【 西陣織大会 】2023 へお越し頂いたお客様の素敵な着姿 | umegakiorimono ときどき日記

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京都西陣の織元梅垣織物が ≪ 作り手の気持ちを伝える為に “ 西陣織帯地 ”や“ 西陣の事 ”
そして “ 美味しいお店やちょっとした出来事 ” ≫ を紹介させて頂く日記です。
 
『 和装や京都に興味のある方は、是非ご覧ください 』

いつも “ ときどき日記 ” をご覧くださりありがとうございます

 

先日は【 西陣織大会 】2023 に、沢山のお着物姿の方々がご来場してくださいました

御礼申し上げます

 

そのお一人に、私どもの帯を素敵なお着物と共にコーディネートしてくださっている

方がいらっしゃいましたので、ご紹介させて頂きます。

ご愛用くださり、嬉しく存じます。

 

       

 

 

  コーディネートしてくださっている帯は ≪ コプト裂丸文 ≫ という商品です

 

   

 

                ≪ コプト裂丸文 ≫ 

 

四世紀から十世紀頃までのエジプトにおける“ 染織品のコプト裂 ” をモチーフにしています

文様としては、人物、円文、幾何などを素朴様式でまとめた独特のデザインで、世界の

古代染織において、その様式は傑出していると言われています。

 

         

 

「 コプト裂 」 は帯地のデザインとしては古くから用いられていますが “ 光沢の
ない洒落物 ” として製作されることが一般的でした。

弊社の 「 コプト裂段文 」 は洒落た中にも品格を持たす為に、土台となる生地に
「 引箔 」 を用いており “ 微かな光沢 ” を持たせ、セミフォーマルにも対応させています

 

   


 【 生地 】 は、名物裂の中でも、糸目の紗の軽やかさに気品ある明るさが加わった
 格調高い “ 上代紗 ” をイメージして、弊社が現代の西陣織の技術を駆使し、帯地
 として表現したものです。

 “ 名物裂 ” とは、安土桃山時代、茶の湯の発達に伴い書画、茶器の名物といわれる
 ものに付随して制作された “ 表装裂や袋裂 ” をいいます。


   

 

古くは足利義満時代で、最も新しいものでも江戸中期のものといわれる金襴、銀襴、緞子
などに代表される “ 名物裂 ” は、我が国の染織工芸に大きな影響を及ぼしたものです。

 

 

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

 

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