LOVE&PEACE(町医者のつぶやき)

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横浜で呼吸器科の開業医をしている打越暁です。2008年に開業し、現在楽しく診療中です。今までにない癒しのクリニックを作る、という夢に向かって邁進中です。世界が安心平和調和で満たされますように。

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最近普段やっている従来の医療以外に

様々な代替療法やヒーリングが気になっています。

特に催眠療法が気になって、先日施術を受けてきました。

とても、新鮮な体験でした。

 

もともとそういう治療法がある

ということは知ってはいたのですが、

ちゃんと学んだのはごく最近で、

先日とある勉強会で伺った

イーハートブクリニックさんの萩原優先生という方が、

催眠療法をがんの治療などに応用されていて、

本もたくさん出されているんです。

 

それらを学ぶうちに、

こういった代替療法やヒーリングは、

医学で完全に証明できなくとも、

人が真に健康になるために

とても役立つのではないかなぁと思いました。

 

催眠療法は、

人を催眠状態、深いリラックス状態に導いて、

普段は意識されないその人の心の内側に深く入って、

心の癒しや気づきを促したり、

その方の抱えている問題の根本を解決していく方法です。

 

催眠というと、

まず初めにテレビでやっているような催眠術をイメージするかと思います。

テレビでパフォーマンスとしてやられている催眠術というのは、

人を催眠状態にして人をコントロールしたりして、

ちょっと怖いイメージがありますが、

催眠療法は、セラピストさんはただ誘導役をするだけで、

その人をコントロールしたり、

何かを誘導したりすることはないようです。

 

全て問題の答えは自分の内側にあって、

それを解決するのも自分という治療法です。

セラピストさんはあくまでサポート役なんですね。

 

催眠というのは、眠りをもよおすと書きますが、

眠っている状態の一歩前というか、

顕在意識よりも潜在意識が優位になった状態に入っていくことです。

 

その状態は、顕在意識の論理的な思考が抑えられて、

感覚、感情、直感が鋭くなって、

気づきや癒しが起きやすくなっていますし、

潜在能力が開きやすい状態でもあります。

 

スポーツ選手のゾーンとか火事場のバカ力なんて言うのも、

ある意味催眠状態ともいえるわけです。

 

 

普段私たちの意識は、

思考や理性が働いている意識である顕在意識、

それ以外の無意識である潜在意識に分かれます。

 

潜在意識というのは無意識ですから、

なかなか頭で理解するのが難しい領域です。

ですが、その中に私たちが健康で生きるうえでの

大事な要素がかくれています。

 

僕はこの潜在意識の理解が、

今後の医療にはとても大切なんじゃないかなと思っています。

 

顕在意識には、

学んだ知識や体験から、

先入観や固定観念が蓄積されていきます。

これは多分に

親や他人、周りのの情報から入ってくるものです。

こういった価値基準や思い込みが優位となって、

本音や感情を押し殺したりすると、

そこにズレや葛藤が生まれます。

 

顕在意識、つまり頭が優位となって、

潜在意識を抑え込んでいる感じです。

このずれが、悩みやストレスとなり、

やがては心身の不調につながっていくわけです。

 

また

潜在意識には

過去の体験の記憶がどんどんため込まれていきます。

その記憶が、

私たちの思考パターンや行動パターンを決めていたりします。

このパターンがネガティブなパターンになっていると、

ある体験をするたびにいやな記憶が呼び起こされて、

ネガティブな思考を繰り返したりするわけです。

 

行動も同様で、私たちはある意味、

潜在意識の中にある過去の記憶に操られていたりするわけです。

ここを癒さずに、目に見える症状だけ取っても、

また同じことを繰り返したりするわけです。

 

催眠療法は、

そんな心身の不調の根本原因が隠れている潜在意識に深く入っていって、

原因を観察し、癒してあげる作業なわけです。

 

潜在意識の深くに入っていくと、

そこは集合意識につながるといわれます。

そこは全人類や生きているものすべての意識が

つながっている世界だったりします。

さらに奥深くに行くと

そこには超意識や宇宙意識につながると言われています。

 

顕在意識によって、

思考とか頭で、病気のことを理解しようとしても到達できない、

人類の英知からのひらめきや直感、

宇宙意識からくる絶対的な安心感や癒し、

こういったものにもつながっていく可能性があるように思います。

 

