AV新法改正の署名活動について
「正当業務」として、法解釈を改めるところから、と考えている。
・人権保護のための業界の実態調査
→モデルへの聞き取りになると思うが・・・サンプル調査を行う時、どうサンプルを得るかで、回答が大きく変わる。
又、モデルには「女優」「男優」「エキストラ」があるので、公正に抜き出したサンプルからの意見聴取はかなり困難かと。
せいぜい、アンケートでお茶を濁す程度が予想される。この調査ほど、時間をかけて、行う必要がある。
【その他】
今、衆議院において、改正案が提出され、公開されている。つまり、いまの署名では時間切れとなる見込みも大きい。
余程フォロワーの多い(最低10万人)女優さん達の手伝いなければ、無理であろう。
で、衆議院の改正案は「特定出演契約」を追加する改正提案である。
法律の第二章五節を設け、そこに新たな「特定出演契約」の条文を追加するものである。
そこでの信頼関係とは、
・出演契約し作品発表を行ったメーカーとモデルにおいて行う事が出来るが、取消権等を行使している事例があると、信頼関係はにとされる。
特定契約で2本目を撮ってからの一年間は、作品毎の契約をしなくても良い。これは、専属契約での作品本数のしばりを認めるものと解釈できる。
この改正案では、契約や撮影に関する期間の改正は触れられていない。
衆議院の改正案に、なんの意味があるのだろう。
署名が10万集まっても、修正案すらなければ、単なる「批判」「やじ」の類にしかならない。
今更、手遅れかと思う。
いわゆるAV新法の改正について。
「AV産業の適正化について考える会」が発足しました。発起人は、二村ヒトシ監督とアメリカで活躍するポルノ女優「MARICA」さん。
そもそもこの法律は、成人年齢引き下げに伴い、18歳AV女優の登場に危惧して、議員立法で成立しました。
議員は、某人権団体のロビー活動も受け、作られました。
成立直後、AV女優の仕事が無くなり、Twitterの投稿で問題化しました。
約1年半を経過し、やっと「業界」の「一部」が重い腰を上げた状況です。
この状況を考えると、「法律改正」を考える事に異議はありません。そもそも2年以内の見直し(法律には、「検討」と書かれている)が盛り込まれている。
だから・・・
検討した結果、改正不要となる事は、十分考えられます。
また、改正したが、改良になるのか改悪になるのか判らない・・・などとは、なってはいけない。
そこで、問う。
法律改正をするなら、そのスタンスなり軸を定める事が必要ではないか?
と。
AV産業の適正化を考えるなら、現状何処が不適正なのかを掲げなくては、なりません。
不適正な事情とは、何か?です。
女優なら「仕事が無くなった」と回答するのでしょうか。
メーカーは、契約行為の煩雑さと作品制作期間の長期化をあげるのでしょうか。
今、SNSを見渡しても、この法律改正について、一年半、何も議論をされていない。国会で多少の質問はあったが、やはり「当事者でない」からか、あまり良い国会質問は為されていない。
法律の実施に関する調査すら、国任せになっていて、実際の動きは無いようである。
考える会は、検討項目をキチンと掲げるべきである。
個人的には、
①女優の当日差し替え可能なシステム。
②作品発表の期間短縮。
③AV産業と言うより映像制作者に対する規制の摘発拡大。
④映像制作者に対する出演者に対する健康被害の責任所在
⑤トレーサビリティ。
を提言します。
改正案は、以前の投稿を参照ください。
適正化を考える会は、署名を貰っても、その方向性を示さないとダメではないか?
改めて、問う。
蛇足だが、
男優は、一月に沢山の女優と作品に出演します。
男優のトレーサビリティが、業界的には重要だが、性病検査の間隔の適正化も必要かと考える。
日本のAV業界の競争が激しい理由
水谷さんのtwitter→noteを見て、私の感想?分析?見解?を書く。
是非、彼女の投稿をみてあげてください。(2024/1/10、11:07ポスト)
彼女の指摘。
①AV業界の競争熾烈すぎないか?
