東京での試聴会(2023/10/11) | umedastyleなAV生活

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竹スピーカーKaguyaの情報、開発裏話など、時には、脱線することも

会場はカフェあたらくしあ
開演14時

私は13時ころ、会場に着きました

先ずは、和歌山から持ってきたKaguyaのオプション、ディフューザーの上部にリフレクターを取り付けました
これはディフューザーによる音の回折をやわらげ、仮想音源の影響を低減します
結果として、音像のフォーカスがシャープになります

開場前から、お客様が、一人二人と入ってきてくれました、最終的に10名のお客様が来てくれました
半分くらいはアタラクシアの常連の方、先日、Kaguyaをご購入いただいたユーザーの方も来てくれました
それと、大家利夫さんと、お知り合い
大家利夫さんは造本家で、今年、和歌山県立近代美術館で展覧会がありました(https://www.momaw.jp/exhibit/2023col_summerautumn/)
私の和歌山の店にも来ていただいて、「東京で試聴会をするときは知らせて欲しい」と言っていただいていました

試聴会では、先ず、私がKaguyaの説明を少しさせていただきました
その後、メインの試聴会のプログラムは
チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」
ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」

皆さん、とても熱心に聴いてくれました

日頃、ベートヴェンは聴かない私も、とても良いと思いました
この試聴会を企画してくださったアタラクシアのオーナー久保田さんが選んだアルバムが良かったんのだと思います

試聴会が終わって、私のところにやってきて「感動しました」と言ってくれた方がいらっしゃいました
もちろん、チャイコフスキーやベートヴェンに感動したのは勿論、わざわざ、私に言いに来てくださったのは、Kaguyaの制作者としての私にと言うこともあったと思います

試聴会の前に、何度もあたらくしあに通ってKaguyaを何度も聞いたと言う方ともお話しさせていただきました
「都内で、何件もクラシック喫茶に行って、聴いて、その中でも中高音はとても良い、だから室内楽などは良いけれど、オーケストラをKaguyaで聴くのはあまり好きじゃない、でも、スピーカーはそれぞれの特徴があって、Kaguyaはそれでよいと思う」
それで、私はリフレクターを取り付けたKaguyaを是非聴いてください、とお願いしました

試聴会が終わって、感想を伺うと
「今までと全然違うのがわかった、オーケストラもとても良かったよ」

「梅田さんのこれからの夢は何ですか?」と聞いてくださった方もいらっしゃいました
Kaguyaをこれから、どの様な方向に発展させていくのか?と言うことを聞いていただいたのだと思います
今までも、Kaguyaは常に変化してきました
「ここを変えたら、もっと良くなるんじゃないか」とアイデアが浮かべば、次に「どうすれば、それを実現できるか」と言うことを考えます
良い音って何だ?
スピーカーの物理特性を測定したとき、歪みの少ない、周波数特性の良い、と言うことが良い音?
私は、それだけでは不十分だと考えます
スピーカーから出ている音ではなく、そこに演奏者が居るような、自然な音、だから、聴き疲れしにくい、気持ちの良い音、これがKaguyaが実現していることであり、それをもっと進めていきたい