【 Karaori Nouveau 】 71 ≪ エディトリアル捻花文 ≫ | umegakiorimono ときどき日記

umegakiorimono ときどき日記

京都西陣の織元梅垣織物が ≪ 作り手の気持ちを伝える為に “ 西陣織帯地 ”や“ 西陣の事 ”
そして “ 美味しいお店やちょっとした出来事 ” ≫ を紹介させて頂く日記です。
 
『 和装や京都に興味のある方は、是非ご覧ください 』

いつも “ ときどき日記 ” をご覧くださりありがとうございます。

今回紹介させて頂きます帯は 【 Karaori Nouveau 】 ~ 新しい唐織 ~ です。
( 説明が重複しますが、お許し下さい )

『 唐織 』 とは、本来中国から渡来した織物やそれを真似て日本で織った織物の
事ですが、一般には能衣装に用いられる花鳥や花菱などの模様を表した “ 刺繍 ”
のように見える織物の事です。

『 唐織 』 の特徴は生地の組織密度を高くし、柄を表現する緯糸( よこいと )を
経糸( たていと )で綴じないでボリューム感を出す事です。
しかし、その特徴である組織故に、緯糸 ( よこいと ) の「 けばだち 」 や
「 糸浮き 」 ができ易いのが欠点です。

この帯は唐織ではありませんが、従来の 『 唐織 』 の立体的な表現力を保ちつつ
意匠的には近世西洋の装飾デザインを参考にして “ 日本の伝統 ” に ” 西洋の風 ”
を取り入れた新しい感覚の帯になっています。


   

          ≪ エディトリアル捻花文 ≫ エディトリアルねじりかもん

   

   

   モダンなデザインの中にも基本を押さえた“ 梅垣らしい帯 ”で、良質の絹糸と
   極細の箔を使用し、織物のボリューム感を強調した帯です

           

   

   

                        【 参考本 】

           

           

      “ 大胆 ” なものから “ シンプル ” なものまで製織していますので
       若い方からご年配の方にもお締め頂ける帯になっています

   

“ 絹 ” 本来の光沢が、カジュアルの中にも “ 品のある帯 ” に仕上がっています

色違いをご覧くださる場合は、右をクリックして下さい  ≪ エディトリアル捻花文 ≫ ( ブルー )


参加しています【 西陣織アンソロジー 】のイベントをご案内させて頂きます。
場所は≪ 銀座三越 ≫で下記日程にて開催されます。

【 2月20日(土)・21日(日)】には、今回紹介させて頂きました 
≪ エディトリアル捻花文 ≫ を、いずれかの日に私が着用し店頭にて
皆様のご来場をお待ちしております。
お声かけして頂けると、とても嬉しいです。よろしくお願い致します。


〈 西陣織アンソロジー 〉              ≪ 銀座三越 ≫ HPより

■2月10日(水)~23日(火)
■7階 サロン ド きもの イベントスペース

京都西陣の織元メーカーが集まった〈西陣織アンソロジー〉。西陣の伝統工芸を
継承しつつ、コンテンポラリーな商品創作は注目の的です。
参加ブランド:〈今河織物〉、〈梅垣織物〉、〈岡文織物〉、〈とみや織物〉
〈西陣田中伝〉、〈西陣まいづる〉、〈弓月〉

イベントのお知らせ

◆弓月女将のコーディネート教室
■2月20日(土) 午後2時~
■参加費:無料
弓月女将によるコーディネートをご紹介いたします。

詳しくは → ≪ 銀座三越 ≫HP

     

     

                      ≪ 店内の様子 ≫

     

     

     

今回の催しに弊社では【九寸(名古屋帯)】・ 【 Karaori Nouveau 】 を
ご用意させて頂いています。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


2箇所のランキングに参加しています

人気ブログランキングへ   にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(業者)へ
             
2箇所共クリックしてくださると嬉しいです


過去の日記は【 和装小物・バック umegakiorimono オンラインショップ 】をご覧頂けると
嬉しいです
 http://umegakiorimono-online.jp/hpgen/HPB/categories/7431.html


$umegakiorimono  ときどき日記     梅垣織物 公式 Facebook