なので、催眠療法を含めた潜在意識にアプローチする療法に

僕はとても期待しているのです。

 

潜在意識につながる方法は、

さまざまあるとは思います。

瞑想とかあらゆるイメージワークなども有効だと思いますが、

プロの専門家にサポートしてもらうのは、

また違った体験ができると思います。

 

なので、僕も実際催眠療法を受けてきました。

 

僕も長年ずっと恐れや不安というものと付き合ってきました。

多くの健康法や瞑想、スピリチュアルな学びで

だいぶ安心リラックスできるようになってきましたが、

どこかにまだ漠然とした恐れや不安感というものが

残っている気がしています。

 

もちろんそういったものがあってもいいんだ、

生きるとは不安を抱えながらも、

自分らしく幸福に生きていく旅なんだ、

そんなネガティブな自分も受け入れられては来てるのですが、

今一度潜在意識の深く入って、

本当の安心、宇宙意識やワンネスの世界に触れられたらいいなあと

思っていたので、今回トライしてみたわけです。

 

催眠療法は、鎌倉の素敵なヒーリングスペースで

プロのセラピストさんにやっていただきました。

実際には、とてもリラックスした心地いい時間でした。

何だか目を覚ましながら夢を見ているような感覚でした。

そして、思わぬ気付きを得られた気がしています。

 

今のところ何か劇的に変化したことはありませんが、

僕はこういったヒーリングというのは、

即効性や成果をあまり期待しないほうがいいと思っています。

 

後から振り返って、

あの体験が今のこれにつながっていたんだな、と

後で気づけたらいいのだと思っています。

未来にこの時を振り替えるのが、

楽しみです。

 

またおすすめの代替療法やヒーリングは紹介していきますね。

ではでは~

5月になりましたね。

ってもうだいぶ過ぎちゃいました。

今年は特に時間の流れが速い気がしています。

50歳になったからでしょうか。

 

そういえば、書き忘れていましたが、

おかげさまで

2023年4月28日で

クリニック開業15周年を迎えました。

ぱちぱち~

 

本当にありがとうございます。

色々なことがありましたが、

15周年を迎えられて感慨無量です。

 

全く自分だけの力とは思っていません。

はい全く。

 

家族にたくさん支えられました。

クリニックのスタッフにたくさん支えられました。

クリニックに通ってくれる患者さん、

ご縁があってきてくださる患者さん、

本当にありがたいなあと思います。

 

開業当初は、

何でも自分で頑張ってやろうと、

無理してやってきました。

10年くらいたった時に、

パタッと

電池が切れるように、

とても心身ともに不調になりました。

おそらく自分らしくない、

無理がたくさんあったんだと思います。

一時はクリニックをやめよう、

医者をやめようとまで思いました。

本当にきつかった。

 

でも

そこでたくさんの気づきがありました。

方向転換する大事な時期でもありました。

 

僕のできないことは、

できると手を挙げてくれた方にたくさんお願いしました。

苦手なことは得意な人に任せました。

休みの時間や診療時間を見直しました。

目に見えない大切なことをたくさん学びました。

自分が元気じゃないと、元気を与えることなんてできないと

あらためて気づきました。

僕が僕らしく、本来の自分で生きることが、

誰かの何かにつながることがわかってきました。

僕の周りにいる人たちが、

みんなすごく愛ある人たちだったと

あらためて気づきました。

あちらにもこちらにも

愛と光がたくさん溢れていることに、

やっと気が付きました。

 

周りの方々の支えによって

目に見えない大きな流れに促されて

徐々に癒されていった僕は、

今、以前とは全く違う心境にいます。

 

何だか、安心しているのです。

何があってもまぁ大丈夫なのかなって。

一生懸命無理して頑張ったりするのではなく、

人生の大きな流れに、あるがままなるがまま、

安心して身をゆだねている感じに

なりつつあります。

 

そして僕が安心している限り、

このクリニックにかかわる人すべてに

安心が伝わる気がしています。

どんな知識や技術があっても、

僕の内側の平和がなくては、

それらのことは生かせないと思います。

世界は内側の投影でした。

 

病気や人生の問題の多くは、

安心の状態からは生まれません。

どこかに、安心とは反対の

恐れや不安、心配…があります。

かつての僕は、恐れと不安でいっぱいでした。

安心でいることの大切さがよくわかります。

 

