上差し 確か、あれは、2024年3月30日(土)の『復活の聖なる徹夜ミサ(上智大学アクティブコモンズにて)』が終わった後のことでした。私がイグナチオ教会サンモール修道会(二コラ・パレ幼きイエス会)の真ん中にある交差点で信号待ちをしていたら、古い伝統的なスタイルの修道服を着た老婦人から歩道の脇に立っていたらスペイン語の台紙が入った不思議のメダイと「堕胎を今すぐ止めましょう」のチラシを手渡されました。

 

 

下差し しかし、残念なことに、その古い伝統的なスタイルの修道服を着た老婦人は『正統カトリック聖母の御国』というカトリック系異端の宗教団体の回し者でした。

 

※ 特に悪いことをしている宗教団体ではないものの、第2バチカン公会議の後に決定された内容に納得が行かず昔ながらの伝統的な典礼や考え方を保持し続けることを優先しローマ・カトリック教会を去った福島県在住の信者の方々が結成したグループです。ローマ教皇の認可を受けておらず、九州で暮らす未だにカトリック教会に復帰していない隠れキリシタンのように毎週日曜日に信者の家に集まってオラショを唱えて信仰生活を続けているように、彼らは信者同士で家に集まり司祭のいないままロザリオの祈りを唱えて独自の儀式をする信仰生活を続けています。

 

その信者であるアッシジのキアラさんのブログ記事「5.信者たちの大きな集まり①」によると「この大会の為に海外から神父を招きミサを行っている(おそらくN氏が理想とする厳格なカトリック信仰に沿っている神父だと思う)」とのことです。可能性として言えるのは、グアテマラ在住の司祭かと思われます。

 

私からすれば、この『正統カトリック聖母の御国』というカトリック系異端の宗教団体は、九州地方の未だにカトリック教会に復帰していない隠れキリシタンの方々で構成されるオラショを唱えるグループにも似ているし、それに聖ピオ十世会(SSPX)の考え方がプラスされた宗教団体のようです。しかし、だからといって悪い人たちではないです。

 

 

 

下差し この不思議のメダイは、ローマ・カトリック教会で認定されているものです。これを無料で待ちゆく日本人たちに配布していらっしゃいました。

 

その回し者であろう古い伝統的なスタイルの修道服を着た老婦人に1000円ほど寄付して上智大学の復活祭で頂いたパンをお上げしましたが、多分ですが、それが修道会の財源になっているのかも知れません。又は、昼間は仕事をして夕方に修道服に着替えて不思議のメダイとチラシを配布しているのかも知れないですし。

 

 

下差し スペイン語で書かれてあるということは・・・、南米のグアテマラってスペイン語ですよね?

 

 

下差し 日本での『正統カトリック聖母の御国』の修道院があるのはこちらの福島県の森の中です。かなり大きな修道院です。住所は、福島県須賀川市松塚字姥作33番2号です。

 

 

 

 

鉛筆 サレジオ教皇庁大学(トリノ支部)トリノ大学宗教運動社会学について教える傍ら、キリスト教系新興宗教をご研究されているイタリア人の教授のピエール・ルイジ・ゾッカテッリ氏(PierLuigi Zoccatelli)が調査をし正統カトリック聖母の御国』についてまとめて下さっていますので、それを和訳してご紹介致します。

 

 

下差し リンクを開けない方の為に画面ショットもつけておきます。

 

(画像提供:Seibo No Mikuni, a Catholic Apocalyptic Splinter Movement from Japan)

 

<和訳始め>

 

ピエール・ルイジ・ゾッカテッリ著。 2000年8月29日から31日までの3日間、ラトビアのリガで開催されたCESNURの第14回国際会議で発表された論文。暫定版。 作者の許可なく転載することはご遠慮下さい。

 

