先生からの連絡、しかももう関係ないのに…


なんでだろう、なんでこんなに私を苦しめるのだろう


でも、相手はこんな気持ちなんていうのをしらない。


だから、そうやって普通に接する事が出来るのだろう。


苦しいことは特に知らないし、



原因がなにがというのは向こうにとってどうでもいいのかもしれない。



心の不安は関係ないことだし。。



家に着いた


母親から


「あんた、なんかしたの?全くもう関係ないひとなのにねぇ~。。」


って、つい最近まで崇拝していたじゃないの…


といいたかったかが止めた



面倒な言い争いは避けたかった。



「いやまだだよ、いまからする。」



といって、ひとまず自分の部屋に入った。



考える余地もなかったが、これで電話しなかったら、



家に来る可能性だってあるし、何をしでかすか分からない。



考え余地はない。



行動あるのみだった。



電話口にたった、幸い母親はお風呂に入っており


リビングは人も居なかった


学校の前の部活の連絡網の一番上の、四角に囲ってある


”あいつ”の番号を、思い指で押した。



何度かコール



「はいもしもし。」



あいつだ



「あっ、湯沢ですけど、何か連絡をもっらったみたいで…。」



「おぉ~急で悪いなっ!明日、新横浜で待っているから、時間を作ってくれ。


そうだなぁ~丁度昼にまっているからなっ、あれだろ、明日部活ないんだろう?


よろしくなっ」




ツゥーツゥー



切れた



いつでも、そうだ


自分の欲求を満たす為にそうやって、遠まわしに一見優しそうに言い放つ姿勢が


気に入らない。。


でも、これは放つ時が出来ない、呪縛みたいなものだ



静かに受話器を置いた


ほぼ会話0の電話なんて…



明日は、何もしたくなかったのに…



悔しさだけがこみ上げて、



何度も何度も、壁を殴った



しまいに、ベランダに出て、飛び降りてしまおうかとも


思った


いや、本当にそうなればいいとおもった



自分には平和が訪れない



一体いつになれば…



深い夜は静かに過ぎていくのに…







二人が会って、かなりの時間は経った


この時間はかなり、自分でも忙しくて、めまぐるしかった


下級生の死に関して、真犯人の捜査にかなり


協力したりして…


でもなかなか、見つからないまま数週間過ぎたときだった



家でもその話題になり、部活も夏休み一杯は自主練習みたいので


おわり、なかなか全体練習が出来ないまま、2学期を迎えようとしていた



気付くと、チームが少しばらばらのような気がしていたので


学校の近くで、バーべキュウをすることを、父母会に提案して


了承を貰った


犯人が見つからないままだったので、少し気が引けたのだが


慰霊会と称する事で、面目がたった



夜遅くまで盛り上がり、先生も来た


さすがに浮かない顔をしていたが、


それでも、前向きなお言葉をもらった



「練習は来週から開始します。まだまだ多くの謎や、解明されていない事が


ありますが、それでももう2学期、秋の大会まで時間はありません。


高連体の協力も経て、名前もまだ公表をしておりません。


だから、君たちはそれに臆することなく、バレーに打ち込んで欲しいのと


今後より一層の、お父さんお母さん達にはご協力を頂き、


勉強とバレーに打ち込む毎日を実行していきましょう!」



新たに前に進む




これからもしっかり前に進む



自分の足でしっかり地に付けて



私の腕も大分癒されてきている



でもまだ、あの恐怖は残っている



その時だ…



ポケベルがなった



「センセイカラデンワアリ。。」



母親からだったので、折り返し、公園の近くの


公衆電話から自宅に掛けた。



「島田先生からお電話あったから、折り返ししてもらいたいって。


なんだろうねっ、今頃…。」



一瞬というか、かなりの時間身震いを起した、電話を切った



また恐怖が戻ってきた



これからだというのに…



なんで、どうして、見えない恐怖の予告がまた始まった。。






言うまでも無い状態が、歩きながら続いていた。


かなりの前に、夢斗が歩いている感じがする。



隣に居るはずなのに、なんでか駅に近づくに連れて遠く感じた。



22時くらいだったか、駅は人でごった返していた。



駅のホームは別々だった為、階段の下でどちらかの電車が来るまで

待っていた。


あと5分程できてしまうので、何を話そうとずっと考えていたけど、

夢斗から口を開いてくれた。



「あのさ、次どうしようか。。」


「ん~今何気に、少し事件があって、部活休みだから、来週からお盆休みだし

 来週かなぁ~。」


「そっかぁ~、分かった。じゃあ、来週、またうちのほうに来るか?

 海もあるし、それに誰も家いなくなるから…。」



内心、えぇ~えぇ~もうお泊りですかぁ~と思ったけど、

少しわくわくもした。



「ちょっと、家の人に聞いてみるねっ。

 多分大丈夫だと思うよ。」



少し声を高めに返答をした。



満面の笑みで夢斗は返してくれたので、なんか嬉しかった。



電車が入ってきた。私が乗る電車だ。



急いで、上に上がろうとした。



腕を掴まれて、



「又な。」



と一言。



いつも笑顔で返してくれる、夢斗がそこにいた。



なんでか、本当にさびしさを感じた。



階段を駆け上がり、後ろを気になったが、なんかずっと



みてくれている気がしたので、振り返る事はなかった。



そういう気配って何故か、嬉しいものだった。



みてくれている。



そう思うと、何故か寂しさも半減した。



電車はゆっくりと、滑り出し、夢斗が乗るはずの電車の反対側のホームに


すでに居た。



私が乗っている電車とほぼ同じスピードで彼も一緒に走ってくれた。



猛スピード。



載っている乗客もみんな、そっちの方に向いたが、私はお構いなく



窓ガラスに顔をつけて、凝視した。



ホームの先端まで来るとさすがに諦めたが、見えなくなるまで



ずっと見送っていてくれた。



ずっと、ずっと…