今人です。

 

4/13に開幕した、大阪・関西万博。


そのオープニングプログラムとして、EXPOホール「シャインハット」で行われました

主催者催事「Physical Twin Symphony」

 

演出を担当いたしまして

 

本日4/20

8日間、22ステージ。開会式を含めると9日間。

過酷な日程を無事終え、ついに幕を閉じました。

 


 

 

一部スタッフは3月から

キャストも4/7から開会式のリハのために大阪に長期の滞在。

 

長い長い旅がようやく終わりを迎えました。

 

自分は開幕してすぐその場を離れることになり

最終日の今日は東京でMCの仕事でしたが

 

連日みんなの無事と活躍を遠くの力祈り続けておりました。

 

 

SNSでの評判を見る限り、本当に嬉しい言葉が並んでいて


万博というイベントのオープニングを飾る、目玉的な主催者催事の演出は、押しつぶされそうな大きな大きなプレッシャーがのしかかり

うまくいかないこと、大変なこともたくさんありました。

 

それでも


全部乗り切って、やり切って、全て自分の経験に変えてみせる。これまで乗り越えてきたたくさんの試練はこのためにあったと思え!


と、人生でも指折りの、貴重な貴重な体験となりました。

 


 

とりわけキャスト陣は、休演日が全くない中、このハードすぎる日程をよく走り切ってくれました。


心からの感謝を送ります。

 

 

バンドメンバーは、このイベントでないと出会えない、マジの実力者の皆さんで


確かなスキルが生み出す圧倒的なサウンドは

お客さんを感動させることはもちろん、その上で踊るダンサーたちが本当に大きな力をもらえたことでしょう。

 

こんな素晴らしいバンドチームに参加してもらえて、僕は本当に幸せでした。

 

 

そしてダンサーたち

正式名称は「レセプションズ」でしたが

体力的には本当にしんどかったにも関わらず

 

毎ステージ全力で、開演前から会場をあたため

一切の妥協なく、全開のパフォーマンスでお客さんを喜ばせ続けた


美しくて、たまらなく愛しくて、本当に誇らしい

最強にして最高のチームでした。

 

このメンバーでなければ、

このPhysical Twin Symphonyという作品は、ここまでの尊さを手に入れることはできませんでした。


改めて、大きな愛と尊敬の念を送ります。

 

 


そしてそれをまとめて、率いてくれた

 

音楽チームのボス、小西遼くん

そして振付チームのボス、suzuyaka。

 

 

小西くん。

あなたに出会えて本当によかった。

この万博という舞台で、あなたという才能と共に創作できたことは、最高の喜びでした。

 

音楽的才能と実力、これまでの経験は、それはそれはもちろんのこと

作品への理解度、献身的姿勢。俺のリクエストに170パーセントで返ってくる最高の回答の数々


大好きな人間的な魅力も含めて、

あなたという音楽家と出会えたことが、僕のこの万博においての最高の成果かもしれません。

 

 

suzuyaka。

ずっと一緒にいたね。毎日のようにオフィスの高層ビルにに通いましたね。笑




俺の言葉足らずな演出にも、最速で、最高の形で応えてくれる献身性に、心から感謝します。


とことんダンサーに寄り添って、ダンサーの輪の中で一緒に進んでいくその姿はすごく頼もしく


あなたが率いていたからこそ、ダンサーチームがあれほど素晴らしいチームになったのだなと思います。


あなたに頼んで本当によかったです。ありがとう。

 

 

マイナ。





Physical Twin Symphonyは、まさにあなたの為に生まれたような作品であり

タスノビーは、あなたが演じるために生まれた存在のように感じます。


自分がこの作品を演出するにあたっての最大の功績は、タスノビー役にあなたを抜擢できたことです。間違いなく。



タスノビーがあなたじゃなければこの作品はどうなっていたのだろうか、それが全く想像できません。


かつて大阪で、グループの中にいたあなたのパフォーマンスを初めて目の当たりにして衝撃を受け

その後もずっとあなたの活動が気に掛かっていて

きっとこの子とはいつか仕事をするんだろうな


何故かそう思っていましたが


大阪での万博での目玉作品の主演

ここに全てが繋がっていたんだなと


あなたの出身地である大阪に、こんなに大きな現場で、あなたにピッタリの役で、これほどまでに出来すぎたストーリーで凱旋することになるなんて


やっぱり神様はあなたを見ているんだなと思います。


ここから、遥か遠く遠くに羽ばたいていく

そんな一つのきっかけにして欲しい。






 


どうしても紹介したい人がいます。

菅野さん筆頭に、D2Cチーム。

 

 

「詩を音楽にする」

という存在しないシステムを、この演目のためにマジで生み出してしまったとんでもない人。

ある意味Physical Twin Symphonyの創造主。

 

このテクノロジーを0から形にし

誰でも簡単に演奏ができるフィジカルツイン楽器たちを開発し

毎回お客さんの詩から生み出される予測不能の音楽を、エンターテイメントとして成立させるために、エンジニアリングの限りを尽くしてくれました。

 

 

その真摯な姿勢にいつも胸打たれていました。

無茶な要求に嫌な顔せず、必ず実現してくれるその生き様に感動する毎日でした。

 



最高の衣裳と最高のメイクを生み出してくれた

小西翔くんと計良さん!


