ビルとテッドの大冒険 | キネマの天地 ~映画雑食主義~

キネマの天地 ~映画雑食主義~

レンタルビデオ鑑賞日誌



(ほぼ)一日一本のペースで映画の感想を書いてます。

ビルとテッドの大冒険 [DVD]/キアヌ・リーヴス,アレックス・ウィンター
¥2,800
Amazon.co.jp


内容:ふたりの高校生が時間旅行に旅立ち大騒動を繰り広げる冒険コメディ。歴史の科目を落第しかかっているふたりはタイムマシンで過去に旅立つ。そして歴史上の有名人を現代に連れてきてしまった! (Amazonより)


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



ほい!先日の「マイ・プライベート・アイダホ」 を契機に本日よりはじまりました

キアヌ・リーヴス 特集、まず一本目はキアヌ最初の当たり役ですねー、1989年製作

「ビルとテッドの大冒険」です!!





カリフォルニアでロック・スターを夢見る高校生、ビル(アレックス・ウィンター)とテッド(キアヌ・リーヴス)は、ある日歴史の先生から今度の研究発表の成績が悪かったら落第である、と申し渡される。慌てるそんなふたりの前に、ルファス(ジョージ・カーリン)という謎の男が突然現われ、タイムマシーンを使ってふたりを過去に旅させる・・・(goo映画より)




はい、いかにも80年代らしいハイテンションなSFおバカコメディでふ。

とにかく陽気! ひたすら陽気!!ヽ(゜▽、゜)ノ

ブッチャケ内容なんてスッカラカンなんですけれども(爆)、とにかくその闇雲な陽気さで

最後まで押し切ってしまう、いかにもアメリカらしい力強さに満ちた快(怪?)作ですよー♪



ロックスターに憧れる高校生のビル(アレックス・ウィンター)テッド(キアヌ・リーヴス)は、

歴史の教師から翌日の課題発表会で良い点を取らなければ落第させると告げられる。

勉強が苦手な二人は絶望するが、そんな彼らの前に未来からやってきたと言う男

ルーファス(ジョージ・カーリン)が現れ、タイムマシンを使って直に世界の歴史を観てくるよう

命じる…ってなお話。



タイムマシンを手にした二人は歴史上の偉人たちをさらってきて課題発表会に

登場させようと画策、こうしてナポレオン、ビリー・ザ・キッド、ソクラテス、フロイト、

リンカーン、チンギス・ハン、ジャンヌ・ダルク、そしてベートーベンを現代に

連れてきてしまうのですが、まずこの脈絡の全くない人選がいかにもアホっぽくて

いいですねー!ヽ(゜▽、゜)ノ  「とりあえず名前知ってる人なら誰でもいい感」

アリアリです(笑) 加えて彼らがどんな偉業を成し遂げた人かなんて事も物語には

一切関係無し!  ジャンヌ・ダルクなんて何のために選んだんだか全然わかりませんよ、

女性なら別に誰でもいいんだもん(;^_^A 


んでもってこの中で最も大活躍するのがナポレオン。・・・アメリカ人ってフランス人が

よっぽど嫌いなんやねぇ。。。( ̄Д ̄;; ほぼただのアホ扱いです!笑

加えてチンギス・ハンをカンフー・マスターかなんかと勘違いしてるっぽいところが

チョイチョイ見受けられる所も好感度高いですな♪(・∀・)/ ←



一方で主人公であるビルとテッドはというと、事あるごとにギターの引き真似を披露するなど

ひたすらアホなのかと思いきや、何気に“鍵”のトリックなどは機転が利いてたりして

頭いいんだか悪いんだかよくわかりません。まーひとつ確実に言える事は、身近にいたら

そーとーウザいだろーなと。(・ω・) テンション高すぎ!!笑

しかしキアヌはこーゆーアホアホキャラがホントに好きなんでしょうね、終始ゴキゲンですよ♪





総評。

スティーヴ・マーティン の完成された芸を立て続けに観てきた中でこの作品を観ると、

いかにも勢い任せのテンション芸って感じは否めませんが、全編に渡って流れる

80’sロックやいい感じに安っぽさの漂うSF描写も含め、ひたすら元気だった頃のアメリカの

空気が感じられる、とにかくやたら元気のいいアホアホコメディですよ。

まーなにはともあれなぁ~~んも考えずに楽しみましょーって事ですなー♪ヽ(゜▽、゜)ノウヒャヒャヒャヒャ

ってワケでオススメ!!