もちろん僕自身、今でも恐れや不安はあります。

人間だから、完全に消すことは難しいでしょう。

でも、そちらではなく光の方を

たくさん見ることができるようになってきました。

というより、ずっと前から、

そこにたくさんあったんだと思います。

ネガティブだと思っていたことの中にも

たくさん光がありました。

やっとその存在に気づけてきました。

僕はこれから

もっと光と奇跡を見たいと思っています。

僕の周りの人にも、

光と奇跡を見てもらいたい。

 

いろんなことをやろうと思っています。

西洋医学が苦手とするような、

ホリスティックな、全人的なアプローチに興味があります。

人が真に健康になるためには、

目に見えないこと、

スピリチュアル的なことも大事だと思っています。

 

クリニックでできることを、

もっと探していきます。

またクリニックだけではない、発信の仕方も

考えています(もうこっそり少し始めています)。

軌道に乗ったら公表もしていきますね。

 

ヒーリングやセラピーなどにもとても興味があります。

先日もヒプノセラピーや

フラワーエッセンスのセッションを受けてきました。

僕が実際に受けてみてよかったものは、

積極的に紹介したいと思っています。

 

なにより

クリニックが、エネルギーの高い

パワースポットにできたらいいなと思っています。

今、クリニックの人も場も、かなり高いですよ。

もちろん

これからも、いろいろなことがあるでしょう。

躓くこともあるかもしれません。

弱音を吐くこともあるでしょう。

でも

僕の周りには、

愛のある素敵な人たちばかりです。

家族もスタッフもご縁のある患者さんも。

僕にかかわる人はいつも最強なのです。

僕は人と運に恵まれています。

 

人間はパズルのピースのようなものだと思います。

みんな凸凹していて、

誰かの凹を誰かの凸が補い合います。

完璧で壮大な

愛というパズルを

みんなで作っていけたらいいなと思っています。

 

目に見えないことが見える能力者に

先日見てもらいました。

僕は、今の仕事が使命であり天職だそうです。

そして既成概念を打ち破る先導者の役目があるそうです。

なにができるのかな。

おそらくたくさんの奇跡が待っていることでしょう。

 

クリニック第2章が

はじまります。

 

love&peace💕

 

 

 

 

4月に入りましたね。

何だか気分も変わります。

今年は新しいことを

たくさんしてみたい

と思っています。

 

さて、

皆さんは胎内記憶って言葉

ご存じでしょうか。

赤ちゃんが

おなかの中にいるときに

つまり胎児のときの記憶を持っている

という話です。

 

先日その胎内記憶の権威で

産婦人科医の池川明先生に

直接お話を伺う機会がありました。

 

池川先生は

実はうちのクリニックと同じ区の医師会で、

ご近所さんだったんですね。

以前から医師会の仕事でご一緒することはあって

昨年のお正月の当直の際に

たまたま先生とご一緒になり

少し先生のお話を聞く機会があったのですが、

ちゃんとお話を伺うのは初めてで、

直接お電話し、

診療後のお疲れのところを

無理行ってお話させていただきました。

 

以前から思っていましたが、

今まで僕があった中で一番と言っていいほど

本当にやさしい先生で、

癒しのオーラがもりもり出ています。

一緒にいるだけでなごみます。

 

そんな先生に

胎内記憶を初めて知った時の話、

それを現場で広げようとされた経緯、

そして僕が今回一番聞きたかった

現代医療とスピリチュアリティの融合

といった話を

約1時間ほど

話させていただきました。

(ご興味のある方は

こっそりやっているYouTubeを

みつけてみてくださいね💕)

 

おなかの中にいる赤ちゃんは

まだ未発達の脳なので

記憶があるなんて一般の医学ではあり得ない

と考えられていたのを、

先生は丹念にお子さんやお母さんに聞き取り調査をし、

多くの人が胎内記憶というものを認識するほどに

広められました。

 

先生自身も最初は半信半疑だったそうですが、

多くのお子さんが

似たようなうそを言うのも変だし、

親が誘導しなくてもすらすら答えたりしている姿を見て

確信していったようです。

 

こういったことを

まだそういったスピリチュアルなことに

ものすごい抵抗感のあった時代に

堂々と発信し続けた先生の信念やパワーに感服しました。

 

胎内記憶のことを知ると

お母さんは妊娠中におなかの中の胎児と対話するようになり

その結果産前産後のトラブルも不思議と減ったようです。

胎児はやはり聞いているんですね。

 