お二人の素晴らしすぎるプランニングによりこの作品の世界観のディテールが具現化されました。


美しすぎるアイディアと、僕の度重なるリクエストに嫌な顔ひとつせず、笑顔で高みを目指し続けてくれました。

 

 

計良さんと資生堂チーム!

 

 



会場の壁面の映像スタイルフレームをデザインしてくれた石原さん(右)は、ふぉゆ棒やマシュステの舞台美術を手掛けてくださってる大恩人。


ここでご一緒できて幸せ!

 

 

そして瀬山さん!(左)

世界的な空間デザイナーである瀬山さんの舞台装置で演出できたことは、一生の宝物です。

お人柄も大好き!

細かいところまで一緒に頭を悩ませてくれて、本当に感謝しています。

またご一緒できるように、僕もますます精進します!


 

映像でお世話になった、田邊さんチーム!

田邊さんなしではもう不可能でしたよ!


 

僕の拙いアイディアを、プロフェショナルな技術で最高のクオリティーで仕上げてくれる頼れる存在。

こんな俺を信頼して、やりたいことをやらせてくれて、本当にありがとうございました。

「今ちゃんのやりたいようにやろうよ!」

と言ってくれた言葉が、ずっと僕の背中を支えてくれました。



写真が撮れてない人がたくさんいて😭


舞台監督の林さん!

冗談言い合ってばっかりだったけど、俺の演出を誰よりも理解して、それを実現するアイディア前のめりで提案して、座組を最後まで安全に運び切ってくれました!


音楽の奈須さん、阿部さん。

どんな些細なことにも気がついてくれて

音楽にとどまらず、公演中もあらゆる角度から座組や作品の綻びを感じとって

それをどういい方向に向けていくか、現場にいれない自分に代わってたくさん尽力してくれました。


そしてなにより、自分と小西遼くんを出会わせてくれて、ありがとうございます✨





催事プロデューサーの小橋賢児さん。



たくさん気づかせていただきました。

たくさん成長させていただきました。

こんな自分を演出家として、立てて、最後まで信じていただき、ありがとうございました。


小橋さんが喜んでくださったこと

そんな作品を作れたことが一生の誇りです。

本当にありがとうございました。





そして、梨本威温。

写真はないけどね。


この作品の演出を、俺に任せてくれて、ありがとう。


あなたは開会式、俺はその後のPhysical Twin Symphony。


2018年、嵐さんのUntitledで出会ってから

あなたは俺にたくさんの出会いと機会と試練と困難と衝撃と喜びをくれています。笑


春先の過酷なスケジュールを理由に、一度断ろうと思ったにも関わらず引き受けたのは


「これから先、俺たちの世代にこういう仕事が来ることはないかもしれないよ。一緒にやろう!」

という一言でした。


やってよかったよ。本当に。


同い年の演出家として

あなたは俺にはできない演出をいつも見せてくれる。


俺もそうであり続けられるように、これからも刺激を与え合える存在でいられるように、がんばるよ。






本当に、全然お写真撮れてない😭😭😭

お写真がある方のみの紹介になってしまい、すみません。

 

本当にたくさんの人にお世話になったんです。


感謝しないといけないスタッフの皆さんがたくさんいます。

表立って紹介できない裏方の方々もいます。

全ての方をここで紹介できなくてすみません。

 

ここで紹介できなかった方には、必ず直接お礼を申し上げます。

 

 

 

そして最後に

全ての過程を、僕と共に走り続けてくれた制作チーム。


辛い時も楽しい時も

うまくいかない時も、不穏な時も、先行きが見えない時も


自分という演出家に全ベットし、支え続けてくれたことに、心から感謝します。

苦難を共にしてくれる制作チームがいたから、折れずに最後まで走り抜くことができました。

 

改めて、ありがとうございました。

 

 

 

 

さて。

万博。

夏頃に、純粋に楽しむためにまた来たいなって思います。

 

 


国家規模でみても一大プロジェクトである万博。


その一部として自分の力が必要とされたからには

この万博をより価値ある物にすべく、エンターテインメントに従事するものとして、全力で貢献する。


その気持ちで死ぬ気で頑張りました。

 



ここで得たものを、今後の全ての自分が関わる作品で、還元していきます。




 

何度言ってもいい足りないこの言葉!


Physical Twin Symphonyに関わってくださった、全ての皆様、


本当に、ありがとうございました!