正統カトリック聖母の御国は、1970年2月11日に根本幸雄 (1925-1988) によって日本に設立されました。 日本での退廃主義的なカトリック信者によって構成されるグループ(つまり、ローマ教皇庁は「空位」であり、ヨハネ・パウロ二世は「正当な」教皇ではないと主張するグループ)の一つであり、終末論的な兆候として中絶に特に焦点を当てています。 (中絶・堕胎に対する懸念は、キリスト教徒以外の日本の宗教界にも広く浸透していますが)。 創設者の伝記については殆ど知られていません。 創設者である根本幸雄は25歳でローマ・カトリック教会で洗礼を受けて改宗し、1965年にけがれなき聖母の騎士会The Militia of Mary the Immaculate)に加わり、第2バチカン公会議後にローマ・カトリック教会を離れ、イエス・アンド・メアリー・根本幸雄の養子名で正統カトリック聖母の御国を設立しました。 しかし、この活動は実際には聖母マリア(聖母の御国の最高司令官と呼ばれる = マリア信仰)によって創設されたものであり、「聖母マリアの勝利」がそのモットーであると根本幸雄は主張しました。

 

正統カトリック聖母の御国の目的は、この活動の公式雑誌「モーニングスター」で説明されているように、イエス・キリストと聖母マリアに神の栄光と人類の救いを求め、真のカトリックを擁護し布教することであるとのことです。カトリック信仰としての正統の教義、崇拝の儀式を促進し信者を聖化して育て、この世の終わりの日に救いの箱を建設して無原罪のマリアの勝利のために働くことに重点を置いています。

 

正統カトリック聖母の御国の活動は以下の3つにまとめられます。

 

① 明けの明星の教えを継続すること。 正統カトリック聖母の御国は、真のカトリック教義を擁護し無原罪であり真の明けの明星である聖母マリアの取り次ぎによって終末論的な真実を全世界に説くと主張しています。


② 聖マリア教会 を聖化すること。 正統カトリック聖母の御国は、救い主イエスとの共贖者マリアである聖母マリアの恵みによって、霊と真理における真の礼拝を捧げます。 この世終わりの日と考えられている現在、ロザリオの祈りは正統カトリック聖母の御国の会員にとって特別な拠り所です。


③ 聖母の宝庫を管理すること。 正統カトリック聖母の御国は、全ての恵みの仲介者である聖母マリアを通して、再度、その会員と人類一般の救いを目指して努力しています。

 

正統カトリック聖母の御国の会員たちがこの活動に参加する為には、以下の5つの条件を満たす必要があります。

 

① 聖母マリアの 3 つの特権、すなわち無原罪懐胎聖母マリアの被昇天(ローマ カトリック教会によってすでに教義として宣言されている)、及び、聖母マリアによる普遍的仲介に関する教義を信じるべきです。 この最後の教義(聖母マリアによる普遍的仲介に関する教義)は、1981年 1 月 6 日に根本幸雄によって宣言されました。 この教義(聖母マリアによる普遍的仲介に関する教義)については、ローマ・カトリック教会内に多くの信奉者を抱えていますが、ローマ・カトリック教会においても批判者もおり公式なものとはみなされていません。 根本幸雄は信者たちに毎年5月の第2日曜日に「全ての恵みの仲介者の祝日(Mediatrix of all graces)」を典礼暦に組み込むよう指示しました。カトリック典礼用語では、この祝日は正統カトリック聖母の御国によってクリスマス・オクターブ(12月25日から数えて8日間や毎年イースターから3週後の日曜日から2週間催される聖母マリアを称える期間)含むの第一級の二重祝日として分類されています。

 

② 正統カトリック聖母の御国の会員は、正統カトリック聖母の御国が末日における唯一の真のカトリック教会であることを認識すべきである。

 

③ 正統カトリック聖母の御国の会員は、現在のローマ・カトリック教会が第2バチカン公会議以来急速に腐敗し、黙示録17章1節 の「大淫婦」に自らを変えてしまったことを認識すべきである。

 

