西の魔女が死んだ | キネマの天地 ~映画雑食主義~

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内容:梨木香歩の人気小説を『八月のクリスマス』の長崎俊一監督が映画化。中学に進んで間もなく学校へ行けなくなった少女が、森で暮らす“西の魔女”の愛に包まれながら、生きることの素晴らしさを知り成功していく。サチ・パーカー主演。(Amazonより)


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はい!「西の魔女が死んだ」を観ましたよっと。(・∀・)





中学生になったばかりのまいは学校へ行くのが嫌になり、ママの提案でおばあちゃんのもとでひと夏を過ごすことになる。魔女の血筋を引くというおばあちゃんの暮らしは自給自足。野菜やハーブを育て、昔ながらの知恵を活かしながらの生活は、まいにとって新鮮に感じられた。課された“魔女修行”は、早寝早起き、食事をしっかり摂り規則正しい生活をするというもの。そんな暮らしは、やがてまいの心にも変化を起こさせるのだった…。(goo映画より)









…う~んなんだろう、世間では結構な高評価を得ているようですが、観るタイミングが

悪かったのかなぁ? 確かにいい話では有るし映像やキャストにも観るべきものは

あるんだけど、正直あまり心に響くものもないままサラッと終わってしまった感じ。。。(-。-;)



本作は、難しい時期を迎えて巧く世間に溶け込めず登校拒否になった中学一年生の少女が、

田舎で暮らすおばあちゃんの元でひと夏を過ごすお話。

展開としてはほとんど予想どおりなのですが、まぁこの手の話はあまり奇をてらっても

しょうがないですからね、それはそれで別にいいんですよ。



ただその代わりと言っちゃあなんだけど、何かしらの「強み」となるものが欲しいんですよねぇ、

同系統の作品でいうならば、「おばあちゃんの家」 のリアリティだとか、「天然コケッコー」

甘酸っぱさ、みたいな。

そ~ゆ~武器となる物がねぇ、本作にはちょっと見当たらなかったんだよなぁ…。



キャストに関して。

シャーリー・マクレーン の実娘サチ・パーカーがおばあちゃん役を演じてるのですが、

さすが日本語の「幸」を名前の由来としてるだけありますねぇ、日本語巧いですよ。

まぁ年齢的にはむしろシャーリーの方がいいんじゃ?とか最初は思いましたが、

観終わってみると、気が強いシャーリーよりもサチ・パーカーの方が確かにしっくり来るなと。

それから主人公の女の子まい役の高橋真悠ですが、どっかで聞いたことある名前だな~と

思って調べたら、我が地元出身のローカルアイドルだそうで(;^_^A 

まぁだからどうしたって話なんですが(笑)、やはり地元出身者の活躍は素直に嬉しいですね。

それからキム兄ですが…失礼を承知で言いますが、役者業はもういいんじゃないかなぁ? 

毎回同じような役ばかりで正直見飽きましたよ。演技もハッキリ言ってヘタだし。

今後はどうぞ監督業でがんばってくださ~い。ヽ(;´ω`)ノ





総評。

まぁ悪くは無いです。ただちょっと期待し過ぎた事もあってか、とりたててピンと来るものが

無かったのが残念ですね。

これだったら「おばあちゃんの家」や「天然コケッコー」の方が好きだな、ワタシは。

っつーわけで気が向いたらドゾー。