需要予測失敗 | うめぽDD「川栄李奈さん・椿彩奈さん・STU48」推し!

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原則として、毎朝 ブログ記事を投稿しています。

先週末あたりから 暖かくなり、各地で 早春の風物詩「スギ花粉」が 飛散し始めました。

となると、マスクなどの 「花粉症対策商品」の出番です。


周知のとおり、当年春の「スギ花粉」飛散量は、前年7月頃の 気温と日照量の影響を受けます。


すなわち 夏の時点で、翌年春の花粉症が 「キツイ」のか「緩い」のか、ある程度 読めるわけです。



さて 今季(2010年春)の場合は・・・。

前年 (2009)7月が、長梅雨で日照不足でしたから、この時点で 2010年春の花粉症は 「緩い」 ということが予測できました。


花粉症対策の薬もマスクも、言ってみれば シーズン物ですからね。 需要をうまく予想しないと、死活問題です。



たまたま この時期(2009年の夏)に、新型インフルエンザが 巷を賑わしていました。


インフルエンザ対策にも マスクが必須ですが、花粉症のマスクとは 形式が異なります。


さて、ここで ポイントを整理します。

今、2009年の夏である。

来春(2010)の花粉症は 「緩い」 と予測される。

したがって、花粉症マスクの売れ行きは期待できない。

今、インフルエンザが流行っていて、マスク需要が高まっている。

インフルエンザは 冬の風物詩である。

花粉症対応マスクと インフルエンザ対応マスクは、形式が違う。


皆さん、どうしますか?
もしも 皆さんが、マスク製造会社の経営者だとしたら、
あるいは 皆さんが、コンサルタントの立場で、マスク製造会社の顧問だとしたら、どうしますか?






私は 昨年夏(2009年夏)の時点で、インフルエンザ対応マスクの製造に かなり軸足を移すべきだと 考えました。


 それから半年後。
(20102)、インフルエンザの流行は ご存知のとおり、下火です。



もしも 私が、上記の経営者とか コンサルタントの立場だったら、失敗しています。

大量の在庫を 抱えてしまうわけですから。


経営判断の難しさ 恐ろしさを 痛感しますね。



勿論 企業経営者だけではなく、国家経営者(政権与党幹部)も 同じ。
この方々は、日本国家を経営することの 「難しさ・恐ろしさ」を、日々 痛感なさっていらっしゃる筈。



えっ? そんな風には 見えないって?
うーん。 そうかも知れませんねえ。
今の状態を 拝見する限りでは・・・。