プリン 2024年4月24日(水)、これまでの人生で最も美味しいプリンを作ることができました。英語でインスタントのミックスなどを使わずに最初から手作りすることを「from scratch」と表現しますが、それですね。

 

今回はインスタントのプリンミックスを使わずに、懐かしい昭和時代のインスタントのプリンの味を再現することができました。

 

(画像提供:奇跡の中身入り ライオン『ママプリン』2箱 昭和レトロ食品)

 

 

下差し 私が生まれたのは、昭和43年8月4日(1968年の申年)ですが、当時はまだハウス食品のバーモントカレーもなくオリエンタルカレーを食べていた時代でした。インスタントラーメンは「トノサマラーメン」でしたね。ブルガリアヨーグルトもガラス製の小瓶に入って売られていました。テレビではフォーリーブスがCMで「チュンミー、チュンミーチュミチュンミー」を歌っていたり、ハイクラウンというチョコレートが流行っていましたね。亜土ちゃんこと水森亜土さんのイラストも流行っていました。

 

そんな時代に、私が子供の頃に食べていたのが、この「ママプリン」というインスタントのプリンミックスで作るプリンでした。

 

(画像提供:奇跡の中身入り ライオン『ママプリン』2箱 昭和レトロ食品)

 

プリン その頃から私はプリンが大好きで毎日おやつに食べていました。私が子供の頃に幼稚園の玄関先で見送りに来てくれた母親と別れる際に「今日は、ママプリンね!」と約束し、幼稚園から戻るとおやつにママプリンを食べていました。昭和40年代の幼稚園でおやつに出るお菓子の殆どがドーナツや最中のような和菓子でしたから、やっぱり子供としては西洋菓子のプリンやケーキは嬉しいですよね。

 

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イタリア  私の父親はアイスクリームが好きでしたので、毎日必ず冷凍庫にはカップ入りのアイスクリームが10個ほど入っていました。ロッテ社の「イタリアーノ」というアイスでしたね。最近は、アイスバーの「もも太郎」を毎日食べているようです。

 

(画像提供:さわやかフィーリング)

 

私の家族は誰一人煙草を吸いませんが、その代わりに甘いモノが大好きでした。

 

私の父方の祖父はゼリービンズが好きでポケットに入れて持ち歩いていました。それがなくなると角砂糖を食べたりするくらいの甘党でした。そんな私はプリンが大好きでした。

 

その内にハウス食品のプリンが販売され始め、ハウスのプリンを食べることが多くなりましたが。ゲル状の食べ物が好きでゼリーとかも好きでしたね。そんな昭和時代でしたね。

 

 

(画像提供:春日井製菓 ゼリービンズ 1kg)

 

 

 

プリン そして、こちらが、全卵4個、牛乳500mlと水500ml、粉寒天1袋、コーンスターチ適量、砂糖適量で、私が昭和時代に食べていたママプリンを再現したものです。

 

 

下差し 日本でいう焼きプリンとは全く異なる滑らかさとテクスチャーであることがお分かりかと思います。カスタードクリームを適量の水で薄めて固めたプリンという感じですかね?ちゃんとカスタードクリームの味がして美味しかったです。

 

 

下差し ベランダで育てていたワイルドベリーの葉っぱですね。緑色の葉っぱならば何でもいいだろう、と思い。

 

 

下差し やっぱり、寒天だけでなくコーンスターチも入っているのでプルンとした食感になりました。寒天だけで固めるともっと硬く仕上がるんですけどね。

 

 

下差し この断面も焼きプリンとは全く異なるテクスチャーであることが分かりますね。ゼラチンっぽくないし寒天っぽくもない、プルンとした食感なのに柔らか過ぎない、それが昭和時代のママプリンなんですね~!

 

 

 

 

下差し 砂糖と水を焦がしたカラメル液をカップに入れておきます。その際に忘れてはいけないのが、カップの内部に少量のマーガリンなどの油脂を塗っておくことです。そうしないと、ツルんとプリンが出ないことが分かりました。

 

 

下差し 全卵4個です。カスタードクリームを作ればいいので、一般的なカスタードクリームの作り方をご参考になさって下さい。

 

 

下差し 牛乳500mlに適当な量の砂糖を入れて煮溶かしてから、室温で牛乳を冷ましておきます。水溶き片栗粉も準備しておきます。

 

 

下差し まあ、砂糖の量は適当と書きましたが・・・、この水色のスプーンに大盛にして5杯入れました。どっさり入れたということですね。

 

 

下差し カスタードクリームを作る前に全卵4個、牛乳500mlと砂糖を混ぜたプリン液を茶こしに通しておきます。

 

 

下差し 恐らく、カスタードクリームって小麦粉を混ぜて作るんだと思いますが、私の場合はコーンスターチを使いました。

 

 

下差し このまま加熱して、スプーンで掻き混ぜながらカスタードクリームにします。

 

 

下差し 粉寒天は1袋4グラム入りでした。この1袋を使いました。コーンスターチで練り上げてあるので1袋で大丈夫でした。

 

 

下差し だから、まあ、粉寒天1袋につき水の量は500mlです。

 

 

下差し その500mlの水を加えて煮溶かした寒天液をカスタードクリームに加えて混ぜ合わせます。

 

 

下差し 自家製のカスタードクリーム、作るのが下手でダマができてしまったので茶こしでこしました。

 

 

下差し こんな感じでダマになった部分も茶こしでこして・・・

 

 

下差し そのまま室温で冷ましてから冷蔵庫で冷やし固めました。オーブンでは焼かないです、寒天が入っているので。