下記のような記事を 見つけました。
表題は
東京電力社員「一番つらいのは 飲み屋で東電です と言えない事」
内容は
「一番つらいのは、趣味や飲み屋で知り合った人にも、勤めている会社が東電だ といえないことです」との愚痴が ネット上で報じられて、話題に。
しかし そんな東電社員に対する同情の声は少なく、ほとんどが 批判の声となっている。
http://rocketnews24.com/?p=89207
そりゃあね。
原発絡みで 直接影響を受けている人、計画停電などの影響を受けている人の お怒りは ごもっとも
それで 私は というと、
別の意味で 昔を思い出しました。
今から 24~26年前のこと
当時 私が勤めていた企業でも、飲み屋などでは 社名を出し辛い状態でした。
※この企業のことですが、結局のところ 24年前の春に 解体して再編に
その当時、飲み会の都度、そりゃあもう 外部には気を遣うことしきり。
事前に予約をしている懇親会のときなどは、店頭に 予約団体名が表示されますよね。
こんなときは、絶対に企業名称を入れないようにと、予約のときに 店側へ念押し。
飲み会の直前には 若手社員が先回りし、店頭の団体名表示を 再確認。
※当時、私は 若手社員でしたので、これを よく やらさせました。
宴席では 企業名を口に出さないこと、仕事の話をしないことなどを 徹底。
そして 宴が進行し微妙な雰囲気になれば、それとなく 軌道修正。
※これが 案外と難しい
要するに、世間様を避けるような宴席でしたね。
最近だったら、公務員の皆さんが 飲み会に行くときなどは、こんな感じでしょうか。
とは言え、公務員の業界にしても 私が当時在籍していた企業にしても、世間の目の厳しさは 長期間掛けて蓄積されてきました。
だから こちら側も それなりに免疫ができていて、社内では お互い 何とも感じていませんでしたね。
ところが 東電の場合は、それこそ いきなり奈落の底 でしょ。
東電社員の皆さんも、立場の急変に対応できていない面もあろうかと。
でもね。
冒頭に戻りますが、今の時期に「飲み屋で 東電ですと言えないのが辛い」などと愚痴るのは、脇が甘いし 精神的に弱いね。
インフラを担う公益企業(電気・ガス・通信・鉄道など)のうち、通信や鉄道は同一エリア内に同業他社が存在し、競争と言う厳しさはある。
これに対して、電力業界は 排他独占の温室だから かな。
一部地域では、東電社員の家族(子供など)が イジメや中傷の対象になっているところも あるんですよ。
飲み屋で愚痴れないぐらい、我慢しーや(`ε´)