2024年2月25日(日)、電車で片道3時間かけて世田谷区上野毛にあるカトリック上野毛教会で行われたカルメル会四旬節講話会に行ってきました。このカルメル会四旬節講話会は、カルメル会修道会の在俗者会<ノートルダム・ド・ヴィ>によって開催されたものですが、会員でない方もご興味がおありの方はお立ち寄り下さい。
※ 個人的には、在俗者会<ノートルダム・ド・ヴィ>に所属していないものの、今から37年前に私が受洗した金沢市内にあるカトリック広坂教会のイタリア人司祭がカルメル会出身でしたので在俗者会<ノートルダム・ド・ヴィ>の勉強会には時々参加していました。
2024年2月25日(日)のカルメル会四旬節講話会では、金沢市内にあるカトリック広坂教会で司祭をされている九里彰神父さまが担当し、テーマは<詩『むしられたバラ』より - テレーズの愛の道 ->でした。テレーズというのは、カトリック教会で列聖された幼きテレジア修道女のことです。因みに、カルメル会で受洗した女性信者さんのクリスチャン名で一番多いのがテレジアです。
今後、復活祭までの毎週日曜日にカトリック上野毛教会で午後2時から以下の講話会が行われています、是非ご参加下さい!
〇2024年3月3日(日)
志村武神父(テレーズの信頼の道・
小さい道とヤコブ・イスラエルにおける小さい道)
〇2024年3月10日(日)
片山はるひ(現代の闇を照らす灯火-テレーズの信仰の試練
〇2024年3月17日(日)
伊従信子(小さな偉大さ)
このカルメル会四旬節講話会の為に金沢から新幹線で上京して下さった九里彰神父さまです。
今回のテーマは<詩『むしられたバラ』より - テレーズの愛の道 ->でしたが、やっぱり能登半島地震についてもお話して下さいました。でカルメル会が管理している七尾教会、輪島教会、羽咋教会、小松教会が被害を受けて現在カリタス・ジャパン(カトリック救援活動団体)が後片付けと被災者サポートに協力して下さっています。
そして、能登半島地震の被災者の方々の為に黙想をして講話会が始まりました。
本日、今回のカルメル会四旬節講話会の<詩『むしられたバラ』より - テレーズの愛の道 ->のライブ配信動画がYOUTUBEに投稿されました。ご興味がおありの方は是非ご覧下さい。
そして、偶然にも、別に約束した訳ではないものの中目黒にある聖ミカエル教会(ドイツ系カトリック教会)の敷地内にある神のみ摂理修道女会で暮らしながら老人ホームでボランティア活動をされているポーランド人のシスターとばったり会いました。
私がポーランド人のシスターに「中目黒からここまで遠くない?」と尋ねると、シスターが「そうでもないよ~。」とおっしゃっていました。まあ~、確かに電車で片道3時間かけて上野毛まで来た私の道のりに比べれば中目黒は近いと思います。
![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
上野毛駅から歩いて10分ほどの場所にありました。東京23区の都心に比べると西側に位置する為かかなり寒かったです。
カトリック上野毛教会にはカルメル会修道院(男子跣足カルメル修道会)も併設されています。
※ 私が金沢市内の大学に通っていた頃、大瀬高司神父(大瀬兄さん)がまだカトリック広坂教会の青年会長だった頃に司祭になることを決心され、この上野毛にあるカルメル会修道院(男子跣足カルメル修道会)で修練していらっしました。
こちらから聖堂に入ります。カルメル会修道院(男子跣足カルメル修道会)の出入り口はまだ別の場所にあります。
聖堂内の祭壇はこのようになっています。ライトが和風でボンボリ型です。
祭壇の正面の天井近くにあるアルコーブの中に置かれている聖母マリアと幼子イエズス像が逆光になり撮影できませんでしたが、実際にはこのような御像のようです。
そして、祭壇の向かい側の2回にはパイプオルガンがあります。金沢のカトリック広坂教会のパイプオルガンと同じ北イタリアのマッシオニ社のものだと思います。
聖堂の窓はステンドグラスになっています。残念ながら逆光になっていまい上手く撮影できませんでした。
こちらが告解室です。右側の個室が司祭用で、左側の個室が信者用だと思います。
四旬節が始まると十字架の道行が毎週金曜日の夕方に始まりますが、このカトリック上野毛教会では毎週金曜日の午後3時から十字架の道行が行われます。
十字架上でお亡くなりになられたイエス・キリストが蘇ったシーンです。
こちらは、信徒会館だと思います。日曜日のミサが終わるとここでコーヒーを飲みながら体を温めて信者同士が立ち話をして交流するスペースです。
ここでバザーが行われる際には、ちょっとした温かい料理も提供できますね。