開発者の思い | umedastyleなAV生活

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竹スピーカーKaguyaの情報、開発裏話など、時には、脱線することも

ホームページのconceptのページに、新たに「開発者の思い」として、Kaguyaのこと、Teraのこと、体感型ウーファーのことを書いてみました

これからも、追加修正して、より分かりやすくしていくつもりです

こちらにも、同じ内容の文を入れておきます

 

https://www.umedastyle.com/pages/1540377/concept

 

 

 

 

全方位スピーカーKaguya

エジソンが蓄音機を発明して以来、録音、そして、それを再生するための技術は進歩してきました

様々なオーディオ機器が開発されてきました

音は電気信号に変換して録音され、その電気信号を音に変換する、最終機器がスピーカーです

一般的なオーディオ機器としてのスピーカーシステムは、多くの製品が販売されています

世界中の様々なメーカーから、様々なスピーカーが開発され、発売されています

その性能向上のため、日々、新しい製品が開発されてきましたが、それは、大部分が周波数特性(どれだけ低い音が出るか?どれだけ高い音が出るか)とひずみ率(入力された信号(CDやレコードなど)をどれだけ正確に、きれいに出力出来るか(音を出せるか))と言うことが重要だと考えられてきました

ピュアオーディオとかハイエンドオーディオと言われる分野は特にその傾向が強いようです

しかし重要なことは、それらのオーディオ機器を使用して、音楽を聴くのは測定器ではなく人間だと言うことです

スピーカーから出た音の波は耳に入り、そして、両方の耳から入ったその情報が脳で組み立てられ、初めて人は音楽を認識するわけです

その時、ステレオの左右の2つのスピーカーから出た音が、両方の耳にバランスよく入らないと、脳では正しく組み立てることができません

一般的な箱型スピーカーで、ユニットが正面に向かって取り付けられているスピーカーでは、その正面と正面ではないところでは、周波数バランスが変わります

正面では低音も高音も聞こえていたのが、正面から角度が開くほど、低音に対して高い音ほど減衰が大きくなります

つまり、スピーカーの正面と、正面ではないところでは、音の周波数バランスが変わる(音が違う)

これでは、頭の中で、音を正しく組み立てることは出来ません

Kaguyaは全方位(無指向性)スピーカーです

上方に向けて取り付けられたユニットから放射された音の波は、その上に取り付けられたディフューザーで反射して、横方向には、すべての方向に対して、同じ周波数バランスの同じ音が出ます

だから、Kaguyaを2台使ってステレオ再生した場合、頭の中で、正しく音が組み立てられるわけです

定位感(音の出てくる場所を感じる)がしっかりしていて、まるで目の前で演奏しているような臨場感があります

録音された音を、脳が正しく認識できるので、演奏の細部まで感じることができます

Kaguyaが多くの音楽家や音楽ファンに支持していただいている理由がここにあります

 

Kaguya低域補助スピーカー

Kaguyaは特許を取得した音響構造で、使用しているユニットの口径が小さくても、スピード感のある歯切れのよい低音の再生が出来ます

しかし、フロアータイプの様な量感のある低音再生は難しく、その様なお客様にも満足いただくために、Kaguyaと同じ音響構造を使い、口径の大きなウーファーユニットを使った低域補助スピーカーTeraを開発しました

波長の長い低域の音は人の耳には、その方向は分かりにくく、低音を別のスピーカーで補助しても、Kaguyaの定位感を損なうことはありません

また、その形はユニークで、Kaguyaの横に置いてご使用いただいても違和感はありません

Kaguyaで、より臨場感のある、迫力ある音楽再生を楽しんでいただけます

 

体感型ウーファー

重低音と言われる、耳で聴くことのできる音より更に低い、振動として感じられる低音を再生するためには、大きなスピーカーユニットが必要です

当然、大きなスピーカーボックスも必要になります

一般家庭用としては、現実的ではない大きさになります

当然、価格も高価です

そこで、全く違った発想で、普通のサブウーファー(低域補助スピーカー)として使用でき、その上、直接振動を感じられる体感型ウーファーを開発しました

耳で音を聴くと同時に、振動を身体で感じることにより、今までのスピーカーでは再生が難しかった重低音を感じることができます

大太鼓やパイプオルガンの音を聴き、同時に感じることができます

今までに無かった音楽体験が出来ます