ミッドナイト・シティ | キネマの天地 ~映画雑食主義~

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レンタルビデオ鑑賞日誌



(ほぼ)一日一本のペースで映画の感想を書いてます。

ミッドナイト・シティ [DVD]/キアヌ・リーヴス,ロリ・ローリン,テレサ・サルダナ
¥5,040
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内容:さえない高校生ウィンストンは、ひょんなことから学園のマドンナとダンスパーティへ出かけるが、思いもよらないトラブルに巻き込まれてしまう…。キアヌ・リーヴス主演で贈る青春コメディ。(Amazonより)


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ほい!今週のキアヌ・リーヴス 枠は、1988年製作「ミッドナイト・シティ」です!




うだつの上がらない高校生ウィンストンは、幸運な偶然から、学校一の美女タラとダンス・パーティに出かける機会を得た。だが、会場に向かう二人は、道を間違えてダウンタウンに紛れ込んだ。そして慣れない酒で酔ったウィンストンは、タラを売春婦として売り飛ばしてしまう。酔いが醒めたとき、ウィンストンはタラを救うために、夜のダウンタウンを駆け回るが……(TSUTAYAディスカスより)




・・・ほい、キアヌが出演してなかったらまず間違いなく日本ではリリースされていなかったで

あろうB級青春コメディでふ(・ω・)


今回キアヌが演じるのは、天文学部の副部長にして“学校一イケてない男”ウィンストン

そのウィンストンがなぜか“学校一の美女”タラからプロム・パーティーに誘われ、

目いっぱいめかしこんでタラを伴いパーティーへと向かうが、ダウンタウンに迷い込んだ挙句

車がガス欠になってしまい・・・ってなお話。



ダウンタウンの路地裏で目を覚ましたウィンストンは軽い記憶喪失状態、いったいなぜボクは

こんな所にいるの?ってかここはどこ???ってなトコから始まり、次第に甦るウィンストンの

記憶とともに視聴者にも徐々に物語の全容が見えてくる序盤の展開は

なかなか面白かったですが、しかしまぁ話自体で言えばなんてことは無い

小資本のB級青春コメディーですねー。

リヴァー・フェニックス にとっての「ジミー さよならのキスもしてくれない」 と同じように、

若手俳優が本格的なブレイク前に出演した知られざる作品って感じです。


なので見所はもうとにかくキアヌの若さとかわいらしさ!!ヽ(゚◇゚ )ノ これのみ!!

役柄が「学校一イケてない男」だけに確かにダサいしひたすらアホなんだけど(笑)、

「ビルとテッドの大冒険」 みたいなおバカキャラじゃ無くて、何をやっても悪い方へと

転がってしまう世間知らずの天然キャラタイプなので、どこか母性本能をくすぐる

可愛らしさがあるんですよねー:*:・( ̄∀ ̄)・:*:  (←)

んでもってそんなキアヌがスラム街ではぐれてしまったタラを探して救出するべく

様々なトラブルに巻き込まれながらも奔走する、そんな映画ですハイ。




アッサリ総評。

最初はキアヌが“学校一イケてない男”って設定に無理があるように思ってしまいますが、

コレが意外とイケてなく観えるあたり演技もなかなか頑張っていた証しだと思いますし、

内容はともかくキアヌファンならば必見の作品では無いでしょうか。

・・・ただタラ役にはもうちょっと可愛い子を起用した方が良かったように思うな、

“学校一の美女”って設定なんだし。。。(;^_^A

ともあれ、キアヌファンにのみオススメです。