先日の、着物で旅行日記。
ホテルニューグランドに1泊してきました。
泊まる距離でもない隣の市に、わざわざ泊まりに行くというのは、コロナ禍で見つけた楽しみ。
旅行がしづらかったコロナ禍、実はビジネスホテル並みの料金で、この優雅な老舗ホテルに泊まれることに味を占めて、何度も滞在していました。
最近は料金が元に戻りつつありますが、たぶんイメージの半額以下で泊まっています。
この歴史的建造物のロビーは大好きな場所。
入った途端に違う空気に浸れるので、近距離でも旅行気分が味わえます。
窓の外には葉が生い茂るイチョウの木。
季節によって変わる景色を見るだけでも癒されます。
よく案内されるのは「天狗の間」。
作家大佛次郎が好んで泊まっていたという部屋です。
今回は、14時チェックイン開始とともに部屋に入り、このソファで本を読みながら一人静かにゆっくり過ごしました。
なんて贅沢な時間・・・!!
いつもは夕方まで仕事をして、遅い時間にチェックインするのですが、ここ数年の超多忙な日々がようやく落ち着いたので、ひたすら贅沢に時間を使いたかったのです。
山下埠頭を見ながらゆっくり食べる朝食も、最高に贅沢です。
たぶんコロナ以前はビュッフェ方式だったと思うのですが、コース料理のように一人ずつサーブして頂く方式で、より優雅な気分が味わえます。
ヨーグルトやジャム、サラダやパン、全部おいしいです。
ちなみに先日見た映画「岸辺露伴ルーヴルへ行く」のロケに、まさにこの席が使われていました。
このロビーと、隣接するフェニックスルームもたくさん映っていましたよ。
この辺りをたくさん人が歩いているシーン、ありました。
何度も来てはいましたが、着物で泊まりに来たのは初めて。
これまでは、着物で来たいと思えないほど、余裕のない状況だったので、ようやく少しゆとりが出てきたのです。
そういや、この優雅な空間でも夜まで仕事に追われていて、夫に呆れられていたもんなー・・・
1日目。横浜なのでマリンなイメージで。
着物旅に必須なものは、シワにならずにすぐ乾く、ポリエステル着物。
そして、リバーシブル半幅帯。
2日目。OLN リバーシブル半幅帯【コットンスラブ】マスタード×レモンボーダーをひっくり返し。
着替えで持っていったものは、帯揚げと帯留め、足袋と下着だけで、あとは全部一緒です。
旅の荷物を減らすのにも、着物は便利。
夜と昼間の気温差が大きかったり、雨が降ったりもしたのでちょうどよかったです。
足元はクッション下駄。
さあ、鋭気を養ったから、また頑張りましょう、私!!
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定休日:水 その他不定休
時間:12:00~19:00
場所:二子玉川駅徒歩5分
東京都世田谷区玉川3-28-2ハイツリバーサイド101
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