④ 会員は、ヨハネ23世パウロ6世(ヨハネ・パウロ2世を含む)以降のローマ教皇は反キリストであり、黙示録13章11節の野獣であると宣言すべきである。

 

⑤ 上記の理由により、正統カトリック聖母の御国の会員は公然とローマ・カトリック教会のバビロン捕囚から脱するべきです。 

 

一旦、新しい会員がローマ・カトリック教会を離れたら、ローマ・カトリック教会のミサに再び出席すべきではありません(これは無効とみなされます)。 通常、正統カトリック聖母の御国には司祭がいない為(また、この活動には新しい司祭を叙階する権限があるとは考えていない)為、会員たちは各々がミサに参加する代わりにロザリオの祈りを捧げ、個人の家の前で霊的聖体拝領の行為を行わなければなりません。もし会員の誰かが大罪を犯した場合、完全な悔い改めがあれば赦されます(告白の秘跡は受けられませんが)。

 

(画像提供:Seibo No Mikuni, a Catholic Apocalyptic Splinter Movement from Japan)


◎ ローマ・カトリック教会の現状に対する正統カトリック聖母の御国の立場を以下のの五つにまとめています。

 

① ヨハネ23世とパウロ6世以来、ローマ教皇たちは反キリストであり野獣であり、あらゆる種類の邪悪な欺瞞を行い、全ての正統な教えを破壊または歪曲し、ローマ・カトリック教会と全世界を誤解させてきました。

 

② 現在のローマ・カトリック教会は、汚れた霊の集まりによって教会を大淫婦に変え、大きなバビロンと化した公会議である第2バチカン公会議によって急速に恩恵を失いました。

 

③ 現在のローマ・カトリック教会は、2つの救いの条件(キリストの十字架と聖母マリア崇拝)を放棄して倒錯し、地上の救いと平和を主張してきました。 従って、現在のこの教会には救いはありません。

 

④ 主の御言によれば、聖母マリアとその子孫(真の信者)は、真のカトリックを守るために、現在のローマ・カトリック教会を出て荒野に逃げ正統カトリック聖母の御国を建てましたということになっています。

 

⑤ 現在、この世の終わりの日(黙示録の時代)、聖母マリアの時代、そして、カトリック信者が創世記の中で「原福音(proto-Gospel)」とみなすものの約束(すなわち、女性の幻視が明らかになった時代)であって、あの蛇の頭を打ち砕くであろうマリアと共に)は満たされます。 聖母マリアとその子孫は野獣に打ち勝ちます。

 

聖母マリアに言及する正統カトリック聖母の御国の教義の中でファチマの聖母の第三の秘密に特別な位置が与えられています。(通常、多くの「退廃主義者」や周辺カトリック団体と同様、ファチマの聖母の秘密の公式の第三部分とは異なる)ファティマの聖母、2000年にローマ教皇庁によって明らかにされた “The Message of Fatima” )。 この文書には次のように書かれています。「(…)特にサタンは科学者の心と精神を混乱させるでしょう。(…)その懲罰は大洪水の時よりも厳しいものになるでしょう。偉大な人も権力者も、卑しい人も弱い人も意志は同じように滅びるだろう。枢機卿は枢機卿に敵対し、司教は司教に敵対するだろう。悪魔が彼らの中に入り込んで反対を引き起こすだろう。ローマ・カトリック教会にも大きな変化が起こるだろう。(…)この災いによって、全てが滅び、無数の人々が滅ぼされるだろう。 (…)私は全ての真のキリスト教徒、この世の終わりの日に使徒たちに叫び続けます。」 上記の「ファティマの第三の秘密」は正しく読まれなければなりませんが、これは正統カトリック聖母の御国にとって黙示録に従った意味があります。

 