②女優の平均寿命が短すぎないか?
③ライバルが多すぎないか?
で、彼女の結論?
世界に誇るスーパースター女優を輩出できるほど熾烈な競争をモデルが強いられているから。(若干表現を変えています。)
↓
(若干の意訳)
↓
これにより女優も淘汰されている。
誰でも女優になれる時代ではない。
で、私の見解。
やはり、女優さんから見える世界が狭いのは、仕方ないなあ・・・と。
まず、
【AV業界の状況】
・店舗でAVを購入する人が激減している現実。(購買層の超高齢化)
・ネットで購入、課金して正規に視聴する人口の減少。(無料が当たり前と考える大多数)
・AV販売する店舗の激減。
・無料視聴の違法サイトの拡大。
・違法同人AV、違法わいせつ動画販売の拡大、横行。
この現実があります。これは、事実です。
世間的には、可処分所得が各世帯でかなり少なくなっている(給料が上がらない、物価が高い、等)
このような現状があるから、
若い人は、無料動画(違法合法を問わず)で完結。
高齢者の大部分は貧困で、お小遣いも少なくなり、店舗での購入もできなくなる。
業界が熾烈になるのは、上記の理由で、作品がそれほど売れなくなっている状況なのです。少ないパイ(AV購入する人)を奪い合う状況と言える。
【女優さんの寿命】
誰でも女優になれる時代があったか?
まあ、yesかな。
AV黎明期、女優のなりてがおらず、やくざが借金のカタで、出演するケースが多々の時代。ギャラも3桁、4桁万円当たり前。
また、事務所に所属するだけなら、誰でも入れる事務所もあった。(2007年の事実)
今は、かなり難しい。
写メ面接が可能ではあるが、加工アプリで「詐欺写メ」当たり前だから、いわゆる書類選考??みたいな段階でほぼ落ちる。
だから、事務所に行き、面接してもらえないと、ほぼ無理で・・・地方在住の方の仕事は、たとえデビューしてもほぼ無理な譲許でもあった。
事務所も、かなりの選別作業をして、契約してる。
誰でも女優になれる時代はとっくに終わってる。
その選別に残った女優さんも、デビュー後の自分自身のプロデュースが出来なければ、終わる。
投稿は削除されていたが、白水力さんが、「撮影したら・・・(女優としての仕事は)終わりみたいな時代はとっくに終わった」と述べてます。
こらが、女優としての努力の大きな事。
これが出来ないと、いわゆる「おかわり」はもらえない。
↓
女優の寿命が短命になる大きな要因の一つなのです。
誰でも女優になれる時代ではないのです。
ライバルの問題ではない。
如何に、自分のファン(一般のファンだけでなく、メーカーさんも含めて)を増やすのか・・・が大きな課題なのです。
この努力が出来るか、出来ないか・・・なのです。
【日本のAV業界の競争が激しい理由】
これらを前提に結論づけするなら、
①簡単に女優になれるからと、違法な同人AV業者のAVには出演してはいけない。
②違法な同人AV業者、わいせつ動画業者を壊滅させる。
が出来ないから、
《適正AVが発展せず、販売競争が激しくなる》
出演者にとっても、
・どれほど「適正AV」が合法で作品を作っても、違法業者の犯罪で「偏見」が助長されている。
・AVに関わる出演者も「偏見」の的となる。(特に、似非フェミの偏見。)これにより出演者(特に女優)は精神的疲弊やダメージで、仕事が出来なくなるケースも。
・良い女優がすくない故、モデルの囲い込み(専属)、取り合い(出演者の集中)も起きる。
で、
《女優の競争(本来は違うのだが)・・・激しくなる。》
競争・・・と言う見方で、書いてみましたが、もっと深い理由??事実??もあります。
いつか、ブログアップできたら。