2023年11月22日(水)、オランダ人研究者のマックス・ベルクへゲ氏のご紹介で六本木にあるフランシスカン・チャペル・センターへ再び行き、阿部神父さまから昭和時代のオランダ人フランシスコ会士の活動についてお話をお聞きしてきました。貴重なお話をお聞かせ下さり有り難うございました。

 

 

本当はもっと早い頃に、可能であったならば10年前くらいに調査を始めれば良かったのですが、あの頃はまだルカ神父さまもお元気でしたので自叙伝を書こうなんて考えてもみなかったものの、いざ書こうと思い始めた頃には関係者の殆どがもう既にお亡くなりになられている為、現在残されている証拠書類や阿部神父さまからの証言で調査することしかできません。それでもご協力して下さっていることに感謝です。

 

 

今回でフランシスカン・チャペル・センターの聖ヨゼフ修道院にお伺いするのを最後にしようと思い、これらの資料を全てコピーして頂きました。大変なお手数をおかけしましたが、有り難うございました。

 

 

阿部神父さまにコピー作業をお願いしている最中にいくつかの資料を読ませて頂いていました。そして、待機していたお部屋の中をぐるっと眺めていたら可愛いクッションがあることに気付きました。

 

 

下差し 個人的には、これとはスタイルが異なりますがハンガリー刺繍が趣味ということもあり、

 

 

これはどんな感じのスタイルの刺繍なのかをじっくりと観察させて頂きました。リラ色の布地のヒダを縫い付ける作業も大変ですが素晴らしい完成品だと思いました。

 

 

これは、キリストの血と体になるホスチアとワインのモチーフになっています。左下の「常平通宝」は「李氏朝鮮で鋳造・流通した銅銭(WIKIより)」とのことです。韓国人のアーティストさんが製造されたのかな?

 

 

下差し 「常平通宝」についての詳細は、こちらのWIKIの説明文をご参考になさって下さい。

 

(画像提供:常平通宝)

 

何となくて手縫いっぽくない感じがしますが、もしかするとミシン縫いではなく部分的に手縫いかも知れんません。

 

 

 

一応、私の場合、こうして日記にすることで記録を残すことにしています。カトリック佐久教会のルカ神父さまも2023年11月20日(月)に退院されてものの、お世話をして下さっている信者さんのお話によるとまだ肺に影が残っているとのことです。信者さんが協力して下さっていて感謝です。ルカ神父さまももう少し頑張って下さるようお祈りします。