大坂の陣133「浪花の事も夢のまた夢」 集団ストーカー&テクノロジー犯罪 | 京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

2018年4月集団ストーカーとテクノロジー犯罪を日本精工の大津工場で認識。
得意な現象と見て先ずは退職。地元京都でタクシー勤務も3ヶ月間は集スト。
その後テク犯罪被害者。パナソニック10年以上勤務経験の生かし周知活動も改善術で加害撲滅を目指す

本多正信は三河の一揆に加担した咎めで

追放処分とされていた。


それなりの年月を隔て、当時の事は

忘れてる事は多い、しかし散々に

一揆勢を先導し、徳川家を窮地に

追いやった。


当時とは状況が違う危機ながら、

今は藁をもすがる思いである。


救援であると信じたい。


正信の後方にはまとまった忍びの集団達がいる。本多平八郎は槍を構え誰何する。


「誰かと思えば見知る顔ぞ」


「そなた何故ここへ現れる」


明らかに疑念と殺気だった言動であった。

徳川家康は平八郎を制止し、

かつて袂をわかつ友との再開を

素直に喜んだ。


「正信。息災で何より」

「そちは知っておるのか政変を」


正信は逍遥と頷き含み笑いをする。


「殿の危機的状況をこの度は、

お救い申し上げにきた」


その言葉を耳にして安堵する。

かつては阿吽の呼吸、

それだけで十分理解出来た。


「服部半蔵より知らせがきましたので、

急ぎ出立して参りました」


伊賀者である服部半蔵は信頼出来る

家臣である。

堺見学より京へ向かう折り、

直ちに斥候として前進させた。


本国へ向かう最短ルートは

忍びの郷である伊賀甲賀、

直ちに京より触れが出て

家康一行は狙われるであろう。


時間との勝負である故に、

細かい経緯は気にせずにいる。


「殿。気になりますでしょ」


「某の野に下った先が」


家康は今はその内容には触れる気は

なかったが、当然興味ある。


家康が黙っていると、正信から

答えを出した。


「松永久秀様へお仕えしてました」


家康は驚いた。

東大寺を焼き払い、当時ね現職の足利将軍を

襲撃敗死させ、三好一族を牛耳り影の

将軍を振る舞う素振りを見せた戦国武将である。


知略を用いた謀略の類いの話に、

枚挙に暇ない人物であった。


家康は一抹の不安を感じるが、

今は封殺する事とする。


続く🌷