今、私が 経理業務に就いている会社の 固定資産税納付の話です。
この会社、大阪市に本社を置き 大阪府下ならびに隣府県に営業所を展開。
事業用資産として 自社家屋と備品(償却資産)を所有。
まあ どこにでもある 普通の会社です。
ただ 親会社が支配している企業グループの一員(子会社)なので、決算は 親会社が定めたとおりにしなければなりません。
3ケ月ごとの四半期決算はもちろんですが、毎月の月次決算も それなりの精度が要求されます。
年度初めの この時期、毎年問題になるのが 固定資産税納付書。
4月or5月末に、当年度の固定資産税納付額を 全額前払
そして毎月、12分の1ずつを 月次決算。
例えば、税額が 1,200千円の場合
・4月or5月末の支払時 前払費用1,200千/預金1,200千
・4月の月次決算作業 固定資産税100千/前払費用100千
・5月の月次決算作業 固定資産税100千/前払費用100千
・6月以降も 同様の仕訳
ところがこの納付書、とにかく 郵送されてくるのが遅い。
近畿の場合では、京都・大阪・神戸の3市は 4月末が納期ゆえ、固定資産税納付書も4月半ばまでに到着。
しかしながら、政令指定都市以外が遅い。
これらの市は 5月末納期ということなので、納付書が郵送されてくるのは 5月半ば。
これじゃあ、4月分の月次決算の締切(5月10日過ぎ)には 間に合わないことに(ノ_-。)
でもねえ、思うんですがね。
たかだか、租税公課の決算額ですよ。
そんなに精度を重視しなくても 良いのでは?
むしろ重視すべきは、人件費・仕入代などでしょ。