大坂の陣145 「浪花の事も夢のまた夢」 集団ストーカー&テクノロジー犯罪 | 京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

2018年4月集団ストーカーとテクノロジー犯罪を日本精工の大津工場で認識。
得意な現象と見て先ずは退職。地元京都でタクシー勤務も3ヶ月間は集スト。
その後テク犯罪被害者。パナソニック10年以上勤務経験の生かし周知活動も改善術で加害撲滅を目指す

「今まで正信の言を、

一も二もなく取り入れて来たのは」


「本能寺の動乱からうまく三河まで還してくれた

恩に報いる為でもあった」


徳川家康は秀忠と高台院を前にしながら、

懐かしむ様にしんみりと言う。


「旧武田領が草刈り場になるといち早く

調べをすすめ」


「服部半蔵らと速やかなる根回しを行われた」


「風魔ら北条らの動きを早くから牽制し、

息をふきかえした上杉や真田らをうまく封じた」


「その結果、武田の遺領や軍法はそのまま

取り入れる事が出来き」


「徳川の領土は倍以上へと広がった」


「織田家内部での動乱には極力介入せず

地盤を固め」


「織田信雄殿(常心)の後ろ盾として無視出来ぬ

大勢力と化した」


「織田家との同盟を守る律義者として

世間からも評価され」


「それら美談を正信を介した服部党の伊賀者達が

全国へ広め盤石なものとなる」


「秀吉殿との小牧長久手の戦さも、

たまたま三河へのなか入りに仕向ける様に」


「織田家宿老への甘言を匂わす工作を進めたのも

正信らじゃ」


秀忠は知識を吸収するかの様に

真摯に拝聴する。

高台院は既に聞き及んでる様に

時よりうなずき聴いている。


家康はひと息ついて高台院へ語りかける。


「秀吉殿とは金ヶ崎の退き陣の頃よりの苦楽の「」仲」 


「信長殿全盛期の頃は頭がいい優秀な部下であると見て取れたが」


「いよいよ天下人に近い存在となると

警戒する」


「織田家へのあからさまな仕打ちは

小寺(黒田)官兵衛らの提案であろうが」


「正信らと違い官兵衛殿は単に戦略眼に

長けてただけじゃ」


「もしその頃に天海が我もとに現れなかったら」


「背景の北条と手を取り、織田家を傀儡化を

目指したであろう」


家康はため息をつく。


「だが、本能寺の真相を知る事で単なる自念や自欲では済まなくなった」


「自体は複雑だが、九州を中心とした

南蛮勢力が確実に伸びてる事」


「それらキリシタンらの危険な将来を見て」


「今の朝廷を続ける事は危険と判断した」


秀忠は息を飲む。

余り気にした事はないが、洗礼を浴びて改宗するものが

多かったのは確かである。


だが、南蛮からの交易は多大なる

利益をもたらす。


特に火薬の原料は交易なくして

手に入らない。


戦さの仕方を大幅に変えた南蛮貿易、

いち早く堺を抑え、博多を意識し、

宿敵たる武田へ煙硝が流れる事を

あらゆる手立てで封じ様としたのが信長であり、

画期的戦い方から強敵毛利や本願寺、武田を

制する。


古い戦い方にこだわる浅井や朝倉へは

迅速な兵力の移動で撃滅した、

それでも長い期間をかけて準備が出来たのは

天海こと明智光秀の存在が大きかった。


その能力を素直に知る秀吉や家康は、

家康が秀吉に従う時に三者は対面する。


続く🌷