京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

2018年4月集団ストーカーとテクノロジー犯罪を日本精工の大津工場で認識。
得意な現象と見て先ずは退職。地元京都でタクシー勤務も3ヶ月間は集スト。
その後テク犯罪被害者。パナソニック10年以上勤務経験の生かし周知活動も改善術で加害撲滅を目指す

「殿。あの僧侶はやはり明智光秀殿ですか?」

九州遠征を前にした時、官兵衛は秀吉に問い合わす。


徳川家康が臣従を誓った後に時より

顔を頭巾に覆った僧侶が秀吉を尋ねる。


趣きはやや違う様に思えるが

やはり以前幾度となく対面した光秀に思える。


秀吉は家康との約束事として公にしない。

例え親しい間柄でも国政に関わる重要人物でのみ

情報を共有する。


今の段階では官兵衛にはことの発端まで

説明する気は無い。

これが竹中半兵衛であれば

いの一番で相談したであろう。


「官兵衛はこの件には関わらぬ様にな」


秀吉は嫌味こそないが

何か意味ありげである。


官兵衛は秀吉の内面を理解し

何も知らない方がいいと悟る。


おのが存在はまだ認められないと

知ると、新参者はでしゃばらない様に務める。


「・・・気に病む程ではない」


官兵衛の釈然としない気持ちを知り、

それと遠回しで回答する。


「御意のままに」


それ以降はこの件は関わらず

九州方面への手当てに集中する事にした。


本隊が入る前に露払い、

石田三成らと兵站を十分確保し、

上方の圧倒的な戦い方に

九州を精神面から制圧する事する。


「官兵衛。キリシタンはゆくゆくは

禁教とする故に」


出立する直前、伝令を寄越さず

自らの言葉で秀吉は伝える。


「これは上様の存念でもあらせられた」


官兵衛はキリシタンであった。


続く🌷