ヨハネ黙示録は根本幸雄的な神学において重要な役割を果たしており、彼はその4巻の解説書を執筆しました。 この著書『聖ヨハネの黙示録の解説』は、末日における正統カトリック聖母の御国のメシア的役割を強調しています。 集団としての活動と根本幸雄は黙示録11章3節で言及される2人の証人です。 この種の予言的思索は、差し迫った世界の終わりに関する予言やヨーロッパの階級社会に対する痛烈な攻撃と相まった非常に小さな活動の主な特徴です。 正統カトリック聖母の御国は厳密に言えば、霊名がシスター・メアリー・イマキュレート(無原罪の聖母の意味)という根本幸雄の後継者の女性信者)が率いる修道会に所属する10人の修道女だけを組織の「会員」とみなしている訳です。 根本幸雄の実の娘である霊名がシスター・メアリー・オブ・ザ・アサンプション(聖母の被昇天の意味)も会員であるものの特別な指導的役割は持っていないようです。

 

これら女性信者たちは北日本の福島県に住んでいます。 日本や他の国々にも信徒のグループはありますが、この活動は特にカトリックの司祭を対象としています。 現在、日本から遠いグアテマラに住む司祭がミサを挙げに来ることもありますが、根本幸雄の啓示に全面的に従う司祭はいないようです。 しかし、正統カトリック聖母の御国は、文字通り何千人もの僧侶にさまざまな言語で送られたその文学を通じて、はるかに大きな影響を与えています。 例えばの話ですが、イタリアでは、イタリアの全ての司祭に文書が送られました。 関心を持たない人も多いですが、繰り返し受けたことで、正統カトリック聖母の御国の宗教団体名は、小規模な宗教団体の割にはイタリアでよく知られる存在になりました。 その修道女であった北条信子は定期的にイタリアを訪れていました。 イタリアなどで一定数の司祭が正統カトリック聖母の御国と何らかの方法で繋がりを保ちました。 根本幸雄の黙示録的な主張を共有する準備ができている人はほとんどいなかったものの、聖母の御身的文学は保守派のカトリック界では一定の名声を享受しており、ローマ・カトリック教会の末日の危機に関するより大きな文書群の一部であり、その影響力を過小評価すべきではないことが分かりました。

 

正統カトリック聖母の御国は、英語版で雑誌『The Morning Star』(1989年と1992年の2号のみ発行され)と中絶反対のニュースレター『Abortion in the World』を発行し、英語やイタリア語を含む複数の言語でチラシを発行しています。 根本幸雄の大作『聖ヨハネの黙示録の解説』(全4巻)は日本語のみで入手可能ですが、英語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語の翻訳が修道女たちによって準備されているようです。

 

<和訳終わり>

 

 

鉛筆 個人的な意見として、このピエール・ルイジ・ゾッカテッリ教授が書かれた内容を読んでの感想を言えば・・・、特にこの正統カトリック聖母の御国というローマ・カトリック教会から分派し独自の宗教団体を作ってしまった信者さんたちを責める気は全くないということです。

 

第2バチカン公会議もそうかも知れませんが、日本の平成時代の中期頃から日本でのローマ・カトリック教会の典礼や唱える文句などが変わってしまい、令和時代になってからもエキュメニズムを意識して大きく変化しました。

 

(1)例えばの話、私が15年間のドイツ滞在後に日本へ本帰国したのが2006年3月でした。そして、カトリック教会のミサに参加してショックを受けたのが、聖体拝領前のホザンナで跪いたりする動作が省略されてしまったことでした。しかし、それは日本のカトリック中央協議会で決められた新しいルールであって海外のカトリック教会でのミサではホザンナで跪く動作は継続されています。だから、中目黒にあるドイツ系カトリック教会に通っていたのも、それがあってのことでした。ドイツの教会では今でもホザンナで跪いていますから。

 

(2)「主の祈り」の文章が聖公会とのエキュメニズムを意識して全て書き換えられました。

 

(3)「天使祝辞」の「めでたし」も書き換えられて「アヴェ・マリア祝辞」になりました。

 

