先日、有楽町の西武百貨店が 年内に撤退とのニュースがありましたが、京都四条河原町の阪急百貨店も 今秋 撤退するんだそうです。
私 大阪在住ですから、新聞やテレビのローカル版では 詳しく報道されていました。
要するに マジ 小さ過ぎるんです。
9,000平米ほどで、西武有楽町店より まだ 小さいんですよ。
京都四条河原町の阪急百貨店の開業は 1976年。
この頃の 阪急グループですが・・・。
・ プロ野球「阪急ブレーブス」が 連続日本一を成し遂げ、阪急百貨店は 優勝祈念セールで盛況。
・ 宝塚歌劇は 「ベルサイユのバラ」で大当たり。
・ 阪急電鉄と競合する国鉄(京阪神エリア)は 衰退の一途で、京阪神は阪急の勝利
そんなわけで、阪急電鉄の京都方の終点「河原町駅」に百貨店開業 というのは、ごく自然な感じでした。
まあ その後の変遷は、予測不可能だったわけで。
・ 国鉄がJR西日本へ移行し、JRが伊勢丹と組んで 京都駅に百貨店「JR京都伊勢丹」を開業
・ 専門店(量販店)の興隆
・ 四条エリアの(経済的な)地盤沈下
どんな元気な企業でも 先行きは 不透明ですね。