昨日に続き、講演の下書きノートから、私の特許に関してのところを転記します
スピーカーのエンクロージャーにはいくつかの種類があります
密閉式、平面式、ホーン式など
そして、一番多くく使われているのがバスレフ式(位相反転方式)です
これは 密閉式では不足感のある低域を持ちあげて量感豊かな低域再生を可能にする方式です
スピーカーのユニットとは別に穴があいていて、そこにパイプが取り付けられています
「ヘルムホルツの共鳴」と言う理論があって、これで効果を出す周波数はエンクロージャーの容積とポートの開口面積、とポートの長さ、とユニットの特性によって決まります
それではポートの開口面積が同じなら形が違っても同じ効果が得られるのではないかと言うのが始まりでした
初期の竹スピーカーは竹を真っすぐに立て、上面の切り口にスピーカーユニットを取り付け、下面にはバスレフのポートを付け、そのポートからの音を出すために、台を取り付け、少し浮かせると言う構造でした
しかし、スタンド部分をもっとすっきりさせられないか?と言うことで考えたのが、スタンドにパイプを固定し、下の部分に少し隙間を残して、竹をそのパイプにかぶせれば、そのパイプと竹の隙間の面積がバスレフポートの開口面積に等しければ同じ効果があるだろうと考え、試作してみたところ、聴感上とても伸びきった低音が聴こえる
そこで、以前のバスレフタイプと、比較測定してみたところ、新しいタイプの方がバスレフの効果が5dB程度良くなっていることがわかりました
しかも、聴感上締まりのある低音の再生が出来ますので、アンプで低域をブーストしても甘くなり難いこともわかりました
これは、竹スピーカーだけではなく、円柱では無い四角や多角形のパイプ状のエンクロージャーであれば、全てに応用できます
ユニットを横に付けた、AVシステム等で良く使われているトールボーイ型のスピーカーにも応用できるわけで、一般的な指向性のあるスピーカーの音質改善に使用することも可能です
興味のある方は特許庁のページ(http://www.jpo.go.jp/indexj.htm)で
特許電子図書館(IPDL)
特許実用新案検索
公報テキスト検索で公報種別のところで特許公報のところにチェックマークを入れ、検索項目のところで発明者を選び、検索キーワードに「梅田寛」と入れ検索し、一覧表示をすると公報番号特許4870242として見る事が出来ますので読んでみてください