umegakiorimono ときどき日記

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京都西陣の織元梅垣織物が ≪ 作り手の気持ちを伝える為に “ 西陣織帯地 ”や“ 西陣の事 ”
そして “ 美味しいお店やちょっとした出来事 ” ≫ を紹介させて頂く日記です。
 
『 和装や京都に興味のある方は、是非ご覧ください 』

いつも “ ときどき日記 ” をご覧くださりありがとうございます

 

お嬢様のお披露宴のお色直しにお振袖として、素敵な赤のお振袖に私どもの帯

≪ 彩松笹文 ≫ 黒地を結んでくださいました

お嬢様の最良の日に私どもの帯をお選びくださり、光栄であり嬉しく思います

 

この度の投稿にもご承諾くださり、感謝申し上げます

 

   

 

お母様から頂いた心暖まるメッセージに胸が熱くなりました

 

お嬢様が中学生の頃、お母様がこのブログをご覧くださり

≪ 彩松笹文 ≫を見つけてくださいました

 

( お母様のメッセージを引用させて頂きます )

「こんな帯を買ってやれたら、どんなにいいだろうか」と思い、成人式、卒業式

結婚式と着用してきました。

たくさんの晴れがましい思い出を残すことができ、感謝申し上げます。

 

との、嬉しいお言葉を頂きました

ブログはいつも一方的に配信させて頂くだけで、長い年月ブログをご覧くださって

いた事に、この上ない幸せを感じました

 

   

 

≪ 彩松笹文 ≫ にも抱いてくださっていた思いを、直接私どもにお伝えくださり

心より感謝いたしますとともに、織屋として織屋冥利につきます。

 

 

この帯は “ 能衣裳の立枠松竹文 ” をモチーフに、戦前のデザイン本
「 清苑 」 の大胆な取り方を用いて、振袖用の帯地として考案しました

地組織の光沢感や丸帯に匹敵する空間のある取り方にしています
また帯幅に収まりきらない様に “ 伸びのある松竹 ” を配置し、原本の縫い箔に

負けない様な“ ボリューム感のある松 ” にするために 「 金糸引揃え技法 」 を

用いています
 

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              ≪ 彩松笹文 ≫
        
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この帯は、「 緞子 」( どんす )と呼ばれる『 技法 』を用いています

「 緞子 」 とは、経糸 ( たて糸 ) が表面に出る比率が高いものを言います

西陣織では基本、【 全ての経糸 ( たて糸 ) 】 ≪ 絹糸 ≫ が機械の前にセットされて

いて【 緯糸 ( よこ糸 ) 】 ≪ 絹糸 ≫ で土台の “ 生地 ” を作っていきます。その際に 

【 よこ糸 】 として、 “ 箔 ” や ” 金糸 ” 等を重ねて柄を織り上げていきます

その 【 たて糸 】 【 よこ糸 】 の数によって、生地がキメ細かな生地になったり

荒くなったりします。このように 【 たて糸 】 【 よこ糸 】 の数の組み合わせが

織り方 ( 生地 ) の “ 技法 ” になります
西陣織を代表する織物組織には、畦( 綴を含む )・綾( 錦 )・朱子( 緞子 )の

三大組織があります。各組織にはそれぞれに特徴があります

たとえば、【 畦 】 は、緯糸( よこ糸 )が前に出る緯組織なので凹凸があり

力強い生地になります。しかし、「 つや 」 がなく、地風はザックリします

また、畦の一種である綴は経糸( たて糸 )が完全に隠れるぐらい緯糸( よこ糸 )が

全面に出て、非常に力強いのですが地風は堅くなります

また【 緞子 】 は、細い経糸( たて糸 )を数多く使用する為、経糸( たて糸 )が

前に出ます。その為 「 絹本来のつや 」 は出ますが、生地が重くなります

【 錦 】 は、それらの中間組織である為、使い勝手がよく、一般的に用いられやすい

のですが、特徴がありません

そこで弊社は “ 極細の金糸 ” を経糸 ( たていと ) に混ぜる事で光沢のある比較的

軽い生地を作りました。収縮率の異なる絹糸と金糸を混ぜて織ることは大変難しいの

ですが、切磋琢磨し克服しました。力強く、光沢があり、比較的軽い “ 生地 ” に

なっています

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         ( 留袖・訪問着にも合わせて頂ける帯です )

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いつも難しい説明になってしまい、すみません。“ 帯の写真 ” だけでも、お楽しみ

頂けたら幸いです

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました


 

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梅垣織物会社紹介

 

いつも “ ときどき日記 ” をご覧くださりありがとうございます

 

お嬢様のお披露宴のお色直しにお振袖として、素敵な赤のお振袖に私どもの帯を結んで

くださいました。お母様のお留袖にも私どもの帯を合わせてくださっています。

お嬢様の最良の日に私どもの帯をお選びくださり、光栄であり嬉しく思います。

 

この度の投稿にもご承諾くださり、感謝申し上げます。

 

       

 

    お嬢様は、朱地に白の雲取、花柄の本振袖に私どもの ≪ 蜀江花菱文 ≫ を

    合わせてくださり、とても晴れやかで華やかな装いにしてくださいました

 

        

 

 こちらの帯は 能衣装にみられる蜀江花菱文を現代の感性で織物表現したものです

 組織は縦糸に極細の金糸を生糸に混ぜた、私ども独自の「金彩緞子」です

 

        

 

  お母様は州浜松文様のお留袖に、私どもの ≪ 若松競集文 ≫ を合わせて頂き

  格式あるお留袖に銀地の「引箔」を素敵にコーディネートしてくださいました

 

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                ≪ 若松競集文 ≫

 

明治期の帯地デザイン図録、「 清苑 」 より取材しました

意匠化された若松を 「 立体感と繊細さ 」 を出す為に織技術を駆使して製職しています
配色は多彩単色で仕上げ、土台も引箔を用いて上品でありながら存在感のある帯地として

います

 

詳しくご覧頂ける方は、下記アドレスにアクセスして頂けると嬉しいです

【 留袖用帯 】 9 ≪ 若松競集文 ≫ | umegakiorimono ときどき日記 (ameblo.jp)

   

    

 

お二人の素敵な後ろ姿のお写真を拝見して、娘を持つ私も胸が熱くなってしまいました

 

     

 

このような嬉しいお便りを頂けるのは織屋冥利に尽きます。心より感謝いたします
 

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました

 

 

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