(4)「アレルヤの祈り」や「お告げの祈り」、ミサ中に歌うミサ曲、キリエ・レイソン(憐れみの賛歌)、グロリア(栄光の賛歌)、クレド(信仰宣言)、サンクトゥス(感謝の賛歌)、アニュス・デイ(神の子羊)も新しく書き換えられました。

 

(5)令和時代になり「また司祭と共に」も「またあなたと共に」になり、全てが書き換えられてしまい、悲しいことに昔の伝統的な要素を全て失ってしまいました。カトリック教会がカトリック教会でなくなってしまったようで何をどう考えても納得が行きません。

 

 

上差し 2024年3月30日(土)に私と共に「復活の聖なる徹夜ミサ(上智大学アクティブコモンズにて)」に参加して下さったご婦人でさえおっしゃっていましたもん、「全てが変わってしまって、昔の伝統的なままの方が良かった。今では大きな年中行事がある時にか教会のミサに参加していないの。」と。 

 

だから、早い話が、カトリック中央協議会で決められた新しいやり方に納得が行かずミサに来なくなった信者さんが他にも多くいらっしゃると思うのです。でも、その殆どの方々が心の中で伝統を失った教会について悲しんでいるだけであって、正統カトリック聖母の御国という新しい伝統的な典礼を守る宗教団体を作り上げた人々も頭の中は同じだと思うのです。だから、私は正統カトリック聖母の御国という宗教団体に連いて行ってしまった信者さんたちを非難する気にはなれないのです。私だって聖ピオ十世会(SSPX)を支持していたりしますからね。それと同時に伝統的な原点に戻りたい気持ちが行き過ぎて、新しい日本のカトリック教会が嫌で大森にあるユダヤ教超正統派シナゴーグにも8年間通い続けていましたしね。

 

 

 

上差し 今から約40年前に、当時私が通っていた石川県金沢市内にあるカトリック広坂教会の土曜日の夕方6時のミサが終わってから、各々の信者たちがロウソクを手に持ちながら聖堂内の聖母マリア像の前で歌ったラテン語の曲「サルヴェ・レジナ(Salve Regina)」を歌ってみました。

 

下差し とにかく、第2バチカン公会議1962年-1965年)までは日本の全ての都道府県にあるカトリック教会でもラテン語のみのミサが行われていたので、私が受洗した昭和時代にもその名残が残っていて土曜日の夕方にはラテン語の曲「サルヴェ・レジナ(Salve Regina)」を歌い、夜10時半頃に始まるクリスマス徹夜ミサ(ラテン語荘厳ミサ)と復活祭徹夜ミサ(ラテン語荘厳ミサ)ではイタリア人司祭のステファノ神父さまがトリエント・ミサ形式でラテン語で司式して下さいました。私にとってその伝統的なラテン語ミサが正式なミサであるという感覚があり、ステファノ神父さまのラテン語のミサのお陰で「まるでイタリアの教会だ~!」と毎年楽しみにしていました。

 

(画像提供:加賀藩 客将 高山右近ゆかりの地をめぐる  十字架 金沢市内にあるカトリック広坂教会

 

 

下差し しかし、現在の段階的に新しく変化した日本のカトリック教会では「サルヴェ・レジナ(Salve Regina)」すら知らない信者が殆どだと思います。本当に残念なことです。トリエント・ミサを知る信者すらおらず、ラテン語で「主の祈り(Pater Noster)」を歌える信者もおらず、新しく簡単な文章に書き換えられ、現在の日本のカトリック教会の全てが偽モノではないか?と思いたいくらいです。だから、私は正統カトリック聖母の御国の言い出しっぺである根本幸雄氏に連いて行ってしまった福島県の信者さんたちを責めたくはないんです、あの時の彼らの気持ちを理解できますから。それと同時に日本のカトリック教会(カトリック中央協議会)は、独自に世界のカトリック教会とは別の方向へ突っ走っているような気がしてなりません。今後の日本のカトリック教会を心配しています。

 

(画像提供:トリエント公会議と第二バチカン公会議)