下差し 2023年12月14日(木)、最新の動画ニュースとしてタイトル「Urgent Pleas at the White House: Hostage Families Speak Out for Safe Return in Emotional Statement」の動画がシオニスト向けのニュースサイト「i24」で配信されました。

 

基本的には、今回ハマスに誘拐された人質の方々というのはユダヤ教への信仰の有無に関係なくイスラエル国籍を保有しており、イスラエル国籍を保有しているということはアリヤーの帰還法、又は、市民権法の条件をクリアしていることになりますから、どちらにせよ結局はユダヤ人な訳なんですよね。

 

でも、もしイスラエルでキリスト教徒が暮らしていたとしたら、彼らはイスラエル建国以前からその地に住んでいたアラブ系キリスト教徒マロン典礼カトリック教会シリア正教会アッシリア東方教会カルデア・カトリック教会、メルキト・ギリシャカトリック教会、コプト正教会などの)信者であってユダヤ教徒ではないのですが、もしかするとイエス・キリストが生きていた時代に彼らの祖先の誰かがユダヤ教からキリスト教に改宗した人々なのかも知れません。でも、そういうイスラエル在住のキリスト教徒はわざわざイスラエル国籍とアメリカ国籍の両方を保持していないと思うんですよね、彼らの歴史的背景にはボグロムとかホロコーストによる迫害の歴史がないので。

 

結局、さっきから何を言いたいのか?・・・というと、「いつからユダヤ系アメリカ人はローマ教皇に神頼みするよういなったのか?」ということについて知りたいということなのです。

 

そして、この動画ニュースUrgent Pleas at the White House: Hostage Families Speak Out for Safe Return in Emotional Statement」の中でマスコミ側からハマスに誘拐された人質のご家族に対して質問がありました、それは「Pope Francis today called for an immediate release of all the hostages. Do you believe the Vatican can help bring your loved ones home?(ローマ教皇は本日逸早い全ての人質の解放の為にメッセージを下さいました。バチカンはあなたの愛する家族が家に戻ってくるよう協力してくれると信じますか?)」でした。しかし、私が思うに、このマスコミ陣営からの質問は的外れだと思うのです、何故ならば、ローマ教皇がどんなに素晴らしい忠告をしたとしてもネタニヤフ首相は素直にその忠告を受け入れないことは誰でも分かっていることだからです。だから、ここでローマ教皇を引き合いに出しても無意味な訳です。だったら、遠回りせずにネタニヤフ首相に直接懇願する方が良いのでは?と思ってしまいます。それどころか、数日前にガザ地区にあるカトリック教会でご年配の女性信者2人がイスラエル軍に殺害され多くイスラエル人兵士が負傷し戦死しイスラエル人質でさえ殺してしまう何でも有りの状況ですから、誰が何を言ってもネタニヤフ首相は聞く耳を持ちません。

 

 

上差し オマケにガザ戦争が始まった最初の段階でイスラエル在住のエルサレム総主教ピエルバッティスタ・ピッツァバラ枢機卿がご自分を身代りにして全ての人質たちを解放して下さいとハマスに申し出たものの、タイ人の人質同様にイタリア人キリスト教徒であるエルサレム総主教ピエルバッティスタ・ピッツァバラ枢機卿はハマスにとって交換条件の材料にならない為、その勇気ある申し出はハマス側に完全にスルーされてしまいました。だから、マスコミ側が理解しないといけないのは、要するに私たちからすればネタニヤフ首相がネックになっていることです。

 

さきほどの個人的な問いに戻ります、「いつからユダヤ系アメリカ人はローマ教皇に神頼みするよういなったのか?」についての答えは簡単で(1)基本的にユダヤ人はローマ教皇のことなど頭の片隅にもないが、マスコミ陣営に質問されたから答えただけ(2)人質の誰かがイスラエル国籍のキリスト教徒だった、(3)カトリック信者の女性がユダヤ教徒の男性と結婚して、彼女の親戚一同がカトリック信者であるの3つのどれかだと思いました。

 

しかし、現在もハマスに捕らえられて人質になっているイスラエル人のご家族からすれば藁にも縋る思いであることは良く理解できます。全てのあらゆるチャンスを利用してでも助け出したいという気持ちは、私がユダヤ系ドイツ人の友人が召集されて出兵した時に毎日1日に2回ロザリオの祈りを唱えていた時と同じ気持ちなのだと思いました。そして、最終的に奇跡を求めるならば、世界中のイスラム教徒がユダヤ教かキリスト教に改宗し、この世からイスラム教が消え去ってくれることだと思いました。

 

 

 

下差し それでは、改めてクリスマスの奇跡を期待するユダヤ教徒らしき方々のインタビューの内容を和訳したいと思います。

 

 

<インタビュー内容の和訳始め>

 

Terrific, terrific meeting and conversation. I think we all came away feeling that as families of hostages of American-Israeli hostages which are eight out of a total of 138 hostages, we felt that we felt before and we were only reinforced in seeing and believing that we could have no better friend in Washington or in the White House than President Biden himself and his administration.

 

Pope Francis today called for an immediate release of all the hostages. Do you believe the Vatican can help bring your loved ones home?

 

I'll add, I'm Liz Hof, I'm the Abigail Edon Moore's greate aunt and we are blessed because she is back with her family after she was a hostage for 50 days and witnessed both of her parents being mudered on October 7th and what I can tell you is that Abigail is a miracle, she is a light in this very dark time and metaphorically a lot of our family that are here today and we are all one big family looking to get all of these people's sons and fathers and mothers and that we are here because the president and his team have been bringing out lights in this dark time and Abigail who is a four-year-old is a symbol of that light. And as we come to the Christmas holiday I hope that the Pope continues to speak and other around the world not only pray but pray for us, pray for our family, pray for our leaders, pray for the president, nd that the Pope and all he can do it to push we' love a Christmas miracle... We would love all of our loved ones to come back and be with us for Christmas..."

 

 

(人質家族の男性)素晴らしい会合であり、素晴らしい会話でした。私たちは全員、138人の人質の内の8人を占めるアメリカ国籍とイスラエル国籍を保持する人質の家族として以前から感じていたことを実感し、ワシントンやホワイトハウスのバイデン大統領と彼の政権以上の友人はいないと確信することができました。

 

(マスコミからの質問)ローマ法王フランシスコは本日、すべての人質の即時解放を求めましたが、バチカンはあなたの愛する人を連れ戻す手助けができると思いますか?

 

(人質家族の女性)私の名前はリズ・ホフです。人質だったアビゲイル・エドン・ムーアの大叔母です。10月7日に両親が殺害されるのを目撃した後、彼女は50日間人質となり、家族の元に戻って来ることができました。私たちは祝福されています、 比喩的に言えば彼女はこの非常に暗い世の中の光です、今日ここにいる私たち家族の多くは自分たちの息子たち、父親たち、母親たち全員を救おうとする1つの大きな家族であり、私たちがここにいるのは、大統領と彼のチームがこの暗い世の中に光をもたらしてきたからであり、4歳のアビゲイルはその光の象徴なのです。そして、クリスマス休暇を迎えるにあたり、ローマ法王が語り続け、世界中の人々が祈るだけでなく、私たちの為に祈り、私たちの家族の為に祈り、指導者たちの為に祈り、大統領の為に祈り、そしてローマ教皇と彼ができる全てのことが、私たちがクリスマスの奇跡を愛することを後押ししてくれることを願っています...。私たちは、愛する人たちがクリスマスに戻って来て私たちと一緒にいてくれることを望んでいるのです。..."

 

 

<インタビュー内容の和訳終わり>