(  出口ペペ と中山善司の 中身が入れ替わった日 ) | 宮地神仙道

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「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)




|・) 「大本 VS 天理の 

     凄絶な 闘い絵巻が

     今日もまた 開かれようとしております。」



|・) 「本日は

     この特設会場にて これより

     出口ペペ VS 中山善司の 一本勝負、

     ローラースケートを履いての 100メートル走が

     行われるのでありまして」



        (中山善司)     (出口ペペ)
       (  `m´)    (  `m´)



|・) 「両選手 

     ローラスケートを着用して

     スタート地点に 並びました。

     一方 観客席の方に 目を向けますと」



 \ ♪ よのはじめだし 南無 天理王命 ♪ /
 (  `m´)(  `m´)(  `m´)(  `m´)
  |      天理コーナー           |




 \ ♪ 神が表に現われて  善と悪とを 立別ける /
 (  `m´)(  `m´)(  `m´)(  `m´)
  |      大本コーナー           |




|・) 「水と油のごとく

     2つに分かれた 両陣営より

     みかぐら歌と 大本基本宣伝歌の大合唱が 巻き起こっております。

     両教団の闘魂が しきりに燃えて

     両選手を 励ましておりますが」



|・) 「しかし

     両選手とも ローラースケートを履くのは

     今日が始めてという 情報でありまして、

     一抹の不安が 拭えなくもありませんが、

     さあ ゴングが鳴りました!」

     

       (中山善司)  (出口ペペ)       
       (  `m´)☆(`m´  )



|・) 「おっと 

     のっけから バランスを崩した両選手が

     衝突であります。

     おっさん同士の 衝撃のランデブー、

     ここから どのようなレースが展開されてゆくのか」




        (中山善司)     (出口ペペ)
       (  `m´)…    (  `m´)…


   ── ここから 出口・中山の両選手に
   
     何やら 異変が起こったようであった ──



(出口ペペ)
(  `m´) 「…南無(なむ) 天理王命(てんりおうのみこと)!

         どうぞ 真柱(しんばしら)である私に

         御力を下さい!」




   ?! ?! ?! ?! ?! ?! ?!
 (  `m´)(  `m´)(  `m´)(  `m´)
  |      天理コーナー           |



               
(中山善司)               
(  `m´) 「…早く こんな勝負を片付けて、

          娘と 大本本部で

          梅野派神業をしない事には」
       


   ?! ?! ?! ?! ?! ?! ?!
 (  `m´)(  `m´)(  `m´)(  `m´)
  |      大本コーナー           |




|・) 「何という事でありましょうか!

     先程の 衝突の衝撃で

     両選手の中身が 入れ替わってしまったようであります。

     またも 大本 VS 天理の勝負は 空転するか」



(出口ペペ)
(  `m´)つ 「…大本は とにかく

           実況アナウンサーの クソガキを

           おぢばに 引き渡してもらいたい。

           そうすれば こんな勝負など しなくて済むのだ。」




(中山善司)               
(  `m´)つ 「…梅子                  |・)!

           パパがいないと 

           お前は 寂しくて仕方がないだろう?

           早く パパと一緒に帰って

           今夜はパパと 

           2人だけの時間を過ごすのだ。」




|・) 「おっと

     両選手の中身が 

     入れ替わった事を認識ませんと、

     NZが 

     男として 実況アナウンサーに

     迫ってきているように見えてしまうという、

     そのような 震撼的な状況の中」





|・) 「それでは 思わぬアクシデントにより

     両選手に 不本意ながらも

     リングアウトの裁定が下りました所で

     会場より 失礼いたします。

     皆さん 御機嫌よう!」


|ミ サッ