胎内記憶を持って生まれた子たちの

とても感動的な話は、

お母さんを選んできているという話、

そして

なぜこの世に生まれてくるかの問いに

皆が口をそろえて、

誰かの役に立つため

と答えるという話。

 

こういうことを知ると

人生の見方がずいぶん変わってくるんじゃないかなあ

と思いました。

 

現代医学は、エビデンスもしっかりしていて、確かなもので信じられる。

でもスピリチュアルなものは、はっきりしないから信じない。

けっこうそう考える人も多いかと思いますが、

僕は二つの領域はもっと融合したほうがいいと思っています。

あまり難しく考えずに

柔軟にいいところを採用していけばいいと思うのです。

 

確かなものだと思われている現代医療だって、

たった10年前の権威ある論文の内容が、

すぐ覆されちゃったりする時代です。

スピリチュアルなものの中に、

人が真に健康につながるような

ダイヤモンドの原石はあると思いますし、

僕はこれからの風の時代、

そういったことを嫌わずに

オープンな気持ちでいたほうが

おそらく楽に生きられるんじゃないかな

って思っています。

そんな話が、

まさかクリニックの町医者同士で

何の抵抗もなく語れたことに、

僕はとても感動しました。

何だか、僕の視界もパーっと広がった気がします。

これからも、

もちろん今の医療は大切に、

それとともに新しい世界にも心をオープンにして

やっていきたいと思いました。

 

ではでは~💕

 

今年の4月28日に開院記念日を迎え、

15周年、

16年目になります。

パチパチ~💕

 

思い返すと

ずいぶん長い道のりだったなあ~と思います。

 

正直最近の僕は、

過去のことをどんどん忘れちゃう体質になっているので、

開院した当初のことは、前世とか過去世みたいな

もうずいぶん遠い昔の話になっちゃっているんですが、

それにしても15年

振り返ってみると

いろいろなことがありました。

 

医者になってすぐは病院勤務をしました。

がむしゃらに一生懸命日々の仕事をしました。

本当にいろいろな体験をさせてもらいました。

 

ただ

ずっと病院での仕事に違和感を感じていました。

本当にやりたいことではないなあと。

それと、

病院で働く先輩医師の方々を見て、

本当に皆さん身を粉にして

使命感を持って働かれているんですが、

正直何か幸せそうには見えなかったんですね。

ずっと病院で仕事をするのは、

僕には向いていないかなあ。

早い段階から開業を考えていました。

 

35歳の時に思い立って、

妻の実家の土地にクリニックを立て、

町医者の仕事を始めました。

 

最初は

夜9時まで診療したり、

訪問診療をしたり、

がんのターミナルの患者さんのお見取りまで

一生懸命やりました。

普通の冷たい雰囲気のクリニックではなく、

心地いい場にしたいとも思い、

院内に本をたくさん並べたり、

音楽や香りにも工夫したりしました。

 

とにかく最初は、

地域の人たちに喜んでもらいたい

早く認められたいという一心で、

精一杯やってきました。

 

幸い少しずつ患者さんも増えていき、

一見順調な感じだったのですが、

10年くらいたった時に、

パタッとスイッチが切れるように

心身の不調が押し寄せました。

 

頑張って、一生懸命やっていたけど、

自分を満たすことをちゃんとしていなかった。

自分の本音にちゃんと耳を貸してこなかったんでしょうね。

完全にエネルギー切れになりました。

 

不眠や不安、食欲不振といったうつ病のような状態になって

2年くらいは本当に苦しい時期を過ごしました。

その時期は本当につらかったですね。

 

診療は何とかかろうじてやっていましたが、

いつ辞めようかとばかり考えていました。

僕は医者に向いてないんだろうなあって。

人と話すのも苦手だし、

人に痛い思いさせる注射が嫌い。

こんなんじゃ町医者なんかだめだよなって。

でも何とか続けられたのは、

それでも通ってくれる患者さんがいたことと、

スタッフや家族に支えられたことでした。

本当に感謝しかありません。

 

本当につらい時期でしたが、

色々やって、もがいているうちに、

少しずつですが

エネルギーが戻ってきました。

 

まず初めに取り掛かったのは

自分の本音に従うこと、

そして

自分を満たすこと、でした。

 

いま一度自分の仕事、生活を見直しました。

僕はどういうクリニックをやりたくて、

どんな人生を送りたいんだろう。

 

