書かれてありましたので、ディルティー(ディルのお茶)にして頂いてみることにしました。
やっぱりね、最初はね、ディルの茎の部分を捨てていましたが、こうしてディルのお茶として活用するのもいいんじゃないでしょうか。白湯生活するつもりでディルのお茶を飲むのも良いかも知りませんね。
まあ、実際にね、ディルのお茶なんて大して何の効果もないかも知れません。でも、「ハーブティーやぞ!体にいいもん飲んどるんやぞ!」と思いながら飲むと何かいいことしている気分になります。こういうのデトックスウォーターって言ったっけ?
先ず最初に、スモークサーモンと玉ねぎ、ハサミで切ったディル少々をマリネしたものを3時間ほど冷蔵庫でマリネ液を浸透させた後にプンパニッケルにディルと共にトッピングしてみました。
プンパニッケルに塗ってあるのはマヨネーズです。
個人的に、今までの人生の中でユダヤ教コシェル食事規定のルールに従った食生活をしていましたが、ベジタリアンであったことは一回もありません。
※ 私が考えるには、食生活というか食文化って恐らく信仰している宗教と関係していると思うのです。だから、ヨギーニの方であればベジタリアンのルールを重視したり、ユダヤ教コシェル食事規定のルールに従うのであれば肉と乳製品を6時間以内に胃の中で一緒に消化させないなどの決まりがありますので、私としては可能な限り動物の肉を食べないようにしています。それでも、外科医の石黒成春先生のYOUTUBE動画『現代人の食生活と脳に与える影響…??食は危険』で菜食主義の食生活は危険だとおっしゃっていますので卵や乳製品だけは食べるようにしています。
トマトのマリネもトッピングしました。
このドイツ産のプンパニッケル、確か1年前に買ったと思ったのですが・・・、賞味期限が4月30日(火)となっていましたので消費することにしました。
※ 因みに、この撮影をしたのが2024年4月28日(日)です。
プラスチック製の容器に入っていましたが、角っこが少し割れていますね。落した際に割れたんだと思います。
プンパニッケルは酸っぱくなるまでサワー種で発酵させてあるので大丈夫です。
スライスした玉ねぎとディルを混ぜたマリネ液を作ることにしました。
業務スーパーで買った498円の冷凍スモークサーモンを見つけました。
水道水で解凍した方が良いのか迷いましたが、冷蔵庫で一夜置いて解答しても大丈夫でした。
そして、最後のディルと白胡麻をトッピングしてできあがりです。
2024年4月30日(火)、讃岐うどんにトマトとスモークサーモンのマリネとディルをトッピングしたサラダうどんを作りました。
上から見るとこんな感じです。ストレート出汁をスープにしました。
ディルが大好きなのでたっぷりとトッピングしました。
最終的には全体的に混ぜてから頂きます。
やっぱり讃岐うどんの太い麺に合いますね、ディルの香りと小麦粉の味がマッチして美味しいです。
一応、トマトとスモークサーモンのマリネも冷蔵庫で一夜漬け込みました。
2024年4月29日(月)、キャンベルス社の缶入りスープ(オニオンスープ)にジャガイモ、玉ねぎ、人参と押し麦を入れて煮込んだスープにもディルを散らしてみました。
色のアクセントとして生のトマトをトッピングしました。
生のトマトは口直しに丁度良いですね。
ディルが大好きなのでたっぷりと乗せましたが、全体を良く混ぜると強いディルの風味もマイルドになり美味しくなります。
とても美味しいキャンベルスのリゾットでした。
そして、こちらはシンプルにキャロットラぺですね。茹でた人参にスライスした玉ねぎも少々加えました。
茹でたての温かい人参の予熱でいい感じでスライスした玉ねぎも煮えました。
そこにディルを混ぜるだけでできあがりです。
2024年5月1日(水)、やっぱりディルといえば、中東料理のババガヌーシュですよね。ニンニク風味とディルが、これまた良く合います。
一応、ババガヌーシュにもディルを混ぜてありますが、撮影用にトッピングもしました。
トマトのマリネにもディルが入っています。
トマトのマリネ、青ネギ、白胡麻をトッピングしてできあがりです。
ちゃんとババガヌーシュにもディルが混ぜてあるのが分かりますよね。
基本的にっていうか・・・、中東料理なので茄子を丸ごと火で炙って皮を取り除きますが、それは面倒なのでスライスしてフライパンで焼きました。
それをハサミでチャンクします。
業務スーパーで売られているタヒニです。これはギリシャ産なのでイスラム教ハラル認定でもないし、ユダヤ教コシェル食事規定認定のものでもないです。
先ずは、そのタヒニと焼いたナスを混ぜ合わせたら、すりおろしニンニクと砂糖適量を加えて味付けします。
そこに青ネギを加えてできあがりです。
ほんの気持ち程度のディルも入れました。
今回はフランスパンに乗せて頂くことにしました。
スライスしたフランスパンをオーブンでカリッとするまで焼いてからババガヌーシュを乗せて頂くと美味しいです。今回、買った半分のフランスパンもぺろりと完食してしまいました。
そして、こちらのディルとキューリのピクルスを混ぜたポテトサラダは、2024年4月29日(月)の記事『ファラフェル専門店『バロン(ballon)』(中目黒店)』の最後の章でご紹介したものです。
因みに、この器はサラダを入れるものではなく「グレイビーボート(ソースボート)」と呼ばれるものです。グレイビーソースを入れる為の食器ですね。
さりげなく入っているディルですが、これがあるとないでは全く味が異なります。私は大好きですね。
茹でたジャガイモにディルをハサミで切って入れます。
常備菜のキューリと玉ねぎのサラダとマヨネーズを混ぜるだけです。ニンニクと砂糖も少々加えました。
甘酸っぱい酸味の効いた甘くてニンニクの風味がする美味しいディル入りポテトサラダができあがりました。