TUBE チューブ 死の脱出 | umetarouのブログ

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【警告】ママ友と見ちゃダメ!『TUBE チューブ 死の脱出』が子育て世代の心臓をえぐる3つの理由

 

こんにちは!映画とエンタメ担当の僕です。

 

先日、Amazonプライムで偶然見つけたSFサスペンススリラー

**『TUBE チューブ 死の脱出』**

を観たのですが……もう、尋常じゃないほど疲労困憊です。観終わった後、本当に頭痛がしました(笑)。

「火攻め」「水攻め」はもちろん、「酸の池」まで出てくる、極限の閉鎖空間からの脱出劇。

 

特に、僕と同じく可愛い子どもを持つパパ・ママ世代の方には、この映画は強烈に心に突き刺さるはずです。なぜなら、主人公の戦いは肉体的な恐怖だけでなく、精神的なトラウマとの戦いでもあるからです。

 

今回の記事では、この『TUBE チューブ 死の脱出』の魅力と、特に子育て世代に刺さる「理不尽な恐怖」の正体を、ネタバレなしでご紹介します!


 

見どころは「理不尽さ」!トラップの専門性もヤバい

 

この映画の舞台は、人が這って進むような狭いチューブ(換気ダクトのような空間)。主人公は、なぜ閉じ込められたのか理由もわからず、時間制限付きの命懸けのゲームに放り込まれます。

 

まず凄まじいのが、そのトラップの悪質さ

 

僕も観ていて思わず声が出たのが、「火攻め」や「水攻め」といった古典的な拷問に加え、**「酸の海」**の上を綱渡りさせられるような極悪な仕掛けです。「落ちたら即死じゃん!」とツッコミを入れたくなるほどの理不尽さ。

 

このトラップが単なる「ワナ」ではなく、映画のジャンルが**「SFスリラー」**である点に注目です。

通常の人間ドラマの範疇を超えた、高度なテクノロジーと超常的な何かが関わっていることが匂わされ、脱出が物理的な力だけではどうにもならないという、専門的な絶望感を際立たせています。


 

子育て世代を襲う、最も痛い「精神的拷問」

 

僕がこの映画を「ママ友と見ちゃダメ」と感じた最大の理由は、この精神的な苦痛の描写です。

 

主人公は過去に子どもを亡くしたトラウマを抱えてチューブに放り込まれます。そしてチューブのシステムは、この**「後悔」や「悲しみ」を容赦なく利用**して、幻覚や幻聴として主人公を襲います。

 

特に、作中で亡くしたはずの娘の声が聞こえてくるシーンは、胸が張り裂けそうになります。

 

子を持つ親として、愛する存在の「もしも」を想像させられる状況は、肉体を傷つけられるトラップ以上に辛いもの。

 

「可愛い子どもがいるから、こういうシーンはホント色々考えちゃう」という僕の感情に、深く共鳴してくれる方も多いのではないでしょうか。

 

この映画は、試練を通して**「生きる意志」**を問いかけてくるんです。


 

前任者と「自分」がリンクする、予測不能な展開

 

物語が中盤に差し掛かると、「もうクライマックスか?」と思うほど濃密な展開が続きますが、この映画の真の恐ろしさはここからです。

 

チューブ内に転がっている**「前の挑戦者たちのなれの果て(遺体)」。そして、一度クリアしたと思った場所が「スタート地点に戻される」**という現象。

 

僕も観ていて「もうすでに何回かトライしてるのか」「もしかして前任者は自分か」と混乱しました。

 

この展開は、映画の根底にある**「ループ構造」「時間軸の歪み」を示唆しています。そして、途中で遭遇した生存者(元犯罪者?)のアダムや、突然出てきた恐ろしい怪物の正体すら、「過去の自分自身の失敗」や「罪の具現化」ではないか、という哲学的な考察**を促されます。

単なる脱出ゲームではなく、自分の内面と過去を清算させられるような、恐ろしくも深みのあるストーリーが待っています。


 

観る覚悟が必要な、トラウマ級SFスリラー

 

 

 

 

 

』は、

閉鎖空間スリラーの傑作**『CUBE』や、理不尽なデスゲームを描いた『イカゲーム』**が好きな方には間違いなく刺さる作品です。

ただ、その恐怖の質は、愛する家族を持つ人にとって特に重いものがあります。観終わった後に「頭痛がする」ほど、精神力を使わされること間違いなしです。

 

ですが、主人公リザが絶望的な状況のなかで、すべてを犠牲にしてまで「生」を掴もうとする姿は、私たちに「生きるということ」の重さを教えてくれます。

 

ぜひ、体力と気力が万全なときに、このトラウマ級SFスリラーを体験してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!