色々自分の内側と相談した結果

診療時間を減らしたり、

訪問診療やがんのターミナルを扱うのも

自分のキャパを超えると思ったらお断りするようにしました。

実際の診療でも、

今まで無理したり、苦手なことを

どんどんスタッフに任せていきました。

 

日常でも、自分の心地よい時間を増やしました。

それは何も旅行に行くとか

大きな買い物をするというものではなくても

お風呂にゆっくり入るとか、

コーヒーを味わって飲むとか、

そういった些細なことでも、

心地よい、好きだと思うことをたくさんしていきました。

 

そして

この時期自分の内観やスピリチュアルな学びを真剣にしました。

 

自分の内側にしっかり目を向け、

本音に従っていき、

自分の心地よさを大事にし、

スピリチュアルな学びとネガティブ性の手放しによって、

コロナが流行り、時代が大きく変わっていくころから

逆に僕自身は徐々に生きやすくなり、

ゆっくりとではありますが

本来の自分を取り戻せてきました。

 

それにしても

僕が不調な時期にも

クリニックに通っていただいた方には、

本当に感謝しかありません。

言葉にすると軽いですが、本当にそう思います。

クリニックの仕事のありがたさ、

患者さんのありがたさをたくさん感じました。

それとともに、家族やスタッフの存在にとても励まされました。

本当にありがたいと思います。

 

不調な時期がなかったら、

僕は、そういった感謝の気持ちも、

自分の内側の本音に気づくことも

自分の内側の癒されていない自己を認識することも、

できなかったと思います。

あの時期の心身の不調は

神様からの強制ストップだったんだと思いますし、

まさに風の時代とともに、

僕も大きく変わっていった気がしています。

 

コロナ前とコロナ後では、

クリニックの仕事も、

自分自身も全く変わりました。

一番変わったのは、

患者さんへの意識じゃないかなって思います。

昔は医者対患者って感じで、何か距離を置いて、

自分が直そう、救おうみたいな感じで思っていました。

 

今は、医者対患者ではなく、

同じ人間としてその人の体験を応援しよう、

お手伝いができればしましょう、という感じです。

直すのは、医者ではなく、本人です。

本人の本来持っている力で人は治っていくことを、

身をもって体験しました。

医療者はサポートする、見守ることしかできないものです。

 

それと

自分も同じように病む経験をしてきましたから、

生きている以上誰もが病む経験はする、

病名の違いはあってもみんな同じだな、

別に違いなんてないなと自然に思えてきました。

 

病気を、問題と捉えるのではなく、

人生の一つの経験というとらえ方に変わってもいきました。

15年たって、やっとそんな境地になってきました。

それによって不思議と診療自体も楽になってきました。

 

さて、

今僕はクリニックの次のビジョンを描こうとしています。

これからの新しいクリニック像を模索中です。

これまでやってきた一般的な医療とともに

精神的なことやスピリチュアル的なものを

もっと融合させたいなと思っています。

人間を単なる肉体ではなく、心や魂、

エネルギー的なの存在と捉えていきたい。

 

僕自身が、

本当に不調の時から脱することができたのは、

現代医療が主ではなく、

内観や瞑想、

そしてスピリチュアル的な学びやワークの方でした。

 

もちろん今の現代医学の恩恵は計り知れず

これからも精いっぱい現代医療を続けます。

それとともに

目に見えないことでも大切なことがあり、

人が真に健康になるためには、

そういったものも

どんどん取り入れてみたいと思っています。

 

今現在は

フラワーエッセンスを紹介したり、

瞑想会を開いたり、

おすすめの本を紹介するくらいですが、

いずれ、もっと積極的にスピリチュアル的なものも紹介するような、

ちょっと変わったクリニックにしていきたいなと思っています。

 

不思議なことに、

以前はスピリチュアルな話題は医療界ではタブーでしたが、

最近は診察中に自然とスピリチュアルな話題がでたり、

フラワーエッセンスなんて女性を中心に

結構気軽に取り入れるようになっていて、

時代も変わったなあと思います。

 

 

一時やめようと思っていたクリニックの仕事が、

ようやく今面白くなってきました。

僕も、クリニックも、

これからどんどん進化していきたいですね。

誰もが安心に癒されるような

エネルギーの高い場にしたい。

 

 

