愛嬌は大事
バンドやダンスのライブを見ていて、ふと思う。ゼロからファンを増やし、さらに固定客として通い続けてもらうのって、本当に途方もないエネルギーが必要なことだ。
では、愛される人たちの共通点って何だろう?
色々な界隈を観察していて、やっぱり最後は、その人自身が持つ「魅力」に尽きるなという結論に至った。当たり前のことかもしれないけれど、これが一番難しくて、一番強い。
自分が心惹かれる「推し」たちを思い浮かべてみると、ある共通点に気づく。
それは、みんな例外なく「お茶目」で「可愛げ」があるということ。
ここには年齢なんて一切関係ない。
いくつになっても少年のようなピュアな心を持っている人は、それだけで見ているこちらをワクワクさせてくれる。
特に私のような中年世代にとって、エンタメの現場に足を運ぶのって、どこか「若い頃の瑞々しい心を取り戻しにいく」ような感覚がある。日々の現実から少し離れて、あの頃の純粋なときめきをもう一度味わいたいのだ。
だからこそ、ステージの上で物知り顔をされたり、説教じみたことを言われたりしても、今の私にはちっとも響かない。
それよりも、ちょっと可愛い感じで「テヘペロ 😜」って笑ってくれるくらいが、圧倒的に丁度いい。
もちろん、歌やダンスのパフォーマンスはプロとしてバシッと完璧に決めていることが大前提。その上で見せる、ギャップのある「テヘペロ」に、私はどうしようもなく心を掴まれてしまうのだ。
技術だけじゃない。その奥にある愛嬌こそが、きっと人を惹きつけてやまない引力なのだろう。