2024年1月5日(金)の夜7時半に石川県金沢市内在住で私の恩師である田村光彰教授に電話をしてみました。被災地の石川県ですから北陸大学時代の親友であった史奈子さん(上の写真の女性)にも中々電話が通じませんでしたが、ここ最近になってどうにか金沢市内での通信障害もなくなったようです。

 

何しろ、田村光彰教授のご自宅から少し歩いた場所に田上新町という地区があり、ニュースでも伝えられた『金沢市の住宅地の斜面崩落(崖崩れで傾いた家)』が起こったのがこの田上新町地区でした。とにかく、田村光彰教授の無事を確認したかったのでした。そして、2024年1月5日(金)の記事「志賀原発建設の抗議活動は正しかった」でもお伝えしてように学生時代に田村光彰教授と共に志賀原発建設抗議活動をしていた頃のことを思い出し、その後の活動についても知りたいと思いました。

 

 

 

 

下差し 田村光彰教授のお話によると、余震がまだ続いており一日に数回は震度4の揺れが起こり怖いのでいつでも逃げることができるように玄関の鍵を開けたまま寝ているとのことでした。本当に『3.11』の東日本大震災の後の余震が続いていた日々を思い起こさせます。

 

そして、私が「能登半島地震で大きな被害を受けてから考えると裁判に負けたことが悔しくて・・・、今更かも知れないけど。あの時、私たちは既に志賀町に活断層があるってことを知っていたんですよね?」と私の気持ちを伝えると田村光彰教授は言いました、「そうだよ、でも、まだ今更じゃないよ!我々はまだ志賀原子力発電所が再稼働しない為にも抗議活動続けてるよ。僕はもうお爺さんだから連いて回っているだけだけどね。」と。

 

 

だから、田村光彰教授のご説明によると(ちょっと原発の知識がない私には難しくて正しく理解しているか分からないのですが)、高圧注水や低圧注水の冷却する装置の部分の水が入っているプール再び起こる震度7レベルの地震によって破壊されると原子力発電所が爆発するとのことです。一応、テレビのニュースでは今後1週間や10日は余震が続き再び大きな地震が起こる確率が高いとのことですから、はっきり言ってヤバい訳です。これは稼働していなくてもヤバいのだと思います。

 

 

下差し ちょっとこんな記事を見つけました。これは2022年4月22日(月)に朝日新聞デジタル - 再稼働、期待もなく 志賀原発の地元では)から本文を拝借しました。

 

私の方でWINDOWSのペイント機能を使って赤色でアンダーラインを付けておきましたが、明らかに本文の中に「原発構内にある断層が活断層かどうか焦点となっており」とあります。しかし、その後の審査で無理やり活断層ではないと北陸電力側が認めたようです。でも、実際には2024年1月1日(月)に志賀町に震度7強の地震が起こりましたからね。残念ながら、日本の電力会社って頭悪いじゃないの?ということになってしまいました。

 

もう今となっては、日本の電力会社ってバカだどうのこうの罵っている暇はなく、もし放射能漏れの場合には北陸地方で暮らす日人々がどう逃げるか考える時になってしまいましたが。

 

(画像提供:朝日新聞デジタル - 再稼働、期待もなく 志賀原発の地元では)