いつも “ ときどき日記 ” をご覧くださりありがとうございます。
今回紹介させて頂きます帯は 【 Karaori Nouveau 】 ~ 新しい唐織 ~ です。
( 説明が重複しますが、お許し下さい )
『 唐織 』 とは、本来中国から渡来した織物やそれを真似て日本で織った織物の
事ですが、一般には能衣装に用いられる花鳥や花菱などの模様を表した “ 刺繍 ”
のように見える織物の事です。
『 唐織 』 の特徴は生地の組織密度を高くし、柄を表現する緯糸( よこいと )を
経糸( たていと )で綴じないでボリューム感を出す事です。
しかし、その特徴である組織故に、緯糸 ( よこいと ) の「 けばだち 」 や
「 糸浮き 」 ができ易いのが欠点です。
この帯は唐織ではありませんが、従来の 『 唐織 』 の立体的な表現力を保ちつつ
意匠的には近世西洋の装飾デザインを参考にして “ 日本の伝統 ” に ” 西洋の風 ”
を取り入れた新しい感覚の帯になっています。
≪ 西洋乱菊文 ≫ せいようらんぎくもん
モダンなデザインの中にも基本を押さえた“ 梅垣らしい帯 ”で、良質の絹糸と
極細の箔を使用し、織物のボリューム感を強調した帯です
【 図録 】
詳しくは → ときどき日記 ≪ KATAGAMI Style ≫
こばなし 《 アールヌーボーのネタ 》
“ 大胆 ” なものから “ シンプル ” なものまで製織していますので
若い方からご年配の方にもお締め頂ける帯になっています
“ 絹 ” 本来の光沢が、カジュアルの中にも “ 品のある帯 ” に仕上がっています
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
【 お礼 】
【 きものサローネin日本橋2014 】にお越しくださり、沢山の方にお声かけ頂き
ありがとうございました。梅垣も大変喜んでいます。心より感謝いたします。
≪ 会場の様子 ≫
≪ 参加した100人100色コーディネイト展 ≫
沢山の方々とのお出会いがあり、色々な刺激を受ける事ができました。
それをいかして、帯づくりに精進して行きますので、よろしくお願いします。
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