2022年10月23日(日)午前10時半から始まった「日本ドイツ人カトリック教会60周年記念式典」が中目黒にある神の御摂理修道女会で行われた後、そのお庭でオクトーバーフェストが行われました。その参加費は1500円で食べ放題でしたが、ビールはなくワイン、ジュース、牛乳、コーヒー、お茶なども飲み放題でした。ドイツ人のご婦人たちが手作りしてきて下さったお料理が数種類ありました。
中目黒にある神の御摂理修道女会で行われました。その横に聖ミカエル教会が建っています。
確か・・・、2006年4月に私がドイツから東京に引っ越してきたばかりの頃にこの中目黒にある聖ミカエル教会に通っていましたが、何せあの頃は千葉県浦安市で暮らしていましたので日曜日の朝10時半から始まるミサに間に合うように自宅を朝8時に出なければなりませんでした。勿論、今回も流山おおたかの森の自宅を朝8時に出ましたが。そのような遠い場所へ行くのも億劫になり、大森にあるユダヤ教超正統派のラビツィンであったエフラットさんのお誘いで頻繁にシナゴーグに出入りするようになったのでした。
そして、約8年間ユダヤ教超正統派の人々と交流を通してユダヤ文化について学んでいたものの、やっぱり東京で暮らすユダヤ教徒の間で起こったイザコザなどを見ているうちに嫌になり再びカトリック教会に戻りたくなりました。
今から約10年前に魂をユダヤ教に売ってしましった私をドイツ人信者の皆さんは温かく迎えて下さいました。新約聖書のルカ福音書(15:11 - 32)に登場する)放蕩息子が戻ってくる話を思い出しました。私の場合は、ユダヤ教徒としてではなくてキリスト教徒としてですが、そんな裏切り者をも皆さんは温かく迎えてくれましたというお話です。
ドイツ人信者の合唱団の方々がベートーベンの第九を練習していらっしゃいました。
トランペット奏者の方がいらっしゃったり・・・、ピアノ奏者の方もいらっしゃったり。
しかし、この合唱団の方々はミサ礼拝の最中は讃美歌を歌うことはありませんでした。恐らく、クリスマスの為の第九の専門の方々だと思います。
少人数の合唱団ではありますが・・・、きっとこの調子だとクリスマスが近くなると教会内でクリスマスコンサートが開催されることでしょう。
そして、「日本ドイツ人カトリック教会60周年記念式典」の後は聖ミカエル教会のお庭で食事会が行われました。
このソーセージはドイツのものではなさそうでしたが・・・、良い部分だけで作られた豚肉100%という感じで美味しかったでした。
参加費が1500円で食べ放題ということでしたが・・・、こんなに山盛りにしてしまった為、これだけで満腹になりデザートを食べることができませんでした。
何だか・・・、良く見ると野菜がないです。不覚にも炭水化物ばかりになってしまいました。
このパスタサラダはドイツ人のご婦人たちが手作りしてきて下さいました。それにしても・・・、こんなマヨネーズサラダって日本風ですね。各々の好みによるとは思いますが、典型的なドイツのおばあちゃまのサラダってマヨネーズではなくてフレンチドレッシングで茹でたジャガイモとみじん切りの玉ねぎとパセリを和えたものなんですよね。
やっぱり日本人男性と結婚して子供さんも日本人として生きているとご家庭での食事も日本風になってしまうんですかね?確かに40年も日本で暮らしていれば・・・、そうなっても仕方がな~と思いました。
自由が丘の辺にオーストリアのパン「センメル」を売るドイツパン屋さんがあるそうです。
そして、こちらはドイツ人信者のご婦人たちが手作りしてきて下さったドイツ風ケーキです。
でも、ドイツ風というか・・・、一般的なチーズケーキもありました。本当に美味しそうなのにメインディッシュで満腹になってしまいケーキ類は食べれませんでした。
これは・・・典型的なシュトロイゼルクーヘンですね。恐らくリンゴがサンドされていると思います。
大きなマーブルケーキもありました。因みに、あの四角い缶入りのお菓子は日本人の信者さんからの持ち寄りでした。その方は空になった缶にパスタやソーセージなどのお惣菜を詰めて「ご主人の分も」といういうことで持ち帰られました。
これは輸入品のお菓子が山盛りに積み重なっていました。これは美味しかったです。やっぱり日本人だとコロナが流行してからは衛生面とかを考えて買ったもの(缶入りのお菓子など)を持ち寄ったりしますが、
ちょっと流山おおたかの森の自宅から中目黒まではかなり遠いですが、バザーやクリスマスミサが行われる際にはまた参加させて頂きたいと思います。
こちらが、典型的なドイツ人のおばあちゃまのポテトサラダです。
こちらは基本的には同じですがベーコンが入っているものです。