そんな風に今思えている現在の状況に

本当にありがたいなあと思っています。

ここまで来るのに15年かかりました。

支えてくれた方皆様にお礼が言いたい思いです。

 

ありがとうございます。

これからも応援よろしくお願いします💕

 

春ですね。

クリニックの前にたくさん、多肉植物を植えました。

よかったら見てあげてください。

みんな元気いっぱいですよ。

 

さて、今回は祈りと感謝について。

 

僕は、基本的には無宗教の人間です。

ただ家の中には神棚や仏間のほかにも、

ガネーシャさんやシヴァ神、天使さんの像などもあって、

部屋の中はなんだかごちゃごちゃしています。

無宗教だけど、神的なものが好きって感じでしょうか。

 

そんな無宗教の僕ですが、

祈りというものが

とても大切な行為だと思っています。

 

何か大いなるもの

それは神といってもいいですし、

ご先祖さまやハイヤーセルフでも何でもいいですが、

自分がしっくりくるものに意識を向けて、

心の内側で対話する感じです。

 

かつてはお祈りというと、

何か困ったとき、何かを達成したいときに、

神社仏閣に行ったりして、

お願いする形のお祈りが多かったのですが、

最近は、そのお願いするパターンをあまりしなくなりました。

 

じゃあ

今何を祈っているかというと

基本的には感謝です。

シンプルにありがとうございますと。

感謝って、

祈りの最もシンプルでパワフルな行為じゃないかなって思うんですね。

 

それと、きれいごとをといわれるかもしれませんが、

世界が愛と平和で満たされますように~

というようにしています。

 

はじめは自分事以外の、他人や世界のことを祈ることに抵抗がありました。

そんな嘘くさい、偽善的なことを、と自分の中でも抵抗感が強かったのですが、

そういう祈りをするようになって、

何か自分の中で、世界観というか、全体への意識というか

が変わってきたように思えます。

自分という意識が薄れてきているのかもしれません。

 

なので、今は

日頃の感謝と、

世界の愛や平和を祈るようにしています。

 

僕にとって祈りは、別に特別な場は必要ありません。

神社とかそういう場に行かなくても、

瞑想などをしながら、大いなる存在などに意識を向けることが

前よりも気軽にできるようになってきたので、

その場で、心の中で、すぐに祈るようにもなりました。

 

感謝って

もうすでに何かを受け取っていることが前提で、

そのことに対して自然にわいてくる満たされた感情です。

 

今もうすでに受け取っているものに目を向けていないと

感謝の気持ちになれません。

 

あれもない、これもない、あれが欲しい

と無いものばかりに目を向けていると、

感謝ってできないんですよね。

どこまで行っても満たされません。

 

逆に

あ~ありがたいなあ、幸せだなあ、豊かだなあ

と今あるものに意識を向けていると

自然に感謝の気持ちがわいてきます。

もうすでにたくさんあるはずなんですね。

生きていることだけでも、すごいことです。

 

 

感謝って

自分自身の心の安らぎに

とてもいい薬になるのですが、

それとともに

実は最強の現実創造のツールでもあると思います。

 

思考は現実化する、今感じている感情が現実を作る。

これは宇宙法則です。

 

だとすると、

感謝って、もうすでに受け取っている前提で満たされている感情ですから、

必ず感謝できる現実がまた作られていくわけです。

これは法則ですから、絶対です。

 

口だけの感謝じゃなくて、本気で思えれば、

必ず感謝で満たされた現実が現れるわけです。

 

僕もいまだに、

無いものに意識を向けちゃったり

心のこもらない口先だけの感謝になっちゃうんですが、

無いものを欲しいほしいと願う祈りではなく、

無理やり出した感謝的なものではなく、

今あるものにしっかり目を向けて、

もうすでにたくさんもらっていることに

感謝していきたいなと思います。

内側から湧き上がる

自然な感謝を感じていたい。

 

そんな風に

祈りと感謝が当たり前になっていったら

幸せだなあと思っていますし

僕が祈りと感謝で本当に幸せでいられるなら、

世界も幸せになるんじゃないかなあと思っています。

外側の世界は、内側の投影ですからね。

 

今回はふと

そんなことを書いてみようと思いました。

 

いつもこのブログを見ていただいている方々に

本当に感謝しています。

クリニックも来月で15周年を迎えます。

皆様一人一人のおかげ様です。